さぁ、今週もみっちりがっちりスーパーデッキクロス第2弾を特集しちゃうぞ! 今回紹介するのは、もちろんアルカディアス騎士団! 前回も超カッコいいデッキだったけど、このアルカディアス騎士団も超絶カッコイイ! Zことザキラ様と、W(ホワイト)として洗脳された白凰様という、 ふたりのライバルが手を組んだデッキなのだ! もちろん、父ちゃんと勝舞君が手を組んだヒーロー全開のバトル・オブ・ヤマト魂も魅力的だけど、 このライバル全開のアルカディアス騎士団には別の魅力が詰まっている! しかも、サムライのライバル種族であるナイトがメインのデッキなのだから、 ライバルマニアにはたまらないデッキに仕上がっているよ。 というわけで、とにもかくにも、まずはアルカディアス騎士団の魅力について語っていこう! なんといっても、騎士団って言うだけあって、このデッキには魅力的な切札となる クリーチャーが山ほど集まっている。 みんな、1体いればデュエルを支配できるくらいに強力なカードばかりだ!
なんと、自分のナイトが破壊されるたびに、 手札にある6コスト以下のシールド・トリガーかナイト呪文をタダで使用できるんだ。
しかし《魔光大帝ネロ・グリフィス》がバトルゾーンにいると、これがむしろメリットにかわるんだ。 なんてったって、相手のクリーチャーをブロックした上に、手札のシールド・トリガーを タダで使用出来ちゃうんだからね。 でも、この《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》が1番その真価を発揮しているのが、そのG・ゼロ能力だ。 呪文を自由に操るナイトにとっては、こんな条件お茶の子さいさいだね。
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》はナイトなので、もちろん《魔弾グローリー・ゲート》で 手札に加える事ができるんだけど、なんと、このターンに呪文を使っているから、その手札に加えた 《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》をそのままバトルゾーンに出す事が出来ちゃうんだ! しかも《魔弾グローリー・ゲート》はナイト・マジック! バトルゾーンにナイトがいた場合、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を手札に加え、 ただでバトルゾーンにだしつつ、追加のナイトを手札に加える…なんていう超必殺技も可能だ。 ちなみに《魔弾グローリー・ゲート》で手札に加えるのは、「ナイトカード」であればいいので、 クリーチャーだけじゃなくて呪文もオッケーだ。
じゃあ、なんでそんな呪文をオススメするのかって? その秘密は、この呪文にさらに追加されている一文にある!! 《魔弾グローリー・ゲート》が自分の墓地にあれば、《魔光大帝ネロ・グリフィス》を1体、 自分の手札からバトルゾーンに出してもよい?? そう、つまり《魔弾グローリー・ゲート》で《魔弾アルカディア・エッグ》を手札に加えてきた場合、 当然《魔弾グローリー・ゲート》は墓地にあるわけだから、 なんと、マナを使わないで《魔光大帝ネロ・グリフィス》をバトルゾーンに出せちゃう! 《魔弾グローリー・ゲート》から導かれた《魔弾アルカディア・エッグ》が 《魔光大帝ネロ・グリフィス》を生み出す、ってわけだ。 もちろん《魔光大帝ネロ・グリフィス》も《魔弾グローリー・ゲート》で手札に加える事が出来るから、 ナイトマジックを駆使して、一回の《魔弾グローリー・ゲート》でいきなりコンボ完成… なんてことも夢じゃないんだ! つまり、ここまでをまとめると、アルカディアス騎士団の基本的な戦い方は このふたつだってこと。 そう、呪文を華麗に駆使しまくるナイトの戦い方をさらに進化させたのが、 アルカディアス騎士団だってこと! 華麗に、そして緻密に計算され尽くした相互作用によって、ナイトのさらなる可能性を広げるんだ!
他にも、ブロックして力尽きてしまった《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を回収したりと、 かゆいところに手が届くすばらしいサポートカードだ! サムライとクロスギアを中心としたバトル・オブ・ヤマト魂のライバルとして、 こんなにふさわしいデッキは無い!と断言したい! じゃあ、デッキの基本的な動きが説明し終わったところで、本題となる デュエルロード・スーパーX用にデッキを改造する方法を考えていこう。 といっても、バトル・オブ・ヤマト魂と同じように、 アルカディアス騎士団も非常に完成度が高いデッキ。 だから、特に欠点も改造するべき部分もない…うん?ちょっとまてよ。
これらの切札による、相手に呪文を使えないロック状態にしてしまうっていう戦術は 白凰様の得意な戦術だしね。 で、ここで気がつくわけだ。 あったじゃないか!
こっちは、たとえば《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》のような ナイト・クリーチャーは回収できないので、臨機応変に使い分けたいね。
もちろん回収するのは《魔光王機デ・パウラ伯》か《魔光死聖グレゴリアス》 …と言いたいところだけど、状況によっては《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》も回収するのに ぴったりなクリーチャーになるぞ! なんせ、回収した後、そのままタダで場に出せるんだから!
もちろん、相手のクリーチャーもスレイヤー能力を得るんだけど…《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》はどちらにしろバトルをすれば 破壊されてしまうのだから、関係ない! と、ここまでデッキを改造するために考えてきて、ふと気がついた。 ライバルに一番重要なことはなんだかわかるかい? もちろん、それも重要だけど、ライバルマニアの僕に言わせれば、そんなの些末な要素に過ぎないね。 ライバルに一番重要なもの、それは そう、どちらかが強すぎても、逆に弱すぎてもライバルの関係っていうのは成立しないんだ。 なので、ここはライバルらしいバランスをとるために、白凰様の切札となる呪文を追加しよう!
だって、このアルカディアス騎士団は白凰様のデッキでもあるんだから! なんてことだ、白凰様の切札を投入したら、こんなにアルカディアス騎士団の システムにばっちりきっちりはまってしまうなんて! というわけで、ライバル理論を駆使して作り上げたのがこのデッキだ。
追加したカードはこの10枚! 2枚 《魔光王機デ・パウラ伯》 1枚 《邪眼皇ロマノフI世》 2枚 《魔弾ソウル・キャッチャー》 1枚 《イモータル・ブレード》 2枚 《インフェルノ・サイン》 2枚 《ヘブンズ・ゲート》 かわりに残念ながら抜く事になったのは、この10枚だ。 2枚 《天雷の聖霊ユリウス》 1枚 《聖鎧亜キング・アルカディアス》 1枚 《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》 1枚 《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》 1枚 《光神龍スペル・デル・フィン》 2枚 《封魔妖スーパー・クズトレイン》 2枚 《邪魂創生》 ライバル理論にのっとって、白凰様の切札は《聖霊王アルファディオス》に絞りきる為に、 他の切札を減らす事にしたぞ。 さらに、ドロー能力に関しては、《魔弾ソウル・キャッチャー》と回収クリーチャーによる コンボが十分すぎるくらいの手札を供給してくれるから、今回は減らす事にしたぞ。 ただ、直接カードを引ける能力も、特定のカード、特に切札を見つけ出したいときには 有効なので悩ましいところ。 ブロッカー能力も含めた防御力と相談して、好きな方を選んでもいいと思うぞ。
そう、ここでもライバル理論が発揮されるんだ。 ライバルのデッキにあわせて、自分のデッキのバランスもとっていこう。 もちろん、アルカディアス騎士団はナイトのデッキなので、 ナイトを中心にしたデッキに変更する事も可能だぞ。
前回もいったと思うけど、基本的にはどんな改造をするのも自由だと僕は考えているんだけど、 ひとつだけ忘れないでほしい事があるんだ。