岩手県盛岡市内で確認された2つの飲食店のクラスターに関連して、新型コロナウイルスへの感染の確認が続いている。患者は新たに6人増え、県内の累計は75人となった。
盛岡市保健所 矢野亮佑所長
「スーパースプレッダーがいた。短時間利用した中でこれだけ高い割合で患者が出てきている」
盛岡市大通の「ヌッフ・デュ・パプ」では11月7日に店を利用した客の感染が次々と判明していて、その客からのさらなる感染の広がりも確認されている。
県は16日、宮古水産振興センターの20代から30代の男性県職員3人の感染を発表した。
この3人は「ヌッフ・デュ・パプ」を利用し、先に感染が判明している別の20代の男性県職員と宮古市内で11月11日に会食をしていた。
「ヌッフ・デュ・パプ」を利用した男性県職員は無症状だった。
また、11月7日の利用客では20代の男子大学生の感染が確認されている。
盛岡市菜園の「海鮮季節料理おおいし」の関連でも、11月5日に店を利用し感染が確認された客の家族とその客が経営する店の従業員、あわせて2人の女性の感染が明らかになった。
県内のこれまでの累計患者数は75人となった。