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  • 二十四節気を味わう旬彩ごはんVol.47
    脱マンネリ!さつまいもレシピ

    Food / 2020.09.22

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    text:Mami Moroi /photo:Masayuki Ichinose /styling:Misako Hirasawa(meifan Inc.)

    今回は「秋分」で、昼と夜の長さが同じになる日。だんだんと秋も深まっていきます。この時期に旬を迎える野菜が、甘くてほっくりした味わいと鮮やかな色が印象的なさつまいも。その魅力を生かしたレシピを紹介します。

    旬の今こそおいしいものを!

    鮮やかな紅色が均一でつやがあり、表面に凹凸やキズがないもの。また、ふっくらしてずっしりと重みを感じるものを選びましょう。両端の切り口に蜜があふれ出ているものもおすすめです。

    さつまいもの下処理

    さつまいもの皮や、皮と実の間には栄養がたっぷり! 鮮やかな色が料理のアクセントにもなるので、むかずにそのまま使いましょう。また、アクを抜くひと手間で、色よくおいしく仕上がります。

    • ▼

      皮ごとよく洗う

      手でごしごしと洗い、皮の汚れを落とす。

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    • アク抜きする

      適宜カットし、水に10分ほどさらしてアクを抜く。

    甘いと辛いのコントラストが楽しい! さつまいもと鶏肉のカシューナッツ炒め

    中華の定番おかずにさつまいもを加えてアレンジ。甘さと食感が抜群のアクセントになり、ごはんもビールもすすむひと皿になります。

    材料(2人分)

    さつまいも…3/4本(150g)
    鶏もも肉…150g
    A酒、しょうゆ…各小さじ1
     片栗粉…大さじ1
    カシューナッツ…50g
    ピーマン…2個
    長ねぎ…1/3本(30g)
    にんにく、しょうが…各少々
    赤唐辛子…1本
    Bしょうゆ、酒、砂糖、オイスターソース…各大さじ1
     水…大さじ2
    サラダ油…適量

    作り方

    ①鶏肉は2㎝角に切り、Aに30分ほど漬け込む。さつまいもは皮付きのまま2㎝角に切り、耐熱皿にのせてラップをし、電子レンジ(600W)で約2分30秒加熱する。ピーマンは2㎝角、長ねぎは2㎝幅に切り、にんにくとしょうがはみじん切りにする。

    さつまいもはあらかじめ電子レンジで加熱し、時短に。

    ②フライパンにやや多めの油を入れて弱火で熱し、カシューナッツを入れてうっすらきつね色になるまで揚げ焼きし、取り出す。

    ③②の油を大さじ2ほどまで減らして中火で熱し、にんにく、しょうが、赤唐辛子、鶏肉を炒める。鶏肉に火が通ったら、ピーマン、長ねぎ、②、さつまいもを加えて炒め合わせ、Bを加えてとろみが出たら火を止める。

    ●調味をアレンジ
    豆板醤を加えてさらにピリ辛に仕上げても。また、しょうゆ、オイスターソースの代わりに、ナンプラーで味つけしてもOK。

    とろとろの柿とチーズをまとったさつまいもが最高さつまいもと柿のクリームチーズピザ

    さつまいもは薄切りにし、香ばしく焼くことで甘さと食感がアップ。秋の味覚同士の柿とは相性抜群。とろけるハーモニーを奏でてくれます。

    材料(2人分)

    さつまいも…1/2本(100g)
    柿(あれば種なし)…1/4個
    クリームチーズ(室温に戻す)…80g
    溶けるチーズ…30g
    市販のピザ生地…1枚(直径20㎝)
    黒こしょう、はちみつ(好みで)…各適量

    作り方

    ①さつまいもは皮付きのまま2〜3㎜厚さの半月切りにする。耐熱皿に並べてラップをし、電子レンジ(600W)で1分〜1分30秒加熱する。柿は4〜5㎜厚さに切る。

    ②ピザ生地にクリームチーズを塗り、①を並べ、上から溶けるチーズを散らし、オーブントースターで10〜15分焼く。黒こしょうをふり、好みではちみつをかける。

    さつまいもは柿と重ね、まんべんなく並べる。

    ●フルーツをアレンジ
    柿の代わりに、洋梨やリンゴでも合う。
    ●チーズをアレンジ
    ブルーチーズなどクセのあるチーズでも美味。

    ナチュラルな甘さのなごみ系スイーツですさつまいもとブラックタピオカの
    ミルクティー風

    さつまいもをシロップ漬けにして、タピオカと合わせました。市販のタピオカミルクティーより、すっきり。少しずつ混ぜ合わせながら、変化していく味も楽しんでください。

    材料(2人分)

    さつまいも…1/4本(50g)
    A水…80ml
     砂糖…10g
    ブラックタピオカ…60g
    甘納豆…40g
    紅茶…2と1/2カップ
    砂糖…25g
    B生クリーム…1/4カップ
     砂糖…5g

    作り方

    ①さつまいもは皮付きのまま5㎜角に切る。小鍋にAを入れて中火にかけ、沸騰して砂糖が溶けたらさつまいもを加え、火が通るまで弱火で10分煮る。粗熱をとり、冷蔵室で冷やす。飾り用に少量とり、さらに小さく切る。

    ②紅茶に砂糖を溶かし、冷蔵室で冷やす。ブラックタピオカは袋の表示通りにゆでる。

    ③Bをボウルに入れ、氷水につけながら7〜8分立てに泡立てる。

    ④グラスにタピオカ、甘納豆、飾り用を残してさつまいもを入れ、紅茶を注ぐ。③をスプーンでのせ、飾り用のさつまいもをトッピングする。

    シロップ漬けにしたさつまいもをグラスに入れる。

    ●紅茶をアレンジ
    ミルクティーやほうじ茶、ウーロン茶で作ってもおいしい。

    教えていただいた方

    吉沼弓美子さん

    フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰。

    まとめ

    さつまいもの原産地は熱帯アメリカ。15世紀にコロンブスによって世界中に広まったとされています。日本へ伝わったのは18世紀。鹿児島県の薩摩地方から全国へと普及したため、「さつまいも」と呼ばれるようになったという説が有力です。特筆すべき栄養は、理想的な割合で含まれているという食物繊維。皮ごと食べることでより多く摂取できます。また、熱に壊れにくいビタミンCも魅力的。さらに、カリウムも多く含まれます。おかずとしてもスイーツとしても活躍する食材なので、もっと食卓にぜひ!

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