長く続いた戦国武闘会。 その決勝戦を戦う2枚のカードによる超ど派手で超カッコイイデッキで、第31弾がどんなに驚きのセットか、 その片鱗だけでも実感してもらえたんじゃないかと思うんだ。 そして、31弾は、発売前の情報を元にすでにこの決勝戦特集の前にも2回デッキを紹介しているよね。
これらのデッキも、31弾の全貌が明らかになったことで、 ますます強力なデッキに改造することができるようになったので、ぜひともチャレンジしてみてもらいたい。 例えば、Vol.43で紹介した『THE FINALクラッシュデッキ』の場合、この記事では侍流ジェネレートした《超銀河剣THE FINAL》をクロスするために《フルスロット・サージェント》を使用しているけど、31弾で登場した《聖装 ネビュラ・ウイング》さえクロスしてしまえば、どんなクリーチャーにも《超銀河剣THE FINAL》をタダでクロス出来ちゃうんだ! だから、水文明にこだわらない、まったく別の形の『THE FINALクラッシュデッキ』だって登場するかもしれない。 今回、光文明にもサムライが登場したことで、 光文明を中心にすることだって可能なんだ。ぜひとも挑戦してみてくれ!
そう、この戦国編で新登場したこのふたつの種族は、いくらでも専用のデッキを作れるくらい驚きのギミックなんだ。 もちろん、戦国編で登場したのはこのふたつの種族だけじゃない。 驚くぐらいたくさんのギミックが盛り込まれ、どれもこれも専用のデッキを作りたくなるぐらい魅力的!それが戦国編だ! そして、この31弾ではこれまでの文明の枠を超えてサムライ・ナイトが登場したのをはじめとして、 戦国編で投入されたギミックの集大成とも言えるセットとなっているんだ! そこで今回の開発部は、31弾を余すところ無く楽しんでもらうためにも、これまでに紹介してきたデッキと記事を追いかけながら、 30弾までの戦国編のおさらいをしちゃおう!って考えたんだ! ぜひとも、今回の記事で戦国編のおさらいをして、第31弾を2倍も3倍も楽しんじゃおう!
なんで、超強力カードである《母なる紋章》と《ソウル・アドバンテージ》が1枚ずつしか入ってないんだって?
なぜ、こんな超強力カードが1枚しか入っていないか?答えは簡単だ。 そう、この2枚は、超強力なカードだけに与えられる名誉の称号「殿堂」カードとなったことで、 4月15日からデッキに1枚までしかいれられなくなるんだ。 くわしくはこちらを確認して欲しいんだけど、ここでもちらっと紹介しておくね。
さらに、殿堂よりもさらに強力な、最上級の称号、「プレミアム殿堂」にも2枚のカードが追加されたぞ。
この2枚は、もうデッキにいれることのできない、文字通り伝説のカードとして デュエル・マスターズの歴史で語り継がれることになるんだ。
第31弾での新カードによるインパクトだけでなく、殿堂カードの追加によって、 これからは、さらに新しい世界が広がることになったんだ! 今回、振り返っていくデッキに、これらの殿堂ルールで使えなくなっているデッキがあれば、 その新しい改造方法のヒントもちょっとだけ教えていっちゃうぞ!
様々な要素がひしめいている戦国編だけど、 やっぱり一番最初に伝えなきゃいけないのは、戦国編第1弾である28弾から全体の中心として活躍しまくっているふたつの新種族だよね。 28弾で登場したサムライの特徴は、ズバリ、クロスギアとの魂の共振現象! そう、魂を高めに高めた武士の心を持つサムライは武器のエキスパート! クロスギアと魂を共振させることで、 お互いの能力を最大まで高めることができるんだ! その一番の特徴となるのが、サムライだけの能力サムライ流ジェネレート!ほかにも《羅神兵デュアル・又左》のように、アクセル能力などで、 クロスギアとの関係の強さを示しているカードもあるんだ! さらに、29弾・30弾と進むにつれて、 サムライとクロスギアの魂はますます共振していくんだ!
そして、例えば《相撲Dr.ウンリュウ》のように、デッキの中にクロスギアを増やせば増やすほどその能力が強化されたり《維新の超人》のように、マナゾーンからサムライ・クロスギアを引っ張り出してクロスしたりと、その関係は色々なバリエーションがうまれるようになっていったんだ! そのバリエーションの豊富さも、31弾では最高潮に達したんだ! これまでサムライは火・自然・水の3文明に存在する種族として割り当てられていたんだけど、31弾でついに闇・光文明のサムライクリーチャーが登場! これで、文明の制限を気にすることなく、よりバラエティ豊かなサムライデッキを作っていけると同時に、これまでのサムライデッキにも、他の文明のカードを足してさらにパワーアップさせることも可能になったんだ! ぜひとも、31弾でさらなるサムライの魂の共振現象を体験してほしい!
そんなバリエーション豊かなサムライをテーマにしたデッキを紹介しているのが、この記事だ!
ちなみに、Vol.10のデッキには当時すでに殿堂カードだった《母なる大地》が1枚入っているけど、 これはそのまま《母なる紋章》に入れ替えてオッケーだ! Vol.33のデッキにも、進化クリーチャーである《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》を使いやすくするために 《母なる紋章》が投入されている。 こっちは、お守り代わりに1枚を残したら、追加の1マナクロスギア《覇翼 フェアリー・アクセラー》など、 このデッキの長所を活かせるカードに交換してみよう!
サムライと同時に28弾で登場した新種族であるナイト。 サムライがクロスギアと魂を共振させるように、ナイトは呪文と華麗に両思い!そう、ナイトは呪文を使う助けになるクリーチャーが多く、そして、なんとナイトの種族をもった呪文が登場するぐらい呪文もナイトを愛しているんだ! そんなナイトと呪文の関係が華麗に表現されているのが、ナイト・マジックという新能力。もしもバトルゾーンにナイトがいれば、なんとナイト・マジックを持った呪文は倍の効果を発揮してくれるんだ! 例えば、ここで例に挙げた《魔弾オープン・ブレイン》の場合、ナイトがいなければ5マナで2枚ドローとちょっともの足りない呪文だけど、ナイトがバトルゾーンにいれば5マナで4枚ドローという超強力な呪文に早変わりするんだ! こんな風に、タダでさえ強力な呪文を、その両思いパワーで必殺技にまで昇華させてくれるのがナイトという種族の特徴!したがって、これまでに開発部で開発してきたナイトデッキも、いかにナイトに華麗な必殺技を炸裂させるかをメインにデッキを作り上げてきたぞ!
これらのデッキでは、Vol.11の《ソウル・アドバンテージ》やVol.24の《英知と追撃の宝剣》といった殿堂カードとなった呪文を複数入れて必殺呪文としているけど、今回これらが殿堂カードになったのをきっかけにぜひとも君だけのオリジナル必殺呪文を見つけ出してみて欲しい! もともと呪文を強力に使いこなすのがナイト、 きっと、君が選んだ呪文も想像以上の必殺技として炸裂させてくれるハズだ! そして、サムライクリーチャーが光・闇文明に登場したように、それまで光・水・闇文明に存在していたナイトが、31弾では火・自然文明にも進出!これまでは、呪文を必殺技として使っていたナイトたちが、ついに、呪文のバックアップで自分たちを必殺技として突進していくようになったのだ! その強烈さはすでにVol.46でもお伝えしている通り! ぜひともナイトの新時代を君の手で体験して欲しい! ちなみに、このデッキで紹介している《暗黒皇グレイテスト・シーザー》は 実はVol.36で紹介している《魔光蟲ヴィルジニア卿》とも相性ばっちり!
ほかにも、ギャラクシー・マスターにむけての分析記事の中でもナイトデッキは紹介しているぞ! こちらも《ソウル・アドバンテージ》が2枚入っているので1枚はオリジナル必殺呪文に入れ替えよう! 28弾で一気にふたつも新種族を前面に押し出した戦国編だけど、戦国編のインパクトはこれだけじゃ終わらない!
シノビの一番の特徴は、なんといっても その能力であるニンジャ・ストライクだ! これはニンジャ・ストライクという文字の横に書いてある数字と同じだけマナゾーンにマナがあれば、あいてのクリーチャーが攻撃した時かブロックした時に発動させることのできる能力なんだ! じゃあ、どんな能力かっていうと…なんと、手札からコストを支払わずにバトルゾーンにクリーチャーを出せちゃうって能力なんだ!ただ、残念ながらターンの終わりに山札の一番下に戻っていっちゃうから、バトルゾーンのクリーチャーの数を増やす事はできない。それじゃあ、意味が無いじゃん、って思うのはまだ早い。 そう、ニンジャ・ストライクを持つシノビのほとんどはバトルゾーンにでてきた時の能力を持っているんだ! つまり、バトル中にちょっとした呪文みたいに使えるってこと。 さらに《光牙忍ハヤブサマル》は、マナを使わないで防御を強化できるってことで、コンボデッキなどが序盤の時間を稼ぐのにも、もちろんピッタリってわけ。
そんなシノビの魅力満載のデッキがこれだ!
そんな強力な《光牙忍ハヤブサマル》だけど、全部のシノビが《光牙忍ハヤブサマル》+αになったらすごくない? っていう夢を叶えてくれたのが30弾で登場した新カード、城だ! というわけで、城について説明するためにも、シールドの新しい可能性についてもみてみよう!
ここまで戦国編で登場し、大々的に強化されてきた新種族、 サムライ・ナイトそしてシノビについて解説したデッキを伝えてきたんだけど、 戦国編で強化されたのは、これらの種族だけじゃない! もちろんたくさんの側面がバシバシ強化されたのが戦国編なんだけど、 そんな中でも、最も僕が注目してたくさんのデッキを紹介してきたのがシールドの強化、シールドの新しい世界なんだ! それまではシールドの強化といっても、シールドの枚数を増やしたり、シールド・トリガーを仕込んだり…なんていう方法しか無かったんだけど、 戦国編では一気にその選択肢が増えたんだ。
まず28弾で登場したのが、シールド・プラスとシールド・フォースのふたつの新能力。 シールド・プラスはシールドの自分を守ってくれる枚数は増えないけど、実際にブレイクされる枚数は増えるというほんのちょっとだけお得な能力。だけど、ほんのちょっとといってもブレイクされて増える手札も2倍なら、トリガーする確率も2倍と馬鹿にできない能力なんだ。なんてったってほんのちょっとお得な分、コストもお得なのが魅力的。 そして、シールド・フォースは指定したシールドがある限りっていう、 ちょっともろい限定的な条件の代わりにコストのわりに強力なクリーチャーが呼び出せる能力なんだ。 このふたつが組み合わさることで、シールドそのものを戦略的に活用することができる! とびっくりした僕が驚きのあまりつくりあげたのがこのデッキたち!
Vol.21のデッキには《母なる大地》がはいっているけど、これも1枚なので《母なる紋章》に入れ替えオッケーだ! もちろん、シールドトリガー主役のデッキなので、トリガーを減らさないために4枚目の 《ナチュラル・トラップ》追加などもオッケーだ!
そして、そんなシールド新時代への期待をうけてか、 30弾で満を持して登場したのが、第4のカードである城なんだ。 城は、今までの他のどんなカードとも違って、なんとシールドゾーンに登場するカード。シールドゾーンにあるシールドを1枚選んで重ねることで登場するぞ。 ちなみに、この登場の仕方を要塞化っていうんだ。 城は要塞化している間、書いてある能力を発揮し続けてくれるという 非常に特殊なカード。今までのシールドを巡る攻防に、さらに要塞化された城を巡る攻防が加わることで、ついにシールドは新時代に突入したんだ! しかも、登場した城がどれもこれも強力なカードばかり! というわけで、30弾特別編として送ってもらったふたつのデッキの他にも、僕自身も水文明の城《海底鬼面城》を使った速攻デッキを作ったんだ!
そんな新しいカードに対するワクワクドキドキが詰まったデッキがこのデッキたちだ!
もちろん、城は31弾でもまだまだ健在!なんてったって、新しい城が登場しただけじゃなく、城が要塞化された時や、 シールドゾーンにある城の枚数が多ければ多いほどパワーアップするカードが登場したんだから! 例えば、このVol.41の《海底鬼面城》デッキの場合、もしかしたら《T2・オガプー》なんかが入るかもしれない。 《T2・オガプー》は、城がシールドゾーンに置かれた時に、カードを1枚ひくか、相手のクリーチャーを 手札に戻すという強力な能力をタダで使えちゃうカード。 しかも《海底鬼面城》と相性のいいサイバーロード!ぜひとも試してみよう! と、ここまで戦国編の目玉であるサムライ・ナイト・シノビのみっつの新種族と、 新カードである城のデッキを解説した記事を紹介してきたんだけど、戦国編の魅力はまだまだまだまだあるんだ! もう、全部詳しく説明していたら日が暮れても僕の資料整理が… おっと、長くなりすぎてみんなも読むのがつかれちゃうと思うから、簡単にデッキの解説を載せておくぞ! どれも戦国編の魅力がつまったデッキなので、興味があったらぜひとも、記事のほうをチェックしてみてくれ!
戦国編で新しく登場した能力のひとつがマナ進化だ! 今までの常識を破り、マナゾーンのクリーチャーから進化するこの能力。 バトルゾーンに進化元がいる必要がないので、 まるでマナを減らしながら登場するスピード・アタッカーのように活躍できるんだ! 開発部の記事では、キサナドゥとイエスマンが持ってきた30弾スペシャルデッキ、 マナ進化GVの《超神星 DEATH・ドラゲリオン》デッキを紹介したぞ! ちなみにこのデッキでは、加速したマナを有効活用し、そのまま《超神星 DEATH・ドラゲリオン》を登場させるために 《母なる紋章》を4枚投入しているんだけど、繰り返すように殿堂入りによって、このコンボに頼りすぎることはできなくなったんだ。 だから、お守り代わりに《母なる紋章》は1枚残しつつ《鼓動する石版》でマナ加速して、 できるだけ早く《カラフル・ダンス》を打てるようにするのもいいかもしれない。 なんにしろ、もともと自然文明のカードが少なめなデッキなので、確実に《カラフル・ダンス》を打つためにも、 入れ替えるカードはできるだけ自然文明のカードにしよう! さらに戦国編で加わった特徴的なカードとしてぜひ紹介しておきたいのが、JKシリーズのカードたちだ! このJKシリーズのカードたち、何らかの形でジャンケンをする効果があって、 当然ジャンケンに勝つと、お得な能力が発動する、ってカードなんだけど、JKシリーズのすごいところは、 相手が○○をだしたら××するっていう能力がついているところなんだ。 例えば、《JK兜 パッパラ・ベンケイ》の場合、ジャンケンに勝つとマナゾーンからサムライをだすという 強力な能力をもっているんだけど、相手がチョキを出すとマナゾーンのカードを増やすことができるんだ。 つまり、名前の通りパーをだしていれば、最低でもマナゾーンのカードを増やす能力がつかえちゃうってわけ。 ちなみに、このデッキは父ちゃんの代名詞である《母なる大地》が1枚入っているけど、 ここの部分は《母なる紋章》1枚に変更可能だぞ!
さらに戦国編で追加された新要素といえば、ヒーローズカード! この大人気のヒーローズカードにあわせた火単デッキも紹介しているぞ! 29弾には+1DREAMも登場!Vol.17とあわせて、ふたつの闇単色デッキを紹介しているので、こちらもチェックだ! これら単色のデッキも、31弾で強化するカードが登場しているかもしれない。 単色ファンの君は、ぜひとも目を皿のようにして、カードを探してみてくれ! そう、29弾に+1DREAMがあったように、戦国編と平行して販売された商品も、戦国編を語る上では欠かせないぞ。
この超強力でカッコイイふたつのスーパー・デッキ・クロスも
29弾までのカードを使用すれば超パワーアップしたし、
さらに、忘れちゃいけないのが、戦国編で登場したヒーローズカードをさらに パワーアップさせたセットであるヒーローズ・クロス・パックの存在だ! というわけで、ヒーローズ・クロス・パックのカードから《超竜騎神ボルガウルジャック》をピックアップし、 次世代WHFの入場特典だった《闘龍鬼ジャック・ライドウ》と組み合わせたデッキがこれだ! ちなみに、このデッキには《母なる紋章》を活用して《極仙龍バイオレンス・サンダー》を呼び出す、 っていうコンボが内蔵されていたけど、これもやっぱり今回の殿堂で《母なる紋章》を1枚に減らす事になるんだ。 しかし、ぜひとも《極仙龍バイオレンス・サンダー》をよびだすという夢は保持したい! というわけで、マナゾーンから直接呼び出すことはできなくても、むしろ手札から直接呼び出せるくらいに マナを用意できるデッキになっているぞ! むしろ、マナゾーンに行ってしまった時にどうするか… というのが一番の問題点になるので、《スペース・クロウラー》や《カブラ・カターブラ》みたいな、 マナゾーンのカードを手札にできるカードで補ってみるといいかもしれないぞ! さぁ、ここまでかなり駆け足でだけど、戦国編のこれまでの歩みと、ついでに開発部のこれまでの記事を紹介してきた。 そう、たしかに戦国編の全カードは出揃った。 だけど、だからこそ、戦国編のすべてを見渡した上で戦国編を活かしまくった、君のデッキ構築のはじまりなんだ! 秘密の組織であるはずの開発部に、ショーとDr.ハギーは来るわ、ガルドのメンバーまで乗り込んでくるわ、 タカラトミーから荷物は届くわで、実は全然秘密の組織じゃないんじゃない?実は・・・ これじゃ、ゆっくりデッキも作ってられないよ…やっぱ、開発部は秘密の組織じゃなくちゃなぁ… 引っ越しの準備のために、次回の開発部の記事はお休みさせてもらうけど、 4月10日からはさらにパワーアップしたニュー開発部(仮)の姿をお見せするぞ!