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Vol.21 さらに熱く燃え上がれ!バビロン・シールド・トリガーデッキ!
眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!

さぁ、今回はいきなり復習の時間からスタートだ!

第29弾が発売された直後にニンジャ・ストライクという新しい能力が
シールド・トリガー以上のインパクトを与えるって話をむやみにアツく語ったよね?

でも、僕は以前に、シールド・プラスによって、シールドのむこうに、
無限の世界が広がるってことも、これまたアツく語っていたはずなんだ。

じゃあ、シールド・トリガーの新しい可能性への道はニンジャ・ストライクによって
早くも閉ざされてしまったのか?

そんなわけないだろ!
シールドは永遠に不滅だ!

いいかい、29弾は、サムライとナイトを強化しつつ、新要素であるシノビをかなり熱く盛り上げている
セットなんだけど、負けず劣らず、シールドの新しい世界を切り開いているんだ。

奇跡の精霊ミルザム たとえば、この《奇跡の精霊ミルザム》
見てくれ!
28弾で新登場した新能力であるシールド・プラスのパワーアップした姿であるウルトラ・シールド・プラスの登場だ!
1枚シールドが増えるっていう話だけでもあんなに盛り上がったのに、今度は一挙に5枚ものシールドが増えてしまう!


これだけシールドが増えれば、シールド・トリガーもきっと打ち放題になってしまうはず!

そして、そんなシールド・プラスの
能力をパワーアップさせるのが
この《星龍の記憶》だ!
あの《星龍パーフェクト・アース》の能力を呪文化したといっていいこの呪文は、自分自身もシールド・トリガーなのでシールドが増えれば増えるほど破壊力が増すんだ!
星龍の記憶

たとえば、ウルトラ・シールド・プラスで6枚になったシールドがブレイクされたときに、
その中に1枚でも《星龍の記憶》があればそのすべてをシールド・トリガーとして、
コストなしで使えちゃうんだ!

同時にブレイクされたシールドのトリガーは、自分の好きな順番に使えるから
《星龍の記憶》から使用すれば、問題はないぞ!

2009年9月10日のルール変更に伴いまして、上記の文章が削除となりますことをお知らせ致します。


こんな風に、29弾でも、ドンドンシールドの新しい世界が開発されているんだ。

これは、アツくならないわけにいかないだろ!

そんな中でも、とくに僕の心をわしづかみにしてアツく燃え上がらせたのはこのカードだ!

蒼神龍アル・バビロン

今までシールド・プラスを使ったデッキを作るときに大変だったことがふたつあるんだ。

まずは、ひとつめ。
それは、実際にシールドをめくるまで結局どんなシールド・トリガーが
発動するか分からない
ということ。

続いて、ふたつめ。
それは、シールド・プラスしたシールドはなかなかブレイクしてもらえないということ。


これらの問題点について、僕は以前シールド・フォースと組み合わせたりと
色々と専用のデッキを組んで、解決しようとしたんだけど、
なんと、この《蒼神龍アル・バビロン》たったの1枚でそれらの弱点をカバーしてしまうんだ!

しかも、この《蒼神龍アル・バビロン》V(バベル)のヒーローズカード!!

蒼神龍アル・バビロン

バベルの闇眼の力を借りることで解決できちゃうんだ!
なんてすごいんだ!
すごいなら使おう!


というわけで、非常に単純だけど、アツい衝動に突き動かされて、僕はデッキを作ることにしたわけなんだ。
もちろん、完全に闇眼をマスターすれば、相手のシールドまで見えるようになるけど、
そこまで一気に闇眼の能力が開花してもバベルも困っちゃう。

完全な闇眼をマスターする方法は、今度僕がガルドに行って聞いてくるから、
期待しないで待っててくれ!


そんな話はさておいて、とにかく《蒼神龍アル・バビロン》はすごいしかっこいい。
なんせ、闇眼をマスターしつつ、相手がブレイクするシールドまで支配出来ちゃうんだから、
これはデュエルを支配してるも同然
だね。

天武の精霊ライトニング・キッド 普通、シールド・プラスはなんらかのサポート手段があって初めて輝きだす能力なんだけど、今回の役割は逆だ。
そう、《蒼神龍アル・バビロン》は、
たったの1枚で、シールド・プラスの持つ能力を引き出すことができるんだけど逆に、
《蒼神龍アル・バビロン》
シールド・プラスがないとその能力を半分しか発揮できない
んだ。
だから、デッキにはモリモリ、
シールド・プラスを入れていくぞ!


さらに、シールドをブレイクされたときに、シールド・トリガーが発動しないと、
せっかくのゲームを支配している気持ちが薄まっちゃう。

これはアツくない!

なので、当然、デッキにはシールドトリガーをちょっと多めにいれていこう。
最後に、《蒼神龍アル・バビロン》は、6マナとちょっとコストが重いけど、
シールド・プラスするときにはバトルゾーンにいてほしい、つまりできるだけ早く登場してほしい。

じゃあ、簡単だ。
自然文明のカードでマナ加速すればいい!
というわけで、一気に出来上がったのが、このデッキだ!

文明 カード名 種類 コスト 枚数 種族 レア パワー 収録弾
自然 怒髪の豪腕 クリーチャー 2 4 ビーストフォーク コモン 1000+ DM8
自然 青銅の鎧 クリーチャー 3 4 ビーストフォーク コモン 1000 DM1
光牙忍ハヤブサマル クリーチャー 3 3 ガーディアン/
シノビ
コモン 3000 DM29
予言者ヒョウ クリーチャー 3 4 ライトブリンガー コモン 4000 DM28
斬隠
テンサイ・ジャニット
クリーチャー 3 3 サイバーロード/
シノビ
コモン 1000 DM29
自然 母なる大地 呪文 3 1   レア   DM10
自然 青銅の鎖鎌 クリーチャー 4 3 ビーストフォーク アンコモン 2000 DM28
自然 土隠風の化身 クリーチャー 5 2 ミステリー・トーテム/
シノビ
レア 4000+ DM29
蒼神龍アル・バビロン クリーチャー 6 4 ポセイディア・ドラゴン レア 7000 DM29
アクア・サーファー クリーチャー 6 3 リキッド・ピープル アンコモン 2000 DM5
自然 ナチュラル・トラップ 呪文 6 3   レア   DM1
光/自然 無頼聖者スカイソード クリーチャー 5 2 ビーストフォーク/
イニシエート
アンコモン 2000 DM10
天武の精霊
ライトニング・キッド
クリーチャー 5 4 エンジェル・コマンド アンコモン 5500+ DM28




■デッキの動かし方

青銅の鎖鎌 まず、このデッキの中のカードでも一番注目してほしいのがこの《青銅の鎖鎌》だ!
なんと、4ターン目にマナを増やして、次のターンに《蒼神龍アル・バビロン》がでる助けをしつつ、《蒼神龍アル・バビロン》がバトルゾーンに出た後は今度はシールド・プラス能力で《蒼神龍アル・バビロン》が闇眼の力を発動するのを助けてくれるのだ!なんてこのデッキにぴったりなカードなんだろう!


と思いきや、こいつのシールド・プラス能力は破壊されたときの能力なので、
たとえば《天武の精霊ライトニング・キッド》のように、
バトルゾーンに出た時のシールド・プラスに比べると、少し使いにくいように感じるかもしれない。

しかし、そんな弱点を補ってくれる救世主が登場!
それがニンジャ・ストライクだ!

対戦相手がうっかり攻撃してきた
ところで、《光牙忍ハヤブサマル》をニンジャ・ストライクで呼び出し《青銅の鎖鎌》にブロッカー能力をプレゼント!
これで、普段はなかなか破壊してもらえない、ましてや《蒼神龍アル・バビロン》がバトルゾーンにいたら絶対破壊したくないだろう《青銅の鎖鎌》を相手の計算を狂わす形で破壊することができるんだ!
光牙忍ハヤブサマル




そう、決してニンジャ・ストライクとシールド・プラスは反する能力じゃなくて、
ニンジャ・ストライクもシールドの可能性を広げてくれているんだ!

こうしてみると、むしろ《青銅の鎖鎌》《預言者リク》みたいに
破壊されたときにシールド・プラスされたほうがいいんじゃないかとまで思えるね。
だって、《蒼神龍アル・バビロン》がバトルゾーンにでた後に破壊すれば、闇眼の力が使えるのだから!

そして、この《蒼神龍アル・バビロン》のデュエルを支配する力と、ニンジャ・ストライク
さらに《天武の精霊ライトニング・キッド》が力をあわせれば
もっともっとデュエルを支配することができるんだ!

まずは、《天武の精霊ライトニング・キッド》がバトルゾーンに登場!
シールド・フォースでパワー11000のW・ブレイカー!

当然、相手はこのシールドを破壊するために、攻撃してくるけど、
それは《蒼神龍アル・バビロン》が許さない。
そして、君は闇眼の力で、シールド・トリガーではなく
《光牙忍ハヤブサマル》が隠れているシールドをブレイク!

シールド・トリガーがなかったからって安心してさらに攻撃してきた相手に、
ニンジャ・ストライクでこんにちは。
なんと驚き、《天武の精霊ライトニング・キッド》はパワー11000のブロッカーになって
対戦相手のクリーチャーを返り討ち!ってわけ。



だから、一瞬、バベルのヒーローズカードである《蒼神龍アル・バビロン》と、
白凰様のヒーローズカードである《天武の精霊ライトニング・キッド》が入っていても大丈夫なの?
喧嘩しないの?って思うかもしれないけど、このデッキを一回使ってみれば、
むしろこの2枚のカードがそれぞれ引き立てあう最高のパートナーだってわかるはず!


さぁ、君も闇眼のパワーでゲームを支配しよう!



さらに《奇跡の精霊ミルザム》《星龍の記憶》を中心としたデッキだって、魅力的な動きをするぞ!

《ミルザム》《ヘブンズ・ゲート》無理やりだして、や、《星龍の記憶》を使った次のターンに
相手に無理やりシールドをブレイクさせるための《ファントム・ベール》を入れたデッキも
非常に面白いので、興味があったらぜひためしてみてほしい。

とにかく、僕がいいたいのは、29弾でシールドの可能性は閉ざされるどころか、
ますます魅力的でアツいものになったってこと。


君もアツい思いをシールドにプラスしよう!

TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids