+1Dが発売され、ますます盛り上がっている29弾だけど、みんなはもう、
シークレット・ヒーローズ・カードである《邪眼皇アレクサンドルIII世》はゲットしたかな?
超カッコイイ、ザキラ様のヒーローズ・カードだけど、この《邪眼皇アレクサンドルIII世》は
カッコイイだけじゃなく、強力なパワーを持っているんだ。
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それは、光か水か闇の呪文を使用したとき、他にナイトがいれば山札から同じ呪文をコストを支払わないで使用できるという能力。
簡単に言うと、この3つの文明の呪文をすべてナイト・マジックがついているかのように使うことができるってわけだ。
ましてやナイト・マジック付きの呪文だとその効果は4倍にもふくれあがる!
まさに呪文を使いこなす、ナイトという種族の真骨頂ともいえる能力だ! |
もちろん《邪眼皇アレクサンドルIII世》はスーパーレアだし、ましてやザキラ様の
ヒーローズ・カードはシークレットなので、そういう意味では非常にスペシャルで手に入りにくい。
というわけで、今回は《邪眼皇アレクサンドルIII世》をつかったスペシャルなデッキを紹介するぞ。
僕が考える《邪眼皇アレクサンドルIII世》を使ったスペシャルなデッキの条件はただひとつ。
まずは《邪眼皇アレクサンドルIII世》の能力をかっこよく使う方法を考えよう。
《邪眼皇アレクサンドルIII世》の能力は、呪文を使えば、すべてが派手な切札になるという、
もともとかっこいいものなんだけど、ひとつだけ弱点がある。
といっても、普通のナイトデッキだと、呪文のコストを下げる《氷牙フランツI世》をはじめとして、
ナイトなんていくらでもいるよね。
しかし、ここで考えてほしい。
それは、ナイトデッキに《邪眼皇アレクサンドルIII世》が投入されているだけだ。
《邪眼皇アレクサンドルIII世》の横に並ぶナイトは、当然スペシャルなナイトでなければいけないのだ!
そんなナイトが都合よく…いるんだよね、これが。
攻撃するたびに、コストなしで闇の呪文を使いまくれる《邪眼皇ロマノフI世》なら、《邪眼皇アレクサンドルIII世》の能力が使い放題、《デーモン・ハンド》もうち放題だ!
しかし、なにより重要なのは、《邪眼皇ロマノフI世》の能力で使った呪文は山札に戻り、《邪眼皇アレクサンドルIII世》の能力で使った呪文は、墓地に落ちると言うことだ。
《邪眼皇アレクサンドルIII世》の能力は、山札に呪文が無くなってしまうと打ち止めになる弱点があるんだけど 《邪眼皇ロマノフI世》と組み合わされば、事実上無限に能力が使えるんだ!
逆に、《邪眼皇ロマノフI世》は墓地に呪文がないと能力が使えないけど《邪眼皇アレクサンドルIII世》がどんどん追加を持ってきてくれる。 |
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という風に、能力同士の相性がいい…というのは、普通のデッキの話だ。
このスペシャルなデッキの場合、この2枚を同じデッキに入れることにはもっと重要な意味がある。
この2体のスペシャルなナイトを軸にくんでみたのが、このデッキだ。
さて、このデッキの基本的な動かし方は簡単だ。
以上。《邪眼皇アレクサンドルIII世》の《邪眼皇アレクサンドルIII世》による
《邪眼皇アレクサンドルIII世》のためのスペシャルなデッキなんだから当然だ。
これで説明は終了…とはいかない。
《邪眼皇アレクサンドルIII世》も《邪眼皇ロマノフI世》も7マナと、
普通に出すためには少しコストの重いクリーチャーなんだ。
でも、一刻も早く《邪眼皇アレクサンドルIII世》を出したい!というスペシャルな要望に応えるために、
いろいろなギミックを仕込んだのがこのデッキってわけ。
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まず最初に思いつくのが何らかの方法で墓地に送り《インフェルノ・サイン》でバトルゾーンに引っ張り出す方法だね。
《邪眼皇アレクサンドルIII世》も 《邪眼皇ロマノフI世》もちょうど7マナという《インフェルノ・サイン》で引っ張るにはもっともおトクなマナのクリーチャー。
せっかくのシールド・トリガーが発動したときに、墓地に誰もいなくてがっかり…なんて事を防ぐために、このデッキでは、墓地に落とす手段としてよく使われている《エマージェンシー・タイフーン》だけではなく《カラフル・ダンス》まで投入して、墓地にどちらかを送り込める可能性を高めたぞ。
墓地に多くの呪文があれば、《邪眼皇ロマノフI世》もその能力を無尽に発揮することができるしね! |
さらに、序盤から《エマージェンシー・タイフーン》や《カラフル・ダンス》で大量の呪文を墓地に送り込んでいける点に注目して、スペシャルなナイトのひとりである《魔光帝フェルナンドVII世》を投入したぞ。
2ターン目の《フェアリー・ライフ》から3ターン目《カラフル・ダンス》を決めることができれば、4ターン目に《魔光帝フェルナンドVII世》をバトルゾーンに降臨させることも決して夢じゃない!
このスペシャルなコンボが決まってしまえば、対戦相手はどうにもならない!
こうやって、早いターンに《魔光帝フェルナンドVII世》や《インフェルノ・サイン》で一気にスペシャルな状況を作り出すのが基本だ。 |
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このデッキがスペシャルなのは、使われているナイトの出てくる早さだけじゃない!
相手の攻撃時にはスペシャル・ナイト・チャンスが待っている!
普通、シールド・トリガーやニンジャ・ストライクを持っていないクリーチャーは、対戦相手のターンに出てくることは不可能なんだけどこのスペシャルなデッキでは、それを可能にするチャンスが存在するんだ。
そう《インフェルノ・サイン》はシールド・トリガーを持っている!
だから、2ターン目に《エマージェンシー・タイフーン》でスペシャルなナイトを墓地に落とせばそれ以降の相手のシールド・ブレイクは、いつでもスペシャル・ナイト・チャンスになるってわけなんだ。 |
《エマージェンシー・タイフーン》もシールド・トリガーを持っているからWブレイクからの、《エマージェンシー・タイフーン》+《インフェルノ・サイン》で強襲スペシャル・コンボだって夢じゃないかもしれない!
さらに、シールド・トリガーとして発動した《エマージェンシー・タイフーン》で対戦相手のターンに捨てるとバトルゾーンに出てくる《氷牙提督マティアス卿》を投入すれば、《エマージェンシー・タイフーン》だけでもナイト・チャンスがスタート!
こいつも、《邪眼皇アレクサンドルIII世》や《邪眼皇ロマノフI世》を手札に加えることを可能にする、スペシャルなナイトのひとりだ! |
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こうして、選び抜かれたスペシャルなナイトだけを、
できるだけ早くバトルゾーンに送り込むデッキが完成したわけだけど…ふと僕は考えた。
ただ、墓地から《インフェルノ・サイン》で引っ張り出すだけのデッキなんて、
《邪眼皇アレクサンドルIII世》の名を冠するようなスペシャルなデッキじゃない!
この、デッキの中のクリーチャーをスペシャルなナイトだけに厳選したデッキだからこそ
輝くカードがあったのだ!
普通のデッキで使うと、めくれた中からバトルゾーンに登場するクリーチャーを
対戦相手が選べるので、なかなか使いにくいカードだけど、このデッキでは違う!
対戦相手に選択の権利があるようで、実はデッキを構築した時点で、
対戦相手にクリーチャーを選ぶ権利はすでにほとんど無いんだ!
《邪眼皇アレクサンドルIII世》とアルティメットにスペシャルな状況になったら、2倍効果の超切札を炸裂させよう!
今回のデッキでは、せっかくなのでスペシャルに派手な呪文として《英知と追撃の宝剣》を切札として採用しているけど、もちろん、ここは闇か水の呪文なら何でもいいぞ。
《英知と追撃の宝剣》は残念ながら7マナなので《邪眼皇ロマノフI世》で使い回すことはできないので、《邪眼皇ロマノフI世》とのコンボとなるカードを《デーモン・ハンド》と《魔弾ロマノフ・ストライク》以外に追加するっていうのもいいかもしれない。
《ミラクルとミステリーの扉》でナイト勢揃いなんていうのもかっこいいぞ! |
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というわけで、今回は《邪眼皇アレクサンドルIII世》をスペシャルに活躍させる
デッキを作ったんだけど、実はデッキの主役は《邪眼皇アレクサンドルIII世》に限らない!
大事なのは、自分が使いたいカードをいかにかっこよくスペシャルに活躍させられる
デッキを作れるかってことなんだ。