埼玉県で87人の感染確認 クラスター発生の朝霞市の老人ホーム「ラヴィーレ朝霞」で5人目の死者
2020年11月16日 19時58分
埼玉県内では16日、新型コロナウイルスの新たな感染者87人と、死亡2人が発表された。
県は県内在住の80代と90代の女性2人の死亡を発表した。ともに約2週間前に入院し、基礎疾患があった。80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した朝霞市の介護付き老人ホーム「ラヴィーレ朝霞」の入所者で、同施設の死者は5人となった。
県発表の新たな感染者は59人。県の担当者は「感染経路が不明な例が増え、市中感染が広まっている」と述べた。
川口市は12人の感染を発表した。うち4人は市内の特別養護老人ホーム「総合ケアセンター リバー・イン」の入所者で、同施設の感染者は50人となった。また、15日にクラスターの発生を発表した市内の高齢者施設の名称を、デイサービスセンター「いろは苑」と明らかにした。感染者は11人。
さいたま市は9人の感染を発表。また、大宮区の繁華街「南銀」地区で10月21日から行っていた臨時PCR検査を終えた。今月16日時点で614人を検査し、陽性者は8人。陽性率は1・3%だった。
川越市は4人、越谷市は3人の感染をそれぞれ発表した。
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