情熱あふれる若手議員らの仲間の後押しを受けて、挑戦する決意を固めた、党首選挙。
告示日の20日午後の時点で、立候補要件である県連推薦が得られず、かつ200人以上必要な党員推薦も185人までこぎつけましたが、社民党の改革に向けた徹底した議論を行おうとする多くの方々のご期待に添うことができませんでした。わずか3日間に本当に走り回って、動き回ってくれた仲間の皆さま、励まし続けてくれた皆さまに心から感謝申し上げます。
その一方で、突然の決意に、驚かせて、難しい判断を迫り、ご心配をおかけした皆さま、伊賀市民の皆さまに心からお詫び申し上げます。厳しいご批判も受け止めたいと思います。
ただただ社民党が国民から失った信頼をどのように取り戻すのか。
若者だからこそ、私欲を捨てて損得を抜きに、純粋に挑戦しなければならないのではないか。
この国の政治そのものが、地方分権、地域主権と叫ばれる時代、国会を頂点に地方議会が下位にあるピラミッドのような「かたち」がいいのか。
改革のために、自由闊達な議論ができる場をつくりたかった。厚い壁を前に、そう考えるとやはり残念に思います。
人生で経験したことのない嵐のような、3日間でした。
どうか今後ともご指導たまわりますようお願い申し上げます。
三重県伊賀市議会議員 稲森としなお