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Vol.43 超銀河級クロスギアを活躍させろ!THE FINALクラッシュデッキ!
眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!

先月発売のコロコロコミックはみんなチェックしたかな?

ご存じない?
ならば、即チェックするべきだ!
なんてったって戦国編最後となる31弾のカードが先行紹介されているんだからね!

火文明のナイトのように、今までの戦国編でパワーアップしてきたカードの
最終形態がついに明かされようとしているんだ!

僕も、もちろんチェックしたんだけど、そこで紹介されていた中でも、
最高にかっこよくて、最高に強烈なパワーを持ったカードがあった
んだ。

どれぐらい強力かって?
超世界級?
いや、超銀河級に決まってるだろ!

超銀河剣THE FINAL

ワールド(世界)・ブレイカーを超える新能力、それがギャラクシー(銀河)・ブレイカー!

ワールド・ブレイカーは、対戦相手のシールドを何枚あっても
一撃ですべてブレイクするという超絶能力!
まさに、世界をブレイクするという名前にふさわしい能力だ。


じゃあ、それを超える、銀河をブレイクする能力ってどうなるんだよ?って思うよね?
対戦相手のシールドをすべてブレイクするんじゃ、
もうブレイクできるシールドが残って無いじゃないか
って思うよね?

まだ、ブレイクできるシールドは残っているじゃないか!
君のシールドが!

オッケ−、残ってるならブレイクしよう!
というわけで、ギャラクシー・ブレイカーは、
相手・自分を問わないで、すべてのシールドをブレイクする
んだ!


銀河をブレイクの名に恥じないこの能力!
自分のシールドをブレイクしてどうするんだ?って、そんなのとにかく後で考えればいいんだよ!

とにかく、全部ブレイクって、超カッコイイじゃないか!
超カッコイイなら、嬉しくなってデッキ作りたくなっちゃうのが僕、てなわけで、
今回はこの《超銀河剣THE FINAL》を使用したデッキを考えてみちゃうぞ!



■《超銀河剣THE FINAL》の特徴
今回の開発部は《超銀河剣THE FINAL》のデッキを作る、ってところまでは決定。
その為には、まず《超銀河剣THE FINAL》の特徴をきっちり把握しておく必要があるぞ。
使いたいカードがあって、それをメインとしたデッキを作るためには、
その特徴をチェックするのは基本中の基本
だね。

《超銀河剣THE FINAL》の特徴は、大きく分けると、ふたつだ。
1.ジェネレートに10マナ、クロスに10マナとコストも超銀河級!
2.クロスしたクリーチャーはすべてのシールドをブレイクと効果も超銀河級!
このふたつの特徴をどう活かしていくか、っていうのがデッキを構築するためのポイントだ。

それじゃあ、1.のジェネレートとクロスに10マナかかるっていう部分から見ていこう!
さて、この10マナかかるっていう部分、もちろん《維新の超人》みたいに、
マナコストが大きいことがプラスに働くカードもあるんだけど、
基本的にはコストが大きい=マイナスだよね。

だから、このマイナス部分をどうやってフォローするか
っていうのが《超銀河剣THE FINAL》を使ったデッキを構築する上でポイントになるんだ。

ここで、この10マナという部分をフォローする方法はふたつある。

1.10マナ払う!
2.10マナ払わない!
いや、なにいってんだ、って顔しないで!
だって、払うか払わないかしか方法なんて無いじゃない!

まず、10マナ払う方法だけど、これは非常に簡単だ。
つまり、マナゾーンに10枚マナをチャージしてしまえばいい。

これを普通にやると、10ターンもかかってしまう。
一刻も早く銀河したい僕にとって10ターンはあまりにも長すぎる!

そこで、マナゾーンにカードを並べる方法を考えるわけだ。
その方法はこれまでの開発部の記事でもいくつか紹介してきたよね。

たとえば、Vol.38で紹介した《青銅の鎧》に、《腐敗無頼トリプルマウス》《無頼勇騎ウインドアックス》といった、自然文明のマナ加速クリーチャーを詰め込みまくる方法があるよね。

この方法だと《超銀河剣THE FINAL》クロスするためのクリーチャーも同時に準備することができるから、
《超銀河剣THE FINAL》をジェネレートしたけどクロスするクリーチャーがいない!なんて悲しいことになりにくい。
青銅の鎧


偉大なる恵み 他にも、Vol35で紹介した《カラフル・ダンス》《偉大なる恵み》のコンボを利用した方法もある。

クロスするクリーチャーを用意できない、っていう部分ではマナ加速クリーチャーを使う方法よりも劣っているように見えるかもしれないけど、マナの爆発力で言えばこっちの方法の方が格段に上だ!

《超銀河剣THE FINAL》みたいに大量のマナが必要なカードなら、この爆発的に増えたマナも活用しきれちゃうってわけ。

それじゃあ、10マナ払わない場合ってどうするの?って思うよね。

これは、超簡単。


そう、戦国編でサムライが手に入れたスーパー能力、侍流ジェネレートを使えばいいんだ!

クロスギアと魂の共振現象を起こすサムライだけがもつ
侍流ジェネレート。
バトルゾーンにでた時に、手札のクロスギアを出せるこの能力を活用すれば、どんなにコストの重たいクロスギアだって、楽々とジェネレートできちゃうってわけだ。しかも、当然クロスするクリーチャーもいるっておまけ付き。

たとえば《アクア・ツバメガエシ》を使えば、10マナの《超銀河剣THE FINAL》が4マナでジェネレートできちゃう上に、次のターンに《アクア・ツバメガエシ》にクロスして、ギャラクシー・ブレイカーできちゃうってわけ!


って、あれ?
アクア・ツバメガエシ


ジェネレートはお得にできても、クロスするのにはマナがかかっちゃうじゃないか!
5ターン目に10マナなんてあるわけないよ!

大丈夫!安心してくれ!
もちろん、そこも考えているよ。

フルスロット・サージェント せっかくジェネレートをお得にしたんだから、ここはクロスもお得にしちゃおう、ってわけで《フルスロット・サージェント》先生の登場だ!
この《フルスロット・サージェント》のアタック・トリガーを使えば、どんなに重たいクロスギアだって、ちょちょいのちょいでお手軽にクロスできちゃうわけだ。
たとえば、3ターン目に《フルスロット・サージェント》を召喚し、4ターン目に《アクア・ツバメガエシ》《超銀河剣THE FINAL》を侍流ジェネレートすれば、そのまま《フルスロット・サージェント》《超銀河剣THE FINAL》をクロスできちゃう!
次のターンには《フルスロット・サージェント》でアタックしてギャラクシー・ブレイク、そのまま《アクア・ツバメガエシ》でダイレクトアタックなんてことも可能なんだ!
お、これ、かっこいいね。


というわけで、今回の《超銀河剣THE FINAL》デッキでは、この方法を採用してデッキを作っていくぞ。
こういう風に、カッコイイけどコストが重すぎるよ…ってカードを使いたい時には、
なにか裏技がないか今までのカードをチェックしてみるといいぞ。


さて、じゃあ《超銀河剣THE FINAL》でギャラクシー・ブレイクすることはできる、
ってところまで話は進んだんで、次はギャラクシー・ブレイクしてどうするか、を考えよう。
2.のクロスしたクリーチャーが超銀河級になるって部分だね。

まず、相手のシールドを全部ブレイクする、っていうのはいいよね。
あとはダイレクトアタックするだけ
なんだから。
じゃあ、ここで考えるべきなのは、自分のシールドをブレイクしてどうするか、なんだ。

端的にいうと、自分のシールドを全部ブレイクしてしまうと、
相手にダイレクトアタックのチャンスを与えてしまう

つまり自分が不利な状態をわざわざ作ってしまうってことなんだ。

でも、不利なことばっかりじゃない。自分のシールドがブレイクされるっていうことは
・手札が増える!
・シールド・トリガーが使える!
っていう、ふたつのいい所があるわけだ。
なので、このいい所を最大限に活用できるデッキを作れば、
ギャラクシー・ブレイカー最高!
っていうデッキになるわけだよね。

そこで、今回僕が考えたのが、デッキにシールド・トリガーをめいっぱい詰め込むって方法。
デッキにシールド・トリガーをめいっぱい詰め込んでおけば、ギャラクシー・ブレイカーによって、
シールド・トリガー連打、っていう超お得な状況
を作り出せちゃうわけ。

お、なんと、こないだ発売されたばっかりのヒーローズ・クロス・パックには、
強力なシールド・トリガーが大量に収録されている
じゃないか!

地獄スクラッパーアクア・サーファーデーモン・ハンド

リミット12をやりまくったおかげで、せっかく手に入ったこれらのカードを
がっつりデッキにいれちゃえば、そりゃもう超銀河級デッキの完成って話じゃないの。


もちろん、ただシールドにシールド・トリガーがあるのを願う、ってだけじゃちょっと寂しいから、ここは《アクア・スーパーエメラル》できっちりシールド・トリガーを仕込んでおこう!

さらに、シールドにもしも《超銀河剣THE FINAL》が埋まっちゃってても、運良くゲットできちゃったりするかもしれないし、
ギャラクシー・ブレイク後のダイレクトアタックもしてくれたりと、このデッキでは《アクア・スーパーエメラル》は大活躍してくれること間違いなしだぞ。



というわけで完成した超銀河級デッキがこれだ!
アクア・スーパーエメラル


文明 名前 コスト 枚数 パワー 収録弾
光牙忍ハヤブサマル 3 4 3000 DM29
弾丸透魂スケルハンター 3 2 1000 DM20
フルスロット・サージェント 3 4 2000 DM15
アクア・スーパーエメラル 3 4 2000 DM25
アクア・ツバメガエシ 4 4 4000 DM29
アクア・サーファー 6 4 2000 DMC44
エマージェンシー・タイフーン 2 4 DMC44
エナジー・ライト 3 3 DMC42
超銀河剣THE FINAL 10 4 DM31
デーモン・ハンド 6 4 DMC48
地獄スクラッパー 7 3 DMC47



■デッキの動かし方

さて、ここまででほとんど説明おわっちゃってるようなものだけど、
このデッキの動かし方を簡単にまとめるぞ。

《アクア・ツバメガエシ》で《超銀河剣THE FINAL》をジェネレート!
《フルスロット・サージェント》で《超銀河剣THE FINAL》をクロス!
ギャラクシー・ブレイク!

エナジー・ライト で、ここが気がついてもらえたと思うんだけど、実はこのデッキ、3枚のカードによるコンボデッキなんだよね。

だからコンボに必要なカードをがんばってゲットしよう、っていうわけで、ドローするためのカードが《エマージェンシー・タイフーン》《エナジー・ライト》であわせて7枚も入っているわけなんだ。

さっきも説明したように《アクア・スーパーエメラル》もコンボのためのカードを探すのに少しは協力してくれるので、意外と簡単にカードが揃っちゃったりするぞ。


さらに《超銀河剣THE FINAL》をせっかくクロスしても、ブロッカーに道をふさがれちゃったら意味が無い!

ってわけで、今回は《超銀河剣THE FINAL》をクロスして、相手のシールドへと駆け上がってくれるクリーチャーとして《弾丸透魂スケルハンター》を投入してみたぞ。

《超銀河剣THE FINAL》をクロスした《弾丸透魂スケルハンター》が銀河をブレイクするのを止めるのはそうそう簡単にできることじゃないぞ!
弾丸透魂スケルハンター


光牙忍ハヤブサマル 《超銀河剣THE FINAL》でギャラクシー・ブレイク!

そしてダイレクトアタックで勝利!っていけばいいけど、そうもいかないのがデュエルの厳しい所。

相手の防御によって、ダイレクトアタックは次のターン、なんてことも十分にあり得る。そうすると、当然、こちらもダイレクトアタックを防がないといけなくなってしまう。

そんな時の為のシールド・トリガーなんだけど、ここではさらに追加して《光牙忍ハヤブサマル》も投入してあるぞ!

これだけシールドから手札にきて嬉しいカードが投入されていれば、ギャラクシー・ブレイクのしがいもあるよね。


というわけで《超銀河剣THE FINAL》のあまりのかっこよさに衝動的に作り上げちゃった
このデッキだけど、実際にこのデッキを使ってみて分かったことがひとつある。

それは
ギャラクシー・ブレイクは超カッコイイ!
ってこと!

実際にやってみてもらえばわかると思うけど、一撃ですべてのシールドが吹き飛ぶ衝撃は、
まさに超銀河としかいいようがない!

10マナとコストが重たい《超銀河剣THE FINAL》だけど、
今回紹介した以外にも様々な裏技で超銀河できちゃうぞ。

特にクロスギアと魂の共振現象するサムライは相性抜群!

《竜将ボルベルグ信玄》ならば召喚するだけで、ジェネレートしつつクロスする事が可能だし《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》だったら、すでにジェネレートされてる《超銀河剣THE FINAL》をクロスしながら奇襲攻撃をすることも可能だ!

10マナ並べるために自然文明をつかうなら《維新の超人》でマナゾーンから引っ張り出してクロスする、なんて方法もあるぞ!
竜将ボルベルグ信玄


とにかく、こんな超カッコイイカードがある戦国編第4弾 戦国武闘会は超銀河級に決まってる!
僕は発売日が楽しみでまちきれないよ!

さぁ、君も、超銀河体験の日を待て!

TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids