ナイト・サムライという2大新種族に、シノビも加わり、ますます盛り上がってきた戦国編。 さらに、シールド・プラスやシールド・フォースのようなシールドの新しい可能性も どんどん発揮されてきている。
なんせ、ジャンケンの世界大会が開催されるほどの、 高度な心理戦が繰り広げられる超絶戦略ゲームなんだ。 つまり、偶然でジャンケンに勝つのではなく、狙ってジャンケンに勝つっていうのが、 デュエリストのあるべき姿なんだ! そして、この戦略性を高めるカードが、28弾で追加されたんだ。
それじゃあ、対戦相手は、君がチョキをだせば負けにくいと言うことを読んで チョキであいこに持ち込んできたらどうすればいい? そう、戦国編は、ジャンケンという心理ゲームにさらなる戦略性を持ち込み、 多層的な戦い方を可能にしたんだ! なんと、このJKシリーズの能力は、自分の能力でジャンケンするとき以外にも機能するんだ!
だから、君は《JKパーネイチャー》が攻撃するたびに安心してチョキを出せばいいんだ。 そうすれば、ジャンケンに勝利し、対戦相手のパワー5000以下のクリーチャーを マナゾーンに送り込むことができるんだ。 対戦相手が読み切って、グーを出してきたらどうするんだって? だって、対戦相手はジャンケンには勝利するけど、その代わりにマナを失う。 それに対して、こっちは何も失わないんだ、そう、なにも! しかも、君がそこまで読み切ってパーを出して勝利したら… なんとクリーチャーをマナゾーンに送りつつ、マナを破壊できる、 つまり対戦相手はクリーチャーが減った代わりに増えたはずのマナさえ手に入れることができないんだ。 ただのジャンケンじゃ、お互いがどの手を出すかは完全に読み切ることはできないけど、 JKシリーズがバトルゾーンに並べば並ぶほど、対戦相手がどの手を出すと苦しいかがはっきりするんだ。 何もないところから心理を読むのは難しいかもしれないけど… これだけ材料がそろっているなら余裕だよね。しかも、3種類のJKシリーズが全部そろってしまったら… 対戦相手はどの手を出しても必ず損することになる。 こうなったら、君が目指すべきはジャンケンに勝つことじゃない! JKシリーズの能力は、実はあいこの時にも発揮される。 つまり、対戦相手は、あいこになるたびに、マナを破壊されたり、手札を破壊されたり、 はたまたこちらのマナが増えるのを指をくわえてながめなくてはいけなくなるんだ。 そして、このJKシリーズは29弾でさらに追加されたんだ。 今までは3種類までしか入れられなかったJKシリーズに、グンと選択肢が増えたってことだね。
サムライ限定とはいえ、あの殿堂カード《母なる大地》の効果を、 こちらのクリーチャーをマナゾーンに送ることなく使えるんだから! こちらのマナゾーンに、それこそ《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》でも居た日には、 対戦相手は是が非でもこのジャンケンには負けられないって考えるはず! この《JK兜 パッパラ・ベンケイ》がこんなに強力なのも当たり前で、 なんと、このカードは切札勝利父ちゃんのヒーローズカード!
というわけで、こんなにもアツいカードを前にデッキを作らないわけがあるかい?
もちろん、このデッキでの《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》に スピード・アタッカーをつける能力だって、決して見劣りするものじゃないぞ。 もしも、《ボルット・紫郎・バルット》が《JK兜 パッパラ・ベンケイ》をクロスして攻撃してきたら… そして、マナゾーンに《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》がいたら… そりゃ、対戦相手もこのジャンケンだけは負けられないって思うよね。
タップしてる《JK人形ボッコグー》をうっかり攻撃してきたら ニンジャ・ストライクでニンニンなんて技も可能だ。
そんな風に油断してこちらのマナを増やしてしまった対戦相手に、 強烈な呪文をお見舞いしてやろうって考えて《獰猛なる大地》を隠し味として投入してみたんだ。 他にも強烈な呪文はあるって、思うだろうけど、 とにかく、こんな感じで、JKシリーズを並べまくって、対戦相手がジャンケンで 何をだしたらいいのかわからなくしてしまってから《JK兜 パッパラ・ベンケイ》で サムライを呼び出すっていうのが基本的な動きだ。 こっちはどうしたって損はしないし、むしろその方が深読みした対戦相手を さらに翻弄することができるかもしれないじゃない!