さぁ、ついに今年も全国大会の季節がやってきたぞ! デュエリストに生まれたからには、頂上を目指したいというのは道理というもの。 当然、みんなもギャラクシー・マスターに向けて、日々プレイングを鍛えていると思うんだ。 そう、デュエルマスターズは個人のプレイングの力も重要だけど、情報を制する事も重要なんだ。 たとえば、一度も戦ったことがないデッキと対戦して、 なすすべもなく敗北してしまったなんて経験が君にはないかい? そんなとき、自分のデッキの力を発揮できなかったと悔しい思いをしたことはあるかい? なんて迷ってる君たちのために、今回の開発部では、最近のデュエルロードで 活躍しているデッキを中心に、ギャラクシー・マスターでもきっと活躍するだろうデッキを いくつか紹介する特別編を掲載することにしたぞ。 なんて困ってる君たちのために、今回の開発部では、最近のデュエルロードで 活躍しているデッキを中心に、ギャラクシー・マスターでもきっと活躍するだろうデッキを いくつか紹介する特別編を掲載することにしたぞ。 ここで紹介したデッキを使用するのも、これらに勝てるデッキを自力で開発するのも君の自由だ! とにかく、今回の開発部記事を教科書代わりに、ギャラクシー・マスターにむけて猛勉強して、 全デュエリストの頂点を目指してくれ!
さぁ、一番最初に紹介するのは、もちろん、デュエルマスターズの象徴ともいえるドラゴンデッキだ! 開発部Vol.20で紹介したドラゴンデッキは、 火文明単色のデッキだったけど、今回紹介するのは、自然文明によるマナ加速を追加して さらに素早くドラゴンを呼び出すことを目的としたデッキだ。
さらに《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》の侍流ジェネレートで《バジュラズ・ソウル》をジェネレートし、 次のターンにクロスすればなんと、次の《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》の2回攻撃で マナを4枚も破壊することができてしまうんだ!
このデッキでは、《ボルット・紫郎・バルット》を1枚しか投入してないけど 《バジュラズ・ソウル》でのマナ破壊をメインの戦法にしたいなら量を増やしたりと、 独自の改良をしてもいいと思うぞ。
もちろん、《ボルシャック・大和・ドラゴン》や《フレミングジェット・ドラゴン》みたいに、 もともとスピード・アタッカーをもっている6マナのドラゴンも、 《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を3ターン目に出せれば4ターン目から攻撃出来ちゃうんだ。 さらに、7マナの殿堂カード《超竜バジュラ》につなげられれば、対戦相手は、 マナが2枚破壊された上に、Wブレイク+Tブレイクでシールドも無くなっているはず! こうなってしまえば勝負は決まったも同然だね。 これを防げるのはブロッカーだけなんだけど、このデッキには、ブロッカー対策として 《グランドクロス・斬鉄・ドラゴン》や《熱刀 デュアル・スティンガー》が投入されているので、 防ぐのはそう簡単じゃないぞ。 こんな風に、マナ加速からドラゴンを連打できる中盤以降には強烈な攻撃を与えられる このデッキなんだけど、弱点となるのは、序盤のドラゴンを出すための準備をしている期間。 この期間にビートダウンされまくってしまうと、ブロッカーもいないため、 対処しきれなくなってそのまま押し切られてしまうのが負けパターンだ。 序盤はシールドからトリガーがめくれるのを期待するしかないぞ! デュエルマスターズの看板役者であるドラゴンを連打するのは、全デュエリストの夢のひとつ。
開発部ではVol.12で紹介した火文明単色速攻デッキ。 あのときは、序盤と後半の2段構えの戦略について紹介したけど、今回紹介するデッキは、 さらに火文明らしさを強化し、序盤の速攻に重点を置いたタイプのデッキだ。
そうやって、1ターン目・2ターン目とクリーチャーを展開できれば、 3ターン目から後で呼び出すクリーチャーはすべてスピードアタッカー持ちで
対戦相手は常にそれを計算に入れたデュエルを必要とされる。
特にブロッカーや、対戦相手の大型クリーチャーの殴り返しが大きな弱点になるこのデッキだけど、 《ピーカプのドライバー》や火力呪文で対処することで、 相手が次の対処手段を用意する前にシールドをブレイクしきってしまうのが、メインの戦略だ。 火文明単色速攻は、単純な戦略だと思われているけど、単純さの中にこそ力強さが隠されているんだ! ギャラクシー・マスターでも多くのデュエリストが使ってくることが予想されるだけに、 常に火文明との戦い方をマスターするのはデュエリストとしての最低条件だ! もちろん、その中で君が火文明をマスターすれば、火文明速攻を使うのもアリだぞ。
以前も 愛のこもったドリームメイトデッキを紹介したと思うんだけど、 そのドリームメイトへの愛を高まりきるところまで高まらせたのがこのデッキだ! なんといっても、デッキのうちのほとんどがドリームメイト、《フェアリー・ギフト》以外の すべてのカードがドリームメイトか、ビークルビーという愛が高まりきったデッキだ。
きっと、数ターン後にはバトルゾーンはドリームメイトでいっぱいのはず! もちろん《フェアリー・ギフト》で2ターン目に《ホップステップ・バッタン》を呼び出すのも効果的だぞ。 パワー7000のWブレイカーという強烈なクリーチャーが2ターン目に登場してしまえば、 対処手段は限られてしまう上に、デッキのほとんどがドリームメイトと ビークルビーのこのデッキならばデメリットは無いも同然だ。
スピード・アタッカーも多いので、相手の油断の隙を突いたテクニカルな攻撃も可能だ。 その分、火文明単色の速攻よりも少し難しいプレイングも必要になるけど、 それは是非とも日々の鍛錬でマスターしてほしい! ワイルドキングダムを使えば、大まかな部分では同じデッキが作れるというのもこのデッキの大きな魅力だね。
速攻デッキの紹介が続いたけど、最後に紹介するのが、このヴァルディビートだ。 このデッキは、今までの開発部の記事で紹介したことは無かったけど、 隠れて開発が進められていたちょっとテクニカルなビートダウンだ。
特に、クリーチャーだけでなく、クロスギアも対処できるというのは、 なかなかクロスギア対策のカードを入れにくい現状では、ものすごく強力な効果として 対戦相手の意表を突くことが可能になるぞ。これで《バジュラズ・ソウル》も怖くない!
この《斬隠テンサイ・ジャニット》や、ドローソースとして投入されている《クゥリャン》が サイバーロードなのを利用するために、強力なドロー強化能力を持った《エンペラー・マルコ》が 投入されているぞ。 序盤から手札を使いまくる速攻デッキにとって、 息切れ防止の手段はデッキを動かす上でも必要不可欠な要素のひとつ。 火文明速攻は、使用するマナを少なくする事で、チャージする分のカードも 攻撃に使えるようにした上で、息切れする前に勝利するようにしているし、 ドリームメイトデッキでは、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》や《幻獣提督ウー・ワンダフォー》の 能力で後続を追加できるようになっている。 このデッキでは、《エンペラー・マルコ》の圧倒的なドロー能力で息切れ防止をしようってわけだ。 また、これから解説するナイト・コントロールデッキ対策に《封魔ゴーゴンシャック》が 投入されているため、コントロールデッキのスピードを遅らせることで、逆にこちらの 動けるターンを増やすという、特殊な方法でさらにスピードをあげることに成功しているぞ。 このデッキは、多色進化というコンセプトもあって、デッキのほとんどのカードが 極神編以降のカードで構成されているため、最近はじめた人にもオススメできるデッキだ。
僕が速攻好きなせいもあって、速攻デッキが中心の紹介になってしまったけど、 もちろん速攻に対応するコントロールデッキも存在する。 このデッキに関してはナイトが登場した直後にも紹介したけれど、当然、 ニンジャ・ストライクの登場でコントロールデッキは圧倒的な強化をすることが可能になったんだ。
このデッキでは、2ターン目の《エマージェンシー・タイフーン》から 2ターン目《氷牙フランツI世》4ターン目《インフェルノ・サイン》というコンボも 可能なのでコントロールらしくない速攻も可能だぞ。 じわじわと守りを固めながら、対戦相手の反撃の可能性をコツコツとつぶしていけば、 君には確実な勝利が待っているぞ。 受け身のデッキだから、対戦相手がやってくることを予想し、それにあわせてブロッカーの数や 手札の枚数を考えてプレイしなければいけない分、非常にプレイングが難しくなってくるデッキだけど、 プレイングさえマスターしてしまえば圧倒的なパワーで対戦相手を倒す事が可能な上級者向けのデッキだ。 もちろん、僕みたいな速攻デッキ好きも、対戦するときに相手の考えていることを 理解できれば有利になれるので、ぜひとも実際に使用してみることをオススメするぞ。 対戦相手もコントロールデッキで、お互いがクリーチャーを並べあう展開になったら、 《スーパー・スパーク》がとどめをさしてくれることも覚えておいて損は無いぞ。
最後に紹介するのは、コントロールよりのコンボデッキ、ヘヴィメタグールだ! 《龍神ヘヴィ》と《黒神龍グールジェネレイド》のコンボについてはVol.14でも デュエルロードX用のデッキとして紹介したけど、今回はそれをさらに強化したデッキだ。
以前の記事でも紹介したとおり、このコンボが一度やるとクセになるおもしろさ。 まだ未体験の人には是非とも体験してみてもらいたいコンボだ。 きっと、デュエルマスターズの見方が完全にかわっちゃうぜ!
さらに、デッキのキーカードがほとんどドラゴンだということに注目して《コッコ・ルピア》を投入。 擬似的にマナ加速することで、ドラゴン速攻も可能だ。 この2大ゴッドもドラゴンなので、《コッコ・ルピア》や《インフェルノ・ゲート》などを活用することで、 5ターン目にはゴッド・リンクしてアタックなんて事も可能だ。 ブロッカーがいないこのデッキだけど、このヘヴィ・メタルのゴッド・リンクさえ完成してしまえば、 ブロッカーなんて必要無い! 《黒神龍グールジェネレイド》コンボと、龍神ゴッド・リンクのふたつの道筋があるから、 2ターン目の《エマージェンシー・タイフーン》で捨てるカードを選ぶときには、 先の展開まで読み切る力が必要だけど、逆にその読み切ることもデュエルの楽しみのひとつ。 ここで紹介しているデッキは、全体的に勝てるように調整した安定型のデッキリストだけど、 序盤の速攻に弱いと思ったら、《デーモン・ハンド》や《地獄スクラッパー》などの シールド・トリガーを増やし、コントロールに弱いと思ったら 《解体人形ジェニー》みたいな手札破壊を増やせばいいぞ。 もちろん、コンボをより完成させやすくしたいと考えるなら、 手札を捨てるカードを増やすっていうのもひとつの手だね。 中核となるコンボが固まっているからこそ、そのほかのカードの調整による 効果が出やすいのがこのデッキ。是非とも、君だけのオリジナルデッキに完成させてほしい。 また、デッキの中核となるカードがスーパーデッキクロスと、 29+1Dで集まるというのも大きな魅力なのだ。 ドラゴンデッキから始まって、速攻・コントロール・コンボと全部で6つのデッキを 紹介してきたけど、どうだっただろうか? もちろん、ここで紹介したデッキだけがすべてのデッキではない! デッキとは、デュエリストが戦い抜くための武器であるとともに、一番身近な戦友だ。 それぞれのデュエリストには、自分の戦いの戦歴に応じたそれぞれの物語とデッキが存在するんだ。 だからこそ、デュエルの道には終わりが無い。