眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!
強力カード連発で、デュエル・マスターズの世界の勢力図を大きく塗り替えた戦国編もこの31弾で最後!
そして、31弾は最後のセットにふさわしく、これまでの戦国編の集大成であるとともに、
驚きの超絶カードが山盛りのセットとなっているんだ!
さらに!背景ストーリーでも戦国武闘会が最終局面に突入!長年にわたる戦いの決着がついにつけられる!
というわけで、この最終決戦を前にテンションが上がり切っちゃった僕は、
この決勝戦をたたかうふたりの猛者を使用したデッキを構築しちゃおう!と考えたんだ。
そう、今回の開発部は、31弾発売を記念して二本立てで送り届けちゃうぞ!
戦国武闘会で最後まで戦い抜いたふたりのデッキなのだから、もちろん、びっくりするほど強力なデッキができあがったんだ。
なんせ、戦国編を代表するこの二枚の名前を連想させるんだからね!
そう《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》と《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》だ!
そして、持っている能力も、まさにこの切札級のカードふたつの能力をあわせた超弩級の切札となっているんだ。 |
《超聖竜シデンギャラクシー》は、ドラゴン、もしくはエンジェル・コマンド2枚から進化する進化Vクリーチャー。
そして、メテオバーンによって、これらふたつのカードの能力を発揮することができるんだ!
メテオバーンしたカードがドラゴンだった場合《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》の能力が発動! そう、アンタップすることで、あの驚愕の2回攻撃を実現することができるんだ!
残念ながら、メテオバーンはそのターンに最初に攻撃する時にしか使えないので、進化Vで2体のドラゴンから進化し、
メテオバーンを2回使って3回攻撃だ!とはいかないけど、過去の2回攻撃クリーチャーたちをみても、
この能力が驚くほど強力なのはわかってもらえると思う。
そして、メテオバーンしたカードがエンジェル・コマンドだった場合は、
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》の能力が発動する!
これで、シールド・トリガーで《デーモン・ハンド》などがでてくることを心配する必要はなくなるぞ!
残念ながら《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》とちがって、手札に戻されたり山札に戻されてしまう効果を
なくすことはできないが、それでも破壊されない効果は圧倒的に強力。攻撃だけじゃなく、守りも万全なんだ。
こんな強力な《超聖竜シデンギャラクシー》。当然、バトルゾーンに召喚することにさえ成功すれば、
一気にゲームを決めてくれる切札になること間違いなし!
なんてったって、T・ブレイカーによる2回攻撃は相手の5枚のシールドをひとりで葬り去ってくれちゃうんだからね!
というわけで《超聖竜シデンギャラクシー》はバトルゾーンにでれば強力なクリーチャーなのはわかってもらえたと思う。
ということは《超聖竜シデンギャラクシー》を使用してデッキを組む上で考えなければならないのは、
進化Vである《超聖竜シデンギャラクシー》をどうやってバトルゾーンに呼び出すか、ってことになるんだ。
進化Vは、2枚のクリーチャーから進化する、ってことは、当然2枚のクリーチャーを呼び出したあとで、
さらに《超聖竜シデンギャラクシー》を呼び出さなければならない。 《超聖竜シデンギャラクシー》をバトルゾーンに呼び出す準備にはものすごく時間がかかってしまうんだ。
そして《超聖竜シデンギャラクシー》が進化する元になる種族は、ドラゴンと、エンジェル・コマンド。
そう、どちらも切り札級の強力種族だけど、それが故に非常にコストの大きい種族なんだ。
つまり《超聖竜シデンギャラクシー》に進化させるためには、ほかの進化Vクリーチャーに比べても、
もっともっと準備に時間がかかってしまうって事なんだ。
非常に重量級なドラゴンをいち早くバトルゾーンに並べるためには、
やはりマナの加速やコストの減少を狙わなければならない。
もちろん、自然文明のマナ加速カードを使ってもいいんだけど、今回はせっかくドラゴンデッキなのだから《コッコ・ルピア》を使用することで一気にコストを軽減しての高速召喚を目指すことにしたぞ。
マナ加速に比べてコスト軽減が優れているのは、1ターンに複数のカードを使用した時。《超聖竜シデンギャラクシー》も《コッコ・ルピア》でコストが軽減されるから、1体だけドラゴンかエンジェル・コマンドがいる時に、進化元の追加のドラゴンを召喚した余ったマナで一気に《超聖竜シデンギャラクシー》に進化させるのも夢じゃない。
対戦相手の度肝を抜いてやろう!
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3ターン目に《コッコ・ルピア》を出せれば、
4ターン目には6マナまでのドラゴンをバトルゾーンに出せてしまうから、その後の展開になんの心配もいらないけれども、
3ターン目に《コッコ・ルピア》を出せなかった時には、4ターン目にできることがなくて困った!なんてこともあり得ない話じゃない。
そんな場合に備えて、4マナのエンジェル・コマンドとして《神令の精霊ウルテミス》を投入しよう!序盤から着実に進化元をバトルゾーンに出していくことが可能になるぞ。
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こんな風に、進化元を用意するのに苦労してしまうのが《超聖竜シデンギャラクシー》の弱点なんだけど、アーマード・ドラゴンの進化クリーチャーだっていうのは決して悪いことばかりじゃない!
そう、あの《闘龍鬼ジャック・ライドウ》の能力で山札から探し出してくることが可能なんだ!もちろん《闘龍鬼ジャック・ライドウ》だって《超聖竜シデンギャラクシー》の進化元として優秀すぎるくらいに優秀だし、なによりコストが重くてマナゾーンにチャージし続けなければいけないこのデッキで、手札を減らさないで進化元を増やせるのは超すばらしい!
《闘龍鬼ジャック・ライドウ》にまた新しい可能性が生まれてしまったね。
というわけで《コッコ・ルピア》でコストを軽減しつつ《闘龍鬼ジャック・ライドウ》で《超聖竜シデンギャラクシー》をサーチしてパーフェクトにボルバルった一撃を決めちゃおうっていうデッキの骨組みは完成した。
あとは、進化元となるドラゴンとエンジェル・コマンドを決めていくだけだ。
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あれ?そういえば、進化元にならないからチェックしてなかったけど《超聖竜シデンギャラクシー》には
もうひとつ種族があったような…一体なんだっけ?
あ、サムライか…
《超聖竜シデンギャラクシー》のメテオバーンは、基本的には《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》能力か
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》能力の両方を一気に使ってしまうと、タマギレとなってしまう!
そう《聖霊龍騎アサイラム》から進化した《超聖竜シデンギャラクシー》は、破壊されることなく2回攻撃しても、
まだまだメテオバーンする余力を残すことができるんだ!
偶然にもマスターピースに巡り会った僕が作り上げたのがこのデッキ。
基本的な動かし方は超単純。
・3ターン目に手札に《コッコ・ルピア》がいればバトルゾーンにだす。
・4ターン目以降は進化元となるドラゴンとエンジェル・コマンドを並べていく。
・2体以上並んだら《超聖竜シデンギャラクシー》をバトルゾーンに!
これだけで、相手のシールドを一気に壊滅することが可能だ!
この時に、できれば《超聖竜シデンギャラクシー》のお供となるクリーチャーを1枚以上バトルゾーンに用意できると、
そのターンに一気にダイレクトアタックを決めることができて、かなりお得な気分になれるぞ。
そういう意味でも《コッコ・ルピア》はこのデッキのキーとなっているカードなんだ。
そして、進化元が《聖霊龍騎アサイラム》だったら、
超《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》モード発動、ってわけ。
この2種類のシールド・トリガーとニンジャ・ストライクによって、
相手の序盤の攻撃はかなりしのぎきることが可能になるんじゃないかと思う。
さらに、これらのシールド・トリガー+手札に戻すカードは、クリーチャーなので《超聖竜シデンギャラクシー》が
全てのシールドをブレイクした後のダイレクト・アタックをするという役目も担ってくれるぞ! |
というわけで、今回は序盤から中盤にかけての防御を重視したために、水文明を追加してのデッキ構築となったけど、もちろん、それだけが正解じゃない!
実は、ドラゴンとエンジェル・コマンドの両方の種族を持ったカードは《聖霊龍騎アサイラム》以外にも存在するんだ。
それが《魔光死聖グレゴリアス》だ!
しかも、両方の種族を持っているだけでなく、4マナという《神令の精霊ウルテミス》とならぶ軽量クリーチャーでもあるんだ!
両方の種族を持ったクリーチャーってだけなら《龍聖霊ウルフェウス》なんてクリーチャーも、いるけど、こちらのコストが7マナだってことを考えると、進化元として《魔光死聖グレゴリアス》がどんなに優秀かわかるだろう。
今回は闇文明よりも水文明を追加する方法を選択したけど、場合によっては闇文明での構築も狙ってみる価値はあるかもしれない。
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《デーモン・ハンド》のような優秀シールド・トリガーや《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》のような
軽量ブロッカーで序盤をしのげば、よりパーフェクトシデンモード突入率のアップしたデッキが完成するぞ。
ちなみに、シデン…シーデン…デーシン…デーモン…とかは一切思いついたりしてないから安心してくれ!
ドラゴンもエンジェル・コマンドも、サポートするカードが数多く存在する種族なので、
さまざまな方法で《超聖竜シデンギャラクシー》を使うことが可能だぞ。
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そう、ヒーローズ・クロス・パックも含めると《スーパー・スパーク》と《聖霊龍騎アサイラム》そしてメイン切り札の《超聖竜シデンギャラクシー》以外のカードを全てヒーローズ・カードにして構築することが可能なんだ!
戦国編の最終ヒーローともいえる《超聖竜シデンギャラクシー》をサポートするデッキとして、こんなにふさわしい手段はないよね!そう、まさにデッキ全体がヒーローといっても過言ではないだろう!
こうなってくると《超聖竜シデンギャラクシー》がヒーローズ・カードじゃないのが残念なくらいだ。うん、残念残念。
なにはともあれ《超聖竜シデンギャラクシー》は戦国編最後のヒーローだけに、使いこなしたときの爽快感と圧倒的なパワーは間違いない!
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もちろん、 Vol.46では、もうひとりのヒーローを大活用したデッキを作っているので、こっちも必ずチェックしてくれ!
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