新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた飲食店を支援するGoToイートキャンペーンが17日から県内でも始まった。

県内では感染者が増加する中でのスタートとなり、県は県民や飲食店への感染症対策の徹底を呼び掛けている。

県内では17日、全国より1カ月半遅れてGoToイートが始まった。

那覇市東町にある飲食店では朝からキャンペーンのポスターを掲示するなど準備を進めた。

▽しゃぶしゃぶ紺東町本店照屋清義店長『ようやく沖縄県内で食事券が使えるという事で多くのお客さんが来ることを望んでいます』

GoToイートでは、8千円の食事券を購入すると1万円分利用できるなど購入金額の25%が上乗せされ、紙の食事券と電子クーポンの2種類がある。

利用できる店舗はレストランや居酒屋などこれまでにおよそ450店舗にのぼり、事務局によるとこれから更に増える予定。

県内では新型コロナウイルスの感染が広がっている事から、店舗では消毒や換気を徹底するなど感染防止策に努めている。

▽しゃぶしゃぶ紺東町本店照屋清義店長『2つめの質問感染対策もしっかりしていますし個室もあるので是非皆さんに料理を食べに来てほしいと思っています』

食事券は来年3月末まで利用でき、公式ホームページから申請して購入することができる。

ところで菅総理大臣は16日、感染拡大が見られる地域において5人以上の飲食についてはGoToイートの対象外とすることを各自治体の知事に要請していて、玉城知事は関係部局で検討する考えを示た。

GoToイートを所管する事務局は、今週末の3連休で利用客が増加することを想定し、県を交えてどのように対応するか検討することにしている。