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Vol.34 Drハギーの超ウルトラ速攻デッキ!バルザーク・スノーフェアリー
眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!

メリークリスマス!

って、ちょっと遅い挨拶だけど、みんなのところにはサンタクロースはきたかな?

え、サンタなんていないって?

そんなはずはないよ、僕のところにはきたもの、サンタクロース。


アフロだったけどね!



サンタじゃないって?

いや、どっからどう見ても、サンタクロースじゃないか!

で、僕はクリスマスイブにねるときに、靴下のかわりに枕元にデッキケースを置いておいたんだ。

そしたら、
サンタクロースが

僕のデッキケースにデッキを入れてくれたんだ!


それがこのデッキだ!

文明 カード名 コスト 枚数 パワー 収録弾
自然 冒険妖精ポレゴン 1 4 2000 DMC41
自然 ダンディ・ナスオ 2 4 1000 DM17
自然 反撃妖精ポコペン 2 4 2000 DM13
自然 薫風妖精コートニー 2 2 2000 DMC42
自然 雪溶妖精シャーマン・メリッサ 2 2 1000 DM28
自然 青銅の鎧 3 4 1000 DMC45
自然 天真妖精オチャッピィ 3 4 1000 DM17
自然 幻染妖精リリアン 3 2 2000 DM24
自然 ダイヤモンド・ブリザード 3 4 5000 DM11
マイキーのペンチ 4 3 2000 DMC34
紫電城バルザーク 5 3   DM30
自然 ナチュラル・トラップ 6 2   DMC45
地獄スクラッパー 7 2   DMC45


なんと、30弾の注目カードである城を大活用したデッキじゃないか。

というわけで、今回の開発部ではこのデッキを紹介してしまおう!

決して手抜きじゃないぞ!


《紫電城バルザーク》の説明

このデッキ、見てもらえばわかるように、スノーフェアリーのほぼ自然単速攻デッキ。 その詳しい解説は、いつものように後で説明するとして、ひとつ気がついたことがないかい?
それは使われている「城」の選択なんだ。
自然文明には《雪要塞ダルマンディ》という非常に強力な城がある。 しかも、これがなんとスノーフェアリーの為にあるかのような雪要塞じゃないか。
でも、このデッキには、なぜか《雪要塞ダルマンディ》が入っていないんだ!
雪要塞ダルマンディ


じゃあ、どの城が入っているかというと、この城!

紫電城バルザーク
《紫電城バルザーク》!


なぜ、このスノーフェアリーデッキに、しかも自然文明のデッキに、火文明の城が?って
不思議に思うかもしれないけど、ちょっとまってほしい。

説明を聞いたら、このデッキにはこの城しかないって思うのは間違いないから!

さて、まず《紫電城バルザーク》の能力を確認してみよう。

《紫電城バルザーク》には城であることをのぞくと、大きく分けてふたつの能力がある。

まず、ひとつめ。

自分のクリーチャーが破壊するシールドが2倍になるという能力。

この能力が、《紫電城バルザーク》のメインとなる能力なんだけど、
たったの1行の能力と思えないくらいにものすごい強力な能力なんだ。

《紫電城バルザーク》が要塞化してれば、Wブレイクのクリーチャーは
4
枚のシールドをブレイクするし、Tブレイクのクリーチャーだったら、
なんと驚きの6枚のシールドをブレイクしてくれるんだ!

これはちょっとしたワールドブレイクだ!

まさに名前の通りに《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》の2回攻撃の能力をほとんどの
クリーチャーに再現しているかのような能力なんだけど、
ひとつだけ《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》と違うところがあるんだ。

それは、実際に2回攻撃するわけではない、ってこと。

書いてあるそのままなんだけど、実際に、2回攻撃するってことと、
破壊するシールドを
2倍にするって言うのは大きな差があるんだ。

《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》だったら、相手のタップしているクリーチャーを
2体攻撃できるとか、そういう違いもあるけど、一番違うのは、相手にブロッカーがいる時だね。

《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》だったら、一回ブロックされた後に、
またWブレイカーで攻撃出来るんだけど《紫電城バルザーク》で2倍のシールドを
破壊出来るクリーチャーの場合は、それが4枚破壊できようが、6枚破壊できようが、
ブロッカーに止められちゃった時点で、シールドまで攻撃が届かない!残念!
ってことになってしまう。

やっぱり、《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》ってすごいカードだね!

っていうのも、間違いないんだけど、それを結論にしたら今回の開発部の意味がない。

せっかくサンタクロースにもらったデッキなんだから、きっちり説明していかないと。

さて《紫電城バルザーク》《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》より
弱いかのように行ってきたけど、じゃあ、本当にそうなのかというと、実はそんなことはない。

逆に《紫電城バルザーク》が優れているのは「自分のクリーチャーすべて」が
パワーアップする
ということだ。

《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》は、自分だけしか2回攻撃できないけど
《紫電城バルザーク》
は自分のクリーチャーすべてのシールド破壊力を2倍にしてくれるんだ。

だから、1体のWブレイカーをパワーアップさせるために《紫電城バルザーク》を使うなら、
最初から《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》を使った方がいいかもしれないけど、
大量のクリーチャーをパワーアップさせるのにはばっちり完璧なカードだってことなんだ。


3体も4体もクリーチャーを並べて強化すれば、ちょっとやそっとのブロッカーは関係ないし、
Wブレイカーが序盤からガンガン並んで攻撃してくるのは、1体のQブレイカーよりも脅威かもしれない。

ってわけで、このデッキみたいに、コストの軽いクリーチャーを序盤から並べる
デッキでこそ、《紫電城バルザーク》は大活躍する
ってわけなんだ。

続いて《紫電城バルザーク》の能力ふたつめ。

それは、《紫電城バルザーク》によって要塞化されているシールドがブレイクされるときには、
身代わりに別のシールドをブレイクできるという《無敵城シルバー・グローリー》と同じ能力。

この能力が何を意味しているかというと…《紫電城バルザーク》は一度要塞化してしまえば、
なかなか墓地に送られない
ってことなんだ。

《紫電城バルザーク》の能力は非常に強力なので、たとえば、一回だけ攻撃する時に
使うような呪文のように使っても、もちろん強い
んだけど、それが繰り返し使えるってことに
注目すると、もっと強力なカードとして魅力的に見えてくる。

《紫電城バルザーク》が要塞化してる限りパワーアップしているって言うのは、
事実上、最後のシールドがブレイクされるまでパワーアップされ続けるってこと。

つまり、序盤に一気に並べたクリーチャーだけでなく、終盤でも粘って攻撃する時まで
《紫電城バルザーク》は活躍し続ける
ってことなんだ。

そして、序盤から攻めつつ、終盤も粘れるデッキってことで、
スノーフェアリーのデッキに《紫電城バルザーク》が投入されることになった
ってわけだ。

じゃあ、その辺ふまえて、デッキの動きを見ていこう!


デッキの動かし方

長々と《紫電城バルザーク》の説明をしちゃったから、ちょっと難しく思えたかもしれないけど、
デッキの動き自体は超単純、かつ明快だ。

基本的な動きはこうだ!
1.軽いクリーチャーを中心にクリーチャーを並べまくる!

2.《紫電城バルザーク》で一気にシールドブレイク!
ね、簡単でしょ!

冒険妖精ポレゴン スノーフェアリーが1マナの《冒険妖精ポレゴン》から始まって、 軽いクリーチャーがたくさんそろってるんだ!
1ターン目から3ターン目にかけてクリーチャーを並べまくろう!



1マナは《冒険妖精ポレゴン》だけだけど、2マナに優秀なクリーチャーが 多いのがスノーフェアリーの特徴!
特に、この《反撃妖精ポコペン》は地味だけど、殴り返されても、 相手のマナ破壊につながるという強力な能力。
マナを揃えて強力な除去呪文を連打してくるデッキだと、 序盤に《反撃妖精ポコペン》に殴り返しにくくなるぞ。
反撃妖精ポコペン


そして、後半は《紫電城バルザーク》で一気にシールド破壊能力をパワーアップ!
と生きたいんだけど、実は《紫電城バルザーク》には速攻デッキで使うには大きい弱点があるんだ。

それは、コストが5マナとかなり重いこと。

これは、速攻デッキで使うには重すぎるし、逆に《紫電城バルザーク》が出せる頃には
あらかた対戦相手のシールドは破壊済…なんて無駄なことになってしまう可能性も小さくない!

なので、重要なのは、できるだけ早く《紫電城バルザーク》を場に出す、ってことなんだ。

青銅の鎧 そこでオススメなのは《青銅の鎧》
3ターン目にもクリーチャーを増やしつつ、4ターン目には《紫電城バルザーク》
要塞化するのに必要な5マナにたどり着けるんだ!
《紫電城バルザーク》は、どんなに小さいクリーチャーでもシールドを2枚ブレイクさせられるから、とにかく数を並べることが重要。
なので、クリーチャーを増やしつつ、マナを増やせる《青銅の鎧》は、普通のデッキ以上に活躍するんだ!


そして、スノーフェアリーにも《天真妖精オチャッピィ》というマナ加速させられるクリーチャーがいるんだ。
墓地のカードをマナゾーンに移動する能力があるから、3ターン目にこいつをだせば、マナゾーンのマナを増やすことができるんだ!
序盤からアグレッシブに攻撃して、討ち死にしてしまったクリーチャーをマナゾーンに復活出来るのは、非常にお得だよね!
天真妖精オチャッピィ


ダンディ・ナスオ といっても、序盤に常に墓地にカードがあるとは限らない!
しかし、2ターン目に《ダンディ・ナスオ》を出せば大丈夫。
そう、《ダンディ・ナスオ》は山札からカードをマナゾーンに置いた後に、
墓地にカードを置くことができるんだ!
《ダンディ・ナスオ》をだしてから、3ターン目に《天真妖精オチャッピィ》を出せば、安心して4ターン目には《紫電城バルザーク》を要塞化出来るんだ!


他にも、3マナの状態から《ダンディ・ナスオ》を出せば、残った1マナと
《ダンディ・ナスオ》
で持ってきたマナを使って、さらに
2マナのクリーチャーを追加できたりと、
クリーチャーをできるだけ迅速に、そして効率よく並べたいこのデッキでは活躍する要素十分!

さらに《紫電城バルザーク》を出す為に必要な火文明のマナも揃えられるんだから、
言うこと無しだね!

じゃあ、中盤以降はどうするの?って?

そこで活躍するのが、スノーフェアリーの進化クリーチャーである《ダイヤモンド・ブリザード》だ!
マナゾーンと墓地からスノーフェアリーを回収するこの《ダイヤモンド・ブリザード》の能力は、 序盤戦で消耗しちゃったクリーチャーで、改めて一気に攻撃できる可能性のある超強力なもの。
しかも、2体いれば、無限回収も可能っていうすごい能力なんだ。
逆に《ダイヤモンド・ブリザード》の能力を使う前提だと、墓地にあるカードはできる限りスノーフェアリーの方が、よりお得!ってわけで《天真妖精オチャッピィ》で墓地からマナゾーンに戻すカードはできるだけスノーフェアリー以外がいいぞ!
ダイヤモンド・ブリザード



マイキーのペンチ 終盤に《ダイヤモンド・ブリザード》の能力で回収したクリーチャーで一気に攻撃するなら、 是非ともお供にほしいのが《マイキーのペンチ》
《マイキーのペンチ》さえいれば、このデッキのほとんどのクリーチャーが スピード・アタッカー付きになるんだから驚きだ。《ダイヤモンド・ブリザード》で回収したクリーチャーが一気にスピード・アタッカーで攻撃してきたら、ちょっとやそっとの防御力じゃ防ぎきれないぞ!


ちなみに、相手の除去や殴り返し対策として投入されている《幻染妖精リリアン》なんだけど、火文明のクリーチャーを自然文明にもできるんだ。
だから《マイキーのペンチ》《幻染妖精リリアン》の両方が並ぶと、《マイキーのペンチ》自身もスピード・アタッカーをゲット出来るというミニコンボも投入されているぞ。
幻染妖精リリアン


序盤から終盤まで攻めて攻めて攻めまくるこのスノーフェアリーデッキを、
文字通り2倍に強化する《紫電城バルザーク》

君も、《紫電城バルザーク》でデッキのパワーも情熱も2倍にしろ!


サンタクロースの正体?!

こんなすばらしいデッキをくれて、サンタさんには本当に心から感謝しているぜ!

ありがとう、サンタさん!




…あれ?

この人、サンタクロースじゃない!


Dr.ハギーじゃないか!


クリスマスに来たから、てっきりサンタクロースだと思っちゃったよ!

やっぱ、サンタクロースじゃんか!

さて、ところで、このサンタクロース、あらためDr.ハギーからみんなに
ビッグなプレゼント
があるらしいぞ。

やっぱ、サンタクロースじゃんか!

もう、どっちでもいいんだけど、とにかく、Dr.ハギーが、
僕にクリスマスプレゼントとして送ってくれたこのデッキと同じものを、
なんと、デュエリストのみんなにもプレゼントしてくれるらしいぞ!


そのために、同じデッキをキッズ・ステーションに送ってくれたらしい。

そう、もちろん、あの「デュエル・マスターズGATEスペシャル」だ!

「デュエル・マスターズGATEスペシャル」は、30弾発売を記念して、
様々な人からお祝いのメッセージを集めた、超絶記念企画!

そして、このお祝いのメッセージをDr.ハギーも送っているのだ!

このデッキのプレゼント企画が放映されるのは、12月28日の「デュエル・マスターズGATEスペシャル」!

君も超速攻でチェックして、超速攻デッキをゲットしよう!

詳しくはこちら、キッズステーションのHPから!
キッズステーション プレゼントページ内の、
応募受付中プレゼントを
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