松山市で新型コロナウイルスの感染者が急増しています。中村知事は18日、松山市内で新たに6人の感染が確認されたと発表しました。新たな感染ケースは2事例です。
感染が確認されたのは、いずれも松山市内で70代の男性会社役員、20代の無職女性、60代の男性会社員と男性会社役員、20代の男性会社員、40代の男性会社役員です。
このうち70代の男性会社役員と20代の無職女性は、県外に訪れた後に感染が確認された40代会社役員の濃厚接触者。60代の男性会社員と男性会社役員は、感染が確認された県警察協会の関係者の接触者です。
また20代の男性会社員は12日に、40代の男性会社役員は15日に喉の痛みなどを訴え、検査で陽性が判明しました。この2人は新たな感染ケースで、ともに発症前2週間に県外の滞在歴があるということです。
6人は指定医療機関に入院の措置をとっていて、県は濃厚接触者などへの検査を進めています。
松山市では11月以降に感染者が急増していて、今回を含め26人に。県内は144人になりました。
また「GoToEat」キャンペーンに関して、国が会食の利用人数を4人以下にするよう国が都道府県に求めていることについて、中村知事は「県内でクラスターや重症者が多数発生している現状ではない」として、現段階では人数制限を行わない考えを示しています。