場所も何もかも謎な組織のデッキ開発部だけど、とりあえず東京にあることだけは間違いないらしい! 東京大会では、日本一を決めるギャラクシーマスターの決勝大会があって、 そりゃあもう興奮するようなデュエルも行われていたんだけど、 それについて語るのはまた今度の機会、ってことで許して欲しい! ところで、東京大会や大阪大会に行った人はもう来場特典の“あのカード”はゲットしたかな?
2月発売予定で、WHFでも先行発売されているヒーローズ・クロス・パックと同 じように、 英語のセリフの入った超かっこいいカードだ! 名古屋大会と福岡大会でも引き続き配られるので、手に入れるチャンスがある人はぜひゲットしてくれ! さて、折角こんなにかっこいいカードを手に入れたんだから、 使いたくなるのがデュエリストというもの。
もちろん《闘龍鬼ジャック・ライドウ》で持ってこれる進化クリーチャーだから、 なーんて生易しい理由じゃないぞ! 《超竜騎神ボルガウルジャック》は二つの能力を持っている。 ティラノ・ドレイクから進化したときには、パワーが4000以下のクリーチャーを破壊する! そして攻撃する時に、下にドラゴンが重ねられていれば、 つまり、ドラゴンから進化していれば自分のパワーよりも低いクリーチャーを破壊できるんだ! 普通《超竜騎神ボルガウルジャック》は1体のクリーチャーから進化するから、 この条件を両方満たすのは無理…と思いきや《闘龍鬼ジャック・ライドウ》は、 ティラノ・ドレイクとアーマード・ドラゴンの両方の種族を持っているんだ! つまり《闘龍鬼ジャック・ライドウ》を《超竜騎神ボルガウルジャック》に進化させれば、 両方の能力を、お得に使えちゃうんだ! オッケー、この2枚のコンボを中心とした 『一粒で二度おいしい!?ジャックと豆のデッ木』に今回の開発部は決定! それじゃあ、完成したデッキリストがこれだ!って…思ったところで ふと、来場特典の《闘龍鬼ジャック・ライドウ》で勝舞君が言っているセリフに気が付いたんだ。 違う!このデッキじゃ、まだまだ新しい世界に辿り着いていない! っていうわけで、さらに新しい世界を目指して新たな進化クリーチャーを探すことにしたんだ! 《闘龍鬼ジャック・ライドウ》で持ってくることができて、 しかも《超竜騎神ボルガウルジャック》以上のインパクトのある進化クリーチャー… ってことで、僕はWHFが終わってから毎日毎日悩みまくって、 夢でまで《闘龍鬼ジャック・ライドウ》を見るくらい《闘龍鬼ジャック・ライドウ》のこと ばっかり考えていたんだ。 夢の中にまで出て来るなんて《闘龍鬼ジャック・ライドウ》も暴力的だなぁ…ん?暴力的?
え?《極仙龍バイオレンス・サンダー》は《闘龍鬼ジャック・ライドウ》で持ってくることはできても、 進化できないから厳しいじゃないかって? まぁ、まずはデッキリストを見てくれ!
まず、せっかく《超竜騎神ボルガウルジャック》がヒーローズ・クロス・パックのカードなので、 このデッキでも、ヒーローズ・クロス・パックで手に入る シールド・トリガーを大量に投入してみたぞ!
こっちも、ヒーローズ・カード仕様で超カッコイイね! さて、デッキの動かし方を考える前に最初に考えなきゃいけないのは 《闘龍鬼ジャック・ライドウ》のコストをどうするか、ってことなんだ。 っていうのも《闘龍鬼ジャック・ライドウ》の5マナって言うのは普通に考えると、 やっぱり軽いものではない。ましてや、そこから《超竜騎神ボルガウルジャック》を 持ってくるんだとしたら、さらに今度は7マナ必要ってことになっちゃう。
というわけで、まだまだまだマナを求める僕が、
3ターン目の《青銅の鎧》から5ターン目にこいつらのどちらかをバトルゾーンに出せば、 なんと5ターン目には7マナが揃ってしまうぞ! しかもこの2体は多色クリーチャー、つまり《極仙龍バイオレンス・サンダー》の 進化元としても無駄なく大活躍してくれちゃうってわけだ! こいつらは、マナを増やしてくれるだけじゃなくバトルゾーンに出てきた時に、 他にも能力を使ってくれるんだ! 《腐敗無頼トリプルマウス》は相手の手札を一枚減らしてくれる。 手札破壊がどれだけ強力かは、すでに散々熱く語ったよね! 《無頼勇騎ウインドアックス》は、なんとバトルゾーンに出てきた時に ブロッカーを破壊してくれるという強力な能力を…ん? 一見、マナを溜めて中盤以降に一気に殴るデッキにも見えるけど、 だったらブロッカーを破壊できるのなんてそんなに重要じゃないはず… 確かに《極仙龍バイオレンス・サンダー》の能力はブロックされなかったときの能力なので、 ブロッカーを破壊する事にはこれだけでも意味があるかもしれない。 しかし、もっともこの《無頼勇騎ウインドアックス》の能力が活躍するのは このカードが出ているときなんだ!
相手も《無頼勇騎ゴンタ》に殴り返されるかも…と思えば、攻撃の手が緩まってしまうはず! そうやって、相手の攻撃を緩めている間にマナを溜めて《超竜騎神ボルガウルジャック》や 《極仙龍バイオレンス・サンダー》で一気に勝負を決めてやろう! 逆に、序盤は殴ってこないでじっくり守りを固めてくる相手には《無頼勇騎ゴンタ》が 本来の姿を取り戻して、相手のシールドをザシュザシュとブレイクしまくってくれるぞ! 相手が序盤に出す小さいブロッカーは《無頼勇騎ゴンタ》が乗り越えてくれるし、 やっと《無頼勇騎ゴンタ》を止められそうなブロッカーがバトルゾーンに出てくるころには、 こっちも《無頼勇騎ウインドアックス》で、そのブロッカーを破壊できるはず! そうやって《無頼勇騎ゴンタ》や、他のマナを増やすクリーチャーで ガッツンガッツン相手を追い詰めていくんだ。 相手がやっとこちらの猛攻を凌ぎきったころには、もう十分にマナが溜まっているはず。 だったら、やる事はわかるよね? 一見、マナを溜めて切札を出すだけのデッキに見えるけど《無頼勇騎ゴンタ》の力で スムーズな展開ができるデッキになっているのが理解してもらえたかな? もちろん《無頼勇騎ゴンタ》は多色クリーチャーなので、いざとなれば 《極仙龍バイオレンス・サンダー》に超・進・化だ!
そして《闘龍鬼ジャック・ライドウ》を《母なる紋章》でマナゾーンに送り込んで 《極仙龍バイオレンス・サンダー》が登場!って展開も可能なんだ! もちろん、逆に《無頼勇騎ゴンタ》あたりを《母なる紋章》でマナゾーンに送り込んで 《闘龍鬼ジャック・ライドウ》が《超竜騎神ボルガウルジャック》に5ターン目に突然進化! なんて動きだって超・可・能だぞ! パッと見ただけだと、すごい単純な動きしかしなそうにみえるけど、実は相手次第で、 そして自分の戦略次第で多彩な動きができるデッキなんだ。 こいつの、同じ種族なら好きな進化クリーチャーを持ってこれる能力には まだまだ無限の可能性がある。 さて、いつもだったらここで終了するのがデッキ開発部。 だけどここで終了しないのが、今回の開発部なんだ! 実は、既に次回みんなに紹介するデッキを僕はほとんど完成させてるんだけど、 これが超面白くて、むちゃくちゃすごいデッキなんだ! どんぐらいスゴイかというと、スゴすぎてこうやって次回予告をしたい気持ちが溢れ出て、 思わず書いちゃったくらいにスゴイ! …といっても、今回で全部伝えちゃったら、次回を読む楽しみが無くなっちゃう。 なので、ここは一発クイズ形式での次回予告、っていうのはどうかな? 僕が次回紹介するデッキは、30弾の“あるカード”を最高に使いまくったデッキなんだけど、 2つのヒントから、そのカードを当ててもらいたいんだ。
なにもコンボが無くても、ブロッカーと並ぶだけで超強力な《光陣の使徒ムルムル》だけど、 30弾のあるカードを使ったデッキに入れると、そのパワーが更にアップするんだ。
今までも、例えば《光陣の使徒ムルムル》しか居ないから大丈夫、 と思ってパワー3000のクリーチャーとかで攻撃してきた相手を返り討ちにしたり、と活躍してきた。 そして、30弾ではさらに新しいニンジャ・ストライクをもったシノビが追加されまくったので、 ますます油断できない状況になっているぞ。 しかも《土隠風の化身》を、そしてシノビたちを更にパワーアップさせるカードが 30弾にあるっていうんだから驚きだ! さぁ、このふたつのヒントで次回は30弾のどのカードを中心としたデッキを紹介するか解ったかな?