茨城県で10人感染 土浦市桜町の繁華街で新たに4人、市職員も
2020年11月16日 19時50分
茨城県は16日、新たに10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県が集中検査をしている土浦市桜町の繁華街では新たに4人の感染が確認され、計39人に。県内の感染者は計977人となった。
10人の居住地の内訳は、土浦市5人、つくば市2人、古河市、守谷市、取手市各1人。
集中検査で、つくば市に住む40代の土浦市役所男性職員▽土浦市の20代の飲食店員の男性▽同市の40代のホストクラブ経営の男性▽同市の20代の無職女性―の感染が判明した。
土浦市などによると、感染した職員は道路管理課に勤務。同僚5人と6日、桜町の飲食店を利用した。市は消毒のため、職員が勤務する本庁4階フロアを17日まで閉鎖し、それ以外は開庁する。
また、古河市の30代男性会社員は、栃木県内の工場勤務の外国人。外国籍の知人が日本から帰国時、陽性が判明し、現地から日本側に感染の連絡があった。
県と水戸市は13人が自宅療養を終えるなどしたと発表。退院などは計774人になった。(出来田敬司)
PR情報