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アン「主任、お疲れっすー」 |
いや、まだはじまったばかりだから、疲れてはいないけど、自然文明大好きのアンちゃん。
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アン「いや、今のうちに言っておこうと思って。そんなことより主任、アンちゃん、語りたいことがあるんすけど」 |
ん?なんだい?
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アン「ぐぇ、なんでわかるんすか?主任、やっぱりエスパーじゃないんっすか?」 |
いや、エスパーじゃないから。
前回あんなデッキ渡したんだし、予想つくでしょ。
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アン「あぁ、なるほどっす。超能力も種明かししちゃえば簡単なもんすね」 |
お気に入りの究極進化の話じゃなかったっけ?
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アン「おぉ、あぶないあぶない…。あやうく忘れるところだったっす。 |
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おお、さすがは自然文明大好きのアンちゃん。やっぱり、自然文明の究極進化をえらんだんだ?
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アン「いや、自然文明大好きだから自然文明の究極進化とかそういう単純なことはアンちゃん考えないすよ」 |
あ、そうなの?
まぁ、アンちゃんと言えば自然文明だけじゃなくて、進化クリーチャー全部大好きだもんね。
ってことは、もっと深い理由があって《神羅トルネード・ムーン》選んだってこと?
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アン「一言で言えばそういうことになるっすね」 |
ほうほう。で、その理由とは?
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アン「究極進化で一番パワーが高いのが《神羅トルネード・ムーン》だからっす」 |
うわ、もっと単純な理由だった!
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あ、怒った。
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アン「そりゃ怒るっすよ!パワーの大きさこそクリーチャーの本質。 |
すごい喋ったね。まぁ、でもアンちゃんの言うとおり、たしかにパワーの大きさって最近忘れがちだけど重要だよね、
クリーチャーにとっては。
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アン「そす。男は黙ってパワーっす」 |
アンちゃん、女の子でしょ?
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アン「そす。女もパワーっす。汗かいてベソかいてゴーっす」 |
なんかもうよくわからないから、とりあえず《神羅トルネード・ムーン》のデッキ作ろうか。
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アン「主任、思うんすけど、デッキ作るって、別にわざわざ作る必要なくないすか?」 |
え、なに、急に。宇宙の意志かなんかと交信すんの?
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アン「いや、アンちゃんにそんな能力あるわけないじゃないすか。 |
え、アンちゃんからそんな言葉がでてくると思わなかった。
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アン「そすか?」 |
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アン「しまった…日々に忙殺され、面白さを忘れてしまっていたっす… |
なんでそんなに毎日忙しいのかしらないけど、ただ《神羅ドラグ・ムーン》を《神羅トルネード・ムーン》に
入れ替えるだけじゃよくない、ってのは面白くないからだけじゃないけどね。
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アン「そうなんすか?」 |
うん。
そのために、まずは究極進化を使ったデッキを作る方法をおさらいしよう。
究極進化を使ったデッキを作る時に気をつけたいのは次のふたつ。
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アン「なるほどっす。《神羅ドラグ・ムーン》の場合は、相手の反撃を止めて |
そうそう。それが《神羅ドラグ・ムーン》の場合の1.究極進化の能力をどう活かすか考える。だね。
で、究極進化は、どうしても進化クリーチャーから進化できないっていう軽くない縛りがあるから、
それをどうやって進化させるかを考えなきゃいけない、
もっというと、なんの進化から進化させるかを考えなきゃいけないんだ。
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アン「《神羅ドラグ・ムーン》の場合は、軽いクリーチャーがメインだから、軽いマナ進化や、 |
わかってるね、アンちゃん。
じゃあ、その調子で《神羅トルネード・ムーン》の場合を考えてみよう。
《神羅トルネード・ムーン》の能力は?
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いや、たしかにそうだけど、他にも能力あるでしょ?
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それもでかさのうちでしょ。そのパターン飽きたよ。
《神羅トルネード・ムーン》は自分も能力の対象になるから、実はそれだけでも十分に能力を活かせるんだけど、
せっかくだし、ジャイアントデッキで使いたいよね。
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アン「なるほど、ジャイアントっすか。それはそれはパワーの大きなデッキになりそっすね」 |
パワー重視の今回のアンちゃんにはピッタリでしょ。
というわけで、《神羅トルネード・ムーン》の能力を活かすためにジャイアントデッキにすることが決定。
で、今度は2.の何から進化するか、だけど、ジャイアントの進化クリーチャーは実はすごいんだ。
パワー自慢のジャイアント進化だけあって、
なんと、お互いのバトルゾーンのクリーチャーを1体ずつにしてしまう能力をもっているぞ。
1対1の戦いなら負けないっていう自信の表れだね。
特に、トモちゃんの水進化デッキや、エーツーくんの火水ナイトデッキみたいに
クリーチャーを並べてくるデッキには効果バツグンだね。
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アン「こっから《神羅トルネード・ムーン》に進化すれば、相手がブロッカーだろうが |
《大宇宙シンラ》は実はものすごい勢いでバトルゾーンを整理するクリーチャーだからね。
バトルゾーンが単純であればあるほど、《神羅トルネード・ムーン》のパワーは活きる、
まさに《大宇宙シンラ》は《神羅トルネード・ムーン》に進化するのにピッタリなクリーチャーだってこと。
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アン「なるほど、シンラが神羅(シンラ)に進化(シンカ)するってことっすね。主任、考えたっすね」 |
あ、いや、そういうつもりはないんだけど…
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アン「主任もわかってきたっすね、面白さってやつが」 |
いや、やめて、本当、恥ずかしい。
さて、タダでさえ強力なジャイアント進化だけど、第32弾ではさらに新しい仲間が増えたんだ。
自分の進化クリーチャーが破壊されると、マナゾーンから(このデッキの場合は)ジャイアントを持ってくることができるんだ。
進化が多くなりやすい究極進化デッキにはピッタリのクリーチャーだね。
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アン「でも11マナってずいぶん重いクリーチャーっすね…あ、ソウルシフトってなんすか?」 |
いいところに気がついたね。
《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》はそれだけだと、すごい重いクリーチャーだけど、
ソウルシフトによって、かなり軽く召喚することができるんだ。
ソウルシフトは、進化元のクリーチャー分だけコストが軽くなるという能力。
もともとコストが大きいジャイアントから進化すると、かなりお得な気分になれちゃうぞ!
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アン「なるほどっす。神化編、さすがは進化にはうるさいっすね」 |
そう、その神化編では、さらにこんな進化クリーチャーサポートカードも登場してるんだ。
なんと、山札から好きな進化クリーチャーを2枚持ってこれるという超強力能力!
《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》を2枚持ってくるだけでも十分強い!
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アン「おおー、まさにこのデッキのためのようなクリーチャーっすね」 |
というわけで作り上げたのがこのデッキだ。
| 枚数 | コスト | 文明 | 名前 | 収録弾 |
|---|---|---|---|---|
| 3 | 8 | 自然 | 超神龍バリアント・バデス | DM28 |
| 4 | 8 | 自然 | 大宇宙シンラ | DM28 |
| 4 | 3 | 自然 | 密林の総督ハックル・キリンソーヤ | DM28 |
| 4 | 4 | 自然 | 西南の超人 | DM31 |
| 3 | 7 | 自然 | 神羅トルネード・ムーン | DM32 |
| 2 | 11 | 自然 | 宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ | DM32 |
| 3 | 6 | 自然 | 薔薇の使者 | DM32 |
| 4 | 6 | 自然 | 奇兵の超人 | DM32 |
| 3 | 6 | 自然 | 爆進イントゥ・ザ・ワイルド | DM32 |
| 2 | 2 | 自然 | 進化設計図 | DM32 |
| 4 | 2 | 自然 | フェアリー・ライフ | DM32 |
| 4 | 6 | 自然 | ナチュラル・トラップ | DMC49 |
これが完成したデッキだ。
アンちゃんの要望通り、パワーの大きいクリーチャー山盛りの、超高パワーデッキだぞ!
ちょっとデッキの中のクリーチャーのパワーを足してごらん。
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計算早いね。
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アン「意外な特技っす。しかし、ピッタリっていうのも気持ちいいすね」 |
デッキの動かし方の基本は超単純だ。
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アン「おお、簡単すね。マナ進化から進化させるともっと簡単すね」 |
うん、そのための《奇兵の超人》だからね。
ただ、単純な動きだけに大きな弱点があるのに気がついたかい?
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人類が使えないなら、誰がつかうんだよ。
でも、微妙にあってるね。このデッキの弱点は、パワーが高い=コストの大きいクリーチャーが多いってことなんだ。
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アン「たしかに、ずいぶん重いクリーチャーが並んでるっすね」 |
だから、その弱点をフォローするために、かなり大量のマナ加速カードがはいっているんだ。
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アン「うーん、ちょっといいすか?」 |
なんだい?
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アン「自分、自然文明大好きのアンちゃんなもんで、もちろんマナ加速は大好きなんすけど… |
そう、そうなんだ。それがマナ加速の弱点。
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アン「そうなんすか?」 |
6コストで3マナ加速っていう強力なカードだけど…なんと、こいつはふたつの効果から好きに選択して使う事ができるんだ!
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アン「おお。ってことはマナが十分にあるときは《ナチュラル・トラップ》の代わりにもなるってことすか。 |
しかも、爆進ダブルがついてるから、進化クリーチャーがいれば両方の効果を同時に使用できるんだ。
進化クリーチャーの多いこのデッキにピッタリだね。
さらにコイツもみてくれ!
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アン「でも、破壊されたらマナ減っちゃうじゃないすか」 |
そうもいえるけど、別の見方はできないかな?
減らすマナは山札の一番上に置かれる。
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アン「おおー、マナゾーンの強い方から2枚を連続でドローできるってことっすか」 |
そういうこと。
こういう風に、このデッキにはマナ加速だけじゃない役割をもったカードが多く入っているんだ。
他にも、マナゾーンにいってしまった巨大クリーチャーを《超神龍バリアント・バデス》で利用、ってのも可能だ。
このデッキなら簡単にQ・ブレイカーになるぞ!
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アン「《超神龍バリアント・バデス》は相変わらず派手っすね。ところでひとつ質問があるんすけど」 |
なんだい?
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アン「進化多めのこのデッキなら《進化設計図》強そうじゃないすか。なんで2枚なんすか?」 |
うん、実は進化多くてもこのデッキとはあんまり相性がよくないんだよ。
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アン「そうなんすか?」 |
序盤はいいんだけど、中盤以降は《奇兵の超人》でデッキの中の進化クリーチャーをサーチしちゃってるから、
《進化設計図》の効果が下がってるんだ。
序盤することがなさ過ぎるのも困るから2枚だけいれてあるけど、基本は《奇兵の超人》がメインなんだよ。
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アン「おお。デッキによって使い道がかわるんすね」 |
そういうこと!
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アン「神羅(しんら)だけに知んらないカードってことっすね」 |
なんか、どっと疲れたよ…