それを記念して、ってわけじゃないけど、今回はいつものように 僕が開発したデッキじゃないデッキを紹介しよう!(クロス!) クロス!クロス!いってるから、気づいた人は気づいたかもしれないけど、 今回は次世代ワールドホビーフェアの東京会場で行われたギャラクシー・マスターの レギュラーブロック決勝戦を戦ったデッキの紹介をするぞ! 日本最強のデュエリストを目指して熱い戦いを繰り広げたふたつのデッキを、君も今すぐチェックだ! さぁ、早速日本最強を争ったデッキの紹介だ! …とその前に、まずは次世代ワールドホビーフェアの会場の様子から伝えるね! 僕が遊びにいった東京会場は、幕張メッセ!
さて、会場に入って左奥へとズンズン進んでいくと、そこが我らがデュエル・マスターズのブースだ! 今回、このブースで行われていたのは、斬撃三連勝バトル! 連勝を重ねれば重ねるほどすばらしいカードがプレゼントされるという、腕試しにはもってこいの戦場! もちろん、ショーとDr.ハギーのトークや、驚きの新情報公開と盛りだくさんのブースで、 うっかり僕もそのまま一日ここですごしちゃうとこだったよ! 時計をチェックして、急いでちょうど反対側の奥に設置されたスペシャルステージへと走り出す僕! そう、こちらのスペシャルステージで、ギャラクシー・マスターの決勝戦が行われるのだ! 文字通り僕がスペシャルステージに駆けつけた所で、丁度ギャラクシー・マスター決勝戦がスタートだ! まずは、ショーとDr.ハギーのトーク、そしてサプライズゲストとして、 なんと、切札勝舞君がかけつけてくれたぞ! 続いて、会場中のみんなでデュエル・マスターズ・クロスの主題歌を大合唱だ!
ぎりぎりでスペシャルステージに駆けつけた僕は、この時立ち見でステージを見ていたんだけど、 立っていたからこそクロスのかけ声にあわせて激しくジャンプすることができたぞ! そんな話はさておき、そのまま鉄拳さんのネタでひとしきり大笑いした後に、 ガルドからやってきたキサナドゥとイエスマンをショーがデュエルで撃退したところで、 ついに本題のギャラクシー・マスター決勝戦のスタートだ!(クロス!) さて、この対戦の紹介をする前に、この決勝の席で最強デュエリストの座を目指す 二人の勇気と意志とデュエル愛のつまりまくったデッキを紹介しちゃうぞ!
《聖鎧亜キング・アルカディアス》だけじゃなくて、 こんな風に複数の相手の選択肢を減らすカードを投入し、デッキに深みを与えているんだ。
シールド・フォースによるバトルゾーンを離れなくなる能力は、バトルで無敵なだけじゃなくて《魔刻の斬将オルゼキア》のような自分のクリーチャーを破壊する能力や《アポカリプス・デイ》のような自分のクリーチャーも巻き込む能力と組み合わせた時にも圧倒的な力を発揮するぞ!
パワーが1000のクリーチャーは要塞化してるだけで封じ込めることができるし、 それ以外のクリーチャー相手にも、君のクリーチャーが+1000されているかのような活躍を見せるぞ! この超強力な城については、次回の開発部でも研究するつもりだ!
これによってコストの大きい切札の弱点を補っているんだ! たとえば、2ターン目に《フェアリー・ライフ》、3ターン目に《青銅の鎧》とつなげれば、 4ターン目には6マナの《ソウル・アドバンテージ》なんて大技だって可能だぞ! それを裏付けるように、稲岡くんは自分のデッキの切札は何かという質問にこう答えているぞ! どこをひいても稲岡くんの強いと思うカードが引ける、稲岡くんが強いと思ったカードだけで 構成されたイナオカ・ベスト・セレクション!
三つの能力をもつこのクリーチャーだけど、このデッキでもっとも活躍する能力は、 なんといっても自分のクリーチャーすべてにスレイヤーを与える能力だ!
普段は、相手の手札破壊対策として働くこの方法だけど、このデッキでは《アクア・アンカー》の能力や、 シールド・トリガー時の《エマージェンシー・タイフーン》と、 相手のデッキによらないで召喚することが可能なんだ! もちろん、小寺くんのデッキにも《英知と追撃の宝剣》や《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の ゴッドリンクのような、強力カードは大量に入っているけど、 この《斬隠蒼頭龍バイケン》を徹底的にしゃぶり尽くすギミックは、まさにコデラ・オリジナル! 実際、小寺くん自身もシノビの使い方が他のデッキと違うことを胸を張って主張してくれてるぞ! そんな、イナオカ・スペシャルとコデラ・オリジナルの静と動、 攻と守のぶつかり合いが日本最強のデュエリストを決める!
それがバトルゾーンにでた時にシールドを破壊する《冥府の覇者ガジラビュート》だ! これによって《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》の無敵状態が解除されてしまう!
稲岡くんはすかさず《母なる大地》をキャストすると自分の《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を マナゾーンに戻して、すぐにバトルゾーンに戻したんだ! これで、シールド・フォースが再セットされて《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》が またも無敵状態に!やっぱり小寺くんが不利! 一見なんでも無いようなプレイに見えるかもしれないけど、瞬時にこれだけの判断をできるってだけでも、 やっぱり稲岡くんは日本最強を争うデュエリストにふさわしいってことがよくわかるぞ!
こうして、一進一退の手に汗握る攻防が繰り広げられた上で、最終的にはこういう状態になったんだ! 小寺くんは稲岡くんのシールドを0枚まで追い詰めるけど、攻撃できるクリーチャーがゼロの状態! 対して稲岡くんは、3体のクリーチャーで攻撃できる上に、大量の手札を持っている状態だ! なんせ、小寺くんの手札は、ついさっきブレイクされたばかりのシールドと、 たった今ひいたばかりのカードの2枚しかないのだから、これは圧倒的な優位だ! とはいえ、シールドがゼロ枚である以上は油断ができない。
と、ここで稲岡くんの立場になって考えてみて欲しいんだけど、 だって《威牙の幻ハンゾウ》はニンジャ・ストライクで意表を突きながら 稲岡くんの攻撃クリーチャーを減らせる上に、マナも使わないですむから、 別のクリーチャーを出した上で《威牙の幻ハンゾウ》を手札に構えていたりした方が、 ブレイクされたシールドの中身を確認してから動くことができたりと、便利に決まってる。 っていうことは、小寺くんの残しているもう1枚の手札は、 《威牙の幻ハンゾウ》よりも活躍してくれるカードなんだろう、って推理できるよね。 そして、きっと稲岡くんは、それが2枚目の《威牙の幻ハンゾウ》だと推理したんだと思うんだ。
そして稲岡くんは、小寺くんが手札で持って待ち構えているであろう《威牙の幻ハンゾウ》を ブッ潰すカードをバトルゾーンに送り出した。 これで最後の1枚の手札を捨てさせてしまえば、シールド・トリガーが無い限り勝利だ!と、考えてね。
これによって小寺くんにダイレクトアタックする為のクリーチャーが足りなくなってしまった稲岡くんは、 小寺くんの最後のシールドをブレイク。 小寺くんは、稲岡くんが《光牙忍ハヤブサマル》を持っていても大丈夫なようにと、 《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》と《斬隠テンサイ・ジャニット》を呼び出して、 《斬隠蒼頭龍バイケン》でダイレクトアタック!
日本最強を決めるにふさわしい大勝負に会場は興奮に包まれたんだ!