アメリカのバイオテクノロジー企業「モデルナ」は、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、有効性が94.5%との暫定結果を発表した。

これはモデルナが16日に発表したもので、暫定的な結果ながら、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で、94.5%の有効性が得られたという。

また、一般的な冷蔵庫の温度にあたる摂氏2度から8度で30日間保管できるため、配布がしやすいという特徴があるとしている。

先週のファイザーに続く発表で、モデルナは近く、FDA(アメリカ食品医薬品局)に緊急使用の許可を求める予定。

日本政府は、2021年9月までに、あわせて2,500万人分のワクチンの供給をモデルナから受ける契約を10月に結んでいる。