さて、今週はどんなデッキを紹介しようかな… あれ、どこにあるかも不明な開発部に荷物が届いたみたいだ…ちょっと受け取ってくるね。 … はいはい、おまたせー。何が送られてきたのかな、っと。 2月28日に発売のヒーローズクロスパックじゃないか! ん、手紙がついているぞ。 開発部K様 最新パックを発売に先駆けて送付いたします。 デッキ開発の参考資料としてください。 タカラトミーY おお、さすがタカラトミーさんすごい! 何がすごいって、どこにあるかもわからない開発部に宅急便を送れるのがすごい! あれ?手紙に2枚目があるぞ… せっかくですので、ぜひともリミット12に挑戦してみてください。 これはタカラトミーからの挑戦状です。 えぇ、なんで挑戦されてるの、僕? タカラトミーのYさん僕に対抗してるの? といっても、いつ何時、誰の挑戦でも受けるのがデュエリストの心得! まずはリミット12のルールについて超簡単に説明するぞ。 くわしくは、こっちのページをチェックしてくれ。 リミット12とは、12個のヒーローズクロスパックを開封して、 そこから出てきた60枚のカードだけを使用して、40枚のデッキを作成してデュエルするゲームだ! 1箱あければデッキが組める!とまで言えるくらいに調整されたヒーローズクロスパックだけに、 箱から出てきたカードだけでデッキを作ったとは思えないほど エキサイティングなデュエルを楽しめること間違いないぞ! さらに、ここで気をつけて欲しいのは、リミット12の場合、 デッキに同じカードは4枚までっていう通常のルールは使用しない、ってことだ。 つまり、12パックから《コッコ・ルピア》が5枚でた場合、その5枚をすべてデッキにいれる、 なんてことが可能なんだ。 パックに含まれているカードの種類が厳選されているヒーローズクロスパックだけに、 同じカードが5枚以上出ることは間違いなくよくおこるので、 このルールはきっちりと頭にたたき込んでおいてくれ! さて、ルールについてはこれくらいにして、 とにかくリミット12をやるためには、パックを開封しなければならない! 1箱で、デッキを作る楽しみと、パックを開封する楽しみを一気に楽しめるんだから、 リミット12をやらないのはもったいないよね! まずは、勝舞編から開封していこう! 英語でセリフを言っている白凰様がカッコイイよね! 続いて、ザキラ編も開封しちゃおう! てな感じで、時には黙々と、そして、時には大喜びしつつ、 パック開封を楽しく終了させて、いよいよデッキ構築だぞ! さて、僕が開封したザキラ編12個の中身はこんな感じだ。
僕はこのパックから、こんな感じでデッキを作り上げたわけだけど、 実際にどういう理由でこのデッキを作ったか、簡単なポイントを説明するね。 リミット12でデッキを作る時に、気をつけたいポイントは次の4つだ! なんだか、めいっぱい突っ込むことばっかり言ってるけど、 それぞれのカードがどうして必要かを説明していくね。
例えば、普段速攻のデッキを作ろうと思えば、コストが軽いクリーチャーばかりを揃えるだろうし、 逆に防御的なデッキを作るなら、除去呪文や、相手の攻撃を耐える優秀なブロッカー、 そして防御しきった後に相手にとどめをさす切札、みたいな感じでカードを選ぶ事になると思うんだ。 自分の開封したパックから出てきたカードとの運命の出会いを大事にしていかなくちゃならないんだ。 だから全体的に、目的に向かって尖ったデッキではなくて、 単純にクリーチャーでのシールドをブレイクしあうデッキ同士の戦いになるんだ。 そうなると、もちろんパワーの大きいクリーチャーが相手から殴り返しを受けにくく、 さらに一方的に殴り返し続けて、相手の攻撃をじわじわと押さえていくので、強力な戦力になる。 ってことは、もっと突き詰めて考えると、 そんな相手の強力クリーチャーを除去できるカードはもっと強力ってことになるんだ。 ただ、無条件に相手のクリーチャーを除去したり、一気に逆転を狙える《デーモン・ハンド》や、 《ナチュラル・トラップ》《地獄スクラッパー》あたりのカードは、 レアなので1箱で1枚、運がよくても2枚くらいしか出てこない。 それだけじゃ、相手の猛攻を押さえきれない、ってわけで、 相手のカードを除去する能力を持ったカードは最大限にデッキにいれていくことになるんだ。
で、さらに言うと、もっと単純に1ターンに1枚のカードしか使えないデュエルになりやすいんだ。 全体的にクリーチャーのマナコストが3マナ〜6マナくらいになるから、 1ターンに一気に2枚のクリーチャーを並べにくいんだよね。 ということは、お互い同じスピードでクリーチャーが並んでいくことになるんだけど、 その時に、クリーチャーを出しながら、相手のクリーチャーを減らすと、 相手の1ターン分の行動を無駄にしたことになるわけだ。 普段からお得なことには敏感な僕だけど、お得なことが狙いにくいリミット12こそ、 こういうお得なチャンスは逃しちゃいけないんだ! そして、2つめの、シールド・トリガーをめいっぱい突っ込む、っていうのも同じ理由なんだ。 お互いに1ターンに1枚のカードしか使えないのは、 コストを支払いきれないのが理由だっていうのはもう説明したよね?
そして、同じことが、4のスピードアタッカーにもいえるよね! ブロッカーがシールドを守るのに対して、スピードアタッカーは、本来召喚酔いのターンに シールドをブレイクしはじめられる=1ターン早くシールドをブレイクできるので、 同じように流れをずらすことができるんだ! これで、リミット12の基本的なゲームの流れと、必要なカードの説明は終了だ! え?それだけじゃ、みんな同じデッキになっちゃうんじゃないかって? みんな、12個のパックを開封して出会うカードは別々! ってことは、それぞれ別々の運命のもとに、カードと出会い、デッキと出会うんだ! 口で説明するよりも見てもらった方が早いよね! というわけで、今度は勝舞編の場合のデッキを見てみよう!
せっかくの運命のカードなんだから、最大限に使いこなすのがいいに決まってるじゃないか!