今回は、ファミマ限定のハイボール缶、隼天(はやて)ハイボールを飲んでみます。

3年熟成のモルトとスピリッツ使用のウイスキーハイボール

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使用しているウイスキーである隼天(はやて)は、2020年2月にファミマ限定で発売されたウイスキーで、南アルプスワインアンドビバレッジが製造しています。

原酒としては3年以上熟成されたモルトを使っていますが、グレーンウイスキーは使われず、代わりにスピリッツを使用しています。


その隼天を使ったハイボール缶が、2020年11月中旬より発売されました。
350mL缶と500mL缶がラインナップされ、アルコール度数は8度にされています。

早速飲んでみます。

丸みのある酸味と甘さが心地よい

hayate_hb1_先に青リンゴとカラメルの甘い香りが広がり、後からモルトと樽の香りも得られます。
味わいは酸味が強めで、甘みはほんのりとした印象です。一方で苦みは抑えられています。

元々の隼天自体も、ストレートやロックではアルコールの刺激や辛味が強く、飲みにくい印象はありましたが、ハイボールにすると辛みが一気に抑えられるため、ハイボール向けと割り切ったほうがいい印象でした。

そういう意味で、ハイボール缶として販売する選択はうまいと思います。

価格も350mLで税込168円、500mLで228円ですので、トリスやブラックニッカクリアのハイボールよりもお求め安くなっています。

<個人的評価>

  • 香り C: 青リンゴ、カラメルの甘い香りが先行し、奥からモルトや樽の香りも感じられる。
  • 味わい B: 酸味が前に来るも柔らかく、甘みが軽く後押しをして心地よい印象。
  • 総評 B: お買い得感が高く、甘みがあって飲みやすく、常飲できるハイボール缶。