前回・前々回と29弾の新種族シノビと、新能力ニンジャ・ストライクについて熱く語って来たわけだけど、
29弾の注目ポイントは、なにもシノビだけじゃない！
というわけで、今回は、その中でも、サムライをクローズアップして注目したい。
論より証拠、まずはこのカードを見てくれ！
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たとえば、この
《爆炎ホワイトグレンオー》はすべての
サムライにスピードアタッカーを与えるって
能力を持っているクリーチャーだ。
《爆炎ホワイトグレンオー》自体もサムライ
なので5マナパワー5000のスピードアタッカー
というだけでも強力なのに、他のサムライも
強化できる。 |
このように、強いサムライだけでなく、
サムライ同士の相乗効果、そう、魂の共振現象でますます強化されているのだ。
しかし、この《爆炎ホワイトグレンオー》は、サムライとしてひとつ欠点がある。
それは、5マナというのは速攻デッキにとっては少し重いマナコストということだ。
速攻デッキが5マナを出す頃には、すでに手札で
最後のクリーチャーとなってしまっていることも少なくないだろう。
もちろん、最後の一撃として十分に活躍してくれるし、《爆炎ホワイトグレンオー》が
バトルゾーンにいれば、こちらの引いてくるクリーチャーのほとんどがスピードアタッカーと
なってしまうわけだから、対戦相手に与えるプレッシャーは相当なものだろう。
もっと、ダイナミックに《爆炎ホワイトグレンオー》の能力を活用する方法があるんじゃないのか？
開発部ではその方法を模索し、様々なデッキを試してみた結果、なんとその答えが
《爆炎ホワイトグレンオー》のカード自体のなかにあることを発見したのだ。
28弾以降の火文明のドラゴンはサムライでもあることが多いのは、デュエルマスターズ大好きな
みんななら当然知っていると思う。
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アーマードドラゴンは、名のごとく
『武装』ドラゴン。
さらに、サムライという
『武器（クロスギア）』の扱いを
得意とする種族。
うん、たとえば上の種族を
二つ持っている《竜将ボルベルグ・信玄》。
その能力はいたってシンプルそして強力。
『侍流ジェネレート』＋『タダでクロス』
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こんな、ただでさえ強い《竜将ボルベルグ・信玄》が、スピードアタッカーとなって攻撃してきたら…
なんて考えるだけで、そのカッコよさにぞくぞくしてこないかい？
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特にスピードアタッカーの能力と相性が
いいのがこの《ボルバルザーク・紫電・
ドラゴン》だ！
《紫電》は、実質的に1ターンに2回
アタックできる能力をもっているので、
スピードアタッカーで殴れる回数もなんと、
2倍にふくれあがるのだ！
すでに《爆炎ホワイトグレンオー》で
スピードアタッカーで殴られるのは
わかっていたとしても、
まさか2回攻撃されるとは対戦相手も
夢にも思わないだろう！ |
また、《紫電》は《ボルット・紫郎・
バルット》でもスピードアタッカーを
得ることができるので、
他のクリーチャーの2倍の確率で
スピードアタッカーになれるとも言える。
もちろん《ボルット・紫郎・バルット》
は、《紫電》にスピードアタッカーを与える
だけじゃなく、山札からクロスギアを
探してくる能力によって、《信玄》を
はじめとした侍流ジェネレートを持った
他のサムライとも共振現象を起こせるのだ！ |
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と、色々説明してきたけど、結局言いたいことはなにかというと、
ってことだ。そんな野暮なことは聞かないでくれよ。
これ以上の理由がデュエリストに必要かい？
というわけで、極限までかっこよくしたデッキリストがこれだ。
ただ、カッコイイだけのデッキでデュエルに勝てないんじゃ、逆にかっこわるい！
というわけで、このデッキには大きく分けて2つの勝ち筋を用意した。
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まずは、お馴染みの《コッコ・ルピア》で
ドラゴンのコストを下げて、素早く
ドラゴンを召喚して対戦相手を殴り倒す
通称ドラゴン・ルート。
3ターン目に《コッコ・ルピア》を召喚し、
除去されなければ次のターンには、
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》や
《ボルシャック・大和・ドラゴン》といった
6マナのドラゴンが早くもバトルゾーンに
降臨してしまうってわけだ。
ドラゴンがこんなに入っているデッキで
このコンボを入れないのは考えられない
くらいに基本中の基本のコンボだよね！ |
特に、6マナのドラゴンの中でも、
注目したいのが《グランドクロス・斬鉄・
ドラゴン》だ！
プロモカードなので手に入りにくいのが
難点だけど持っている人は
ぜひとも使ってみてほしい。
速攻デッキの最大の敵であるブロッカー
持ちのクリーチャーをクロスギアをバトル
ゾーンに出すだけで除去できるのは爽快！
特に、侍流ジェネレートというクロスギアを
だしやすい能力をもつサムライ軍団ならば、
軍勢を強化しながら相手を弱体化させると
いうほとんど「無双」といっていい攻撃を
繰り出せるんだ！ |
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そして、もうひとつの勝ちへの道筋が、《爆炎ホワイトグレンオー》によって
スピードアタッカーを獲得したサムライによる速攻、通称サムライ・ルートだ。
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ここまで説明してきた《信玄》《紫電》はもちろん、この《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》も、すごいパワーを発揮する。
《爆炎ホワイト・グレンオー》がいる状態で、ドラゴンが破壊されたとしても、《刃隠》の能力で追加のサムライが出れば、そのサムライもスピードアタッカーで攻撃ができてしまうんだ！ |
また、《ボルット・紫郎・バルット》でクロスギアをサーチしてくる能力も、
サムライルートでは重要な位置を占めているぞ。
特に、今回新しく殿堂入りに追加された
《バジュラズ・ソウル》との相性は抜群だ。
殿堂によって、デッキに1枚しか入れることが
できなくなってしまったけれども、
《ボルット・紫郎・バルット》の能力が
あればデッキに1枚でもなにも
心配することはない。
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侍流ジェネレートで場に出してさえしまえば、次のターンにはすぐにクロス！
もしも、《紫電》にクロスしてしまえば…なんと1ターンにマナを4枚破壊できるのだ！
《信玄》がバトルゾーンに出たときにクロスできないのが少々残念だけど
それでも十分すぎるくらいのパワーを見せつけてくれるはずだ！
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登場したターンに、タダで
《バジュラズ・ソウル》をクロスして
殴りたい…なんて夢も、
《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》なら実現してくれる！ターン終了時に手札に戻ってしまうのが弱点に思えるかもしれないけど逆にシールド・トリガーやニンジャ・ストライク以外では対処できないって大きなメリットもあるぞ！ |
このように、29弾でクロスギアをサーチできる《ボルット・紫郎・バルット》や、
サムライに速攻を与える《爆炎ホワイトグレンオー》が追加されたことによって、
こんなサムライ・ドラゴンデッキを構築することだって可能になったんだ。
そう、強いだけじゃなくて、カッコイイことこそが、サムライ・ドラゴンデッキの正義。
