さぁて、この夏一番の注目は何か!
それはデュエルロードスーパーX!
くどいようだけど、もう一度ここでも解説するぞ!
全国各地で行われている、デュエルロードのスーパーデッキクロス版、それがデュエルロードスーパーX!!
「ネバーエンディングヒーロー」か「エンドレスオールデリート」のどちらかを選んで、
死力を尽くして戦うんだ!
ここで、ポイントになるのが、10枚までカードを差し替え可能だってこと。
もちろん、殿堂レギュレーションに従わなきゃいけないんだけど、
それでも、十二分に自分のオリジナリティを出したデッキで対戦することができるってわけ。
うん、何度聞いても盛り上がるレギュレーションだ!
さて、前回は「エンドレスオールデリート」の改造の仕方を説明したんだけど、
なんか忘れていないかい?
そう!「ネバーエンディングヒーロー」!
ヒーローって言葉から君は何を想像するかい?
きっと、みんなの意見は一致するよね、せーの!
そう、まさにそんな夢のようなデッキが、この「ネバーエンディングヒーロー」なんだ!
エンジェル・コマンドとアーマード・ドラゴンが手を組んだこの終わらない戦いに、
僕の心は大きく震えさせられたんだ。
しかし、僕は、このデッキを使いまくっているうちに、このデッキのもうひとつの主役に気がついたんだ。
いかにも、ヒーローって感じで堂々としているアーマード・ドラゴンやエンジェル・コマンドに比べると、
ほとんどがパワー1000のちっぽけなクリーチャーにしか見えないファイアーバードたち。
しかし、実は、このファイアーバードたちが、影でドラゴンやエンジェルの戦いをサポートしていたって
ことに君は気がついていた?
メインで戦うドラゴンやエンジェルも当然カッコイイ!
でも、影で主役を助けるファイアーバードたちも変わらずカッコイイと思わないか?
というわけで、僕は今回、このファイアーバードたちのカッコよさを影でサポートするために、
あえてファイアーバードを引き立たせる改造をすることにしたんだ。
そんな僕もかっこよくない?
さて、「ネバーエンディングヒーロー」を改造するために、10枚のカードを抜く上で、
最初に考えなければいけないのは、当然どのカードを抜くかだ。
あたり前だろって?そりゃそうだけど、これがなかなか難しい。
厳選されたすごいカードだけで構築されているスーパーデッキクロスのなかから
10枚のカードをえらぶわけだからね。
簡単な方法を紹介しよう。
実は、「ネバーエンディングヒーロー」の場合、エンジェルかドラゴンのどちらかを抜くって方法があるんだ。
もちろん、せっかくの共演が…ってもったいない気持ちにもなるけど、なんたって、 ドラゴンとエンジェルは
どちらも、単体だけで十分ヒーローとして通用するカッコイイ種族。こんな方法もありじゃないかと思うんだ。
で、今回、僕は当然ファイアーバードがかっこよく活躍するデッキをつくるわけだから、
残念ながら、エンジェルを減らすことになるね。
じゃあ、入れるカードを考えよう。
ファイアーバードをかっこよく活躍させるためには…最初に考えたのは《光器ペトローバ》を
入れることなんだけど…
実はすでにはいってるよね。
なんだ、すでにファイアーバード、活躍できるんじゃん!
って、思いながらデッキリストを見ていて、ひとつ気がついた。
おいおい、あのファイアーバード中のファイアーバードというべきクリーチャーが入っていないじゃないか!
そう、《コッコ・ルピア》。
もう、お馴染みのクリーチャーだけど、デッキの内容をドラゴンが中心にすることで、
ただの「ネバーエンディングヒーロー」よりも、《コッコ・ルピア》が活躍できるようになっているんだ。
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そして、せっかく《コッコ・ルピア》がいるんだから、これで一気にゲームが終わるように、
ファイアーバードの活躍が目に焼き付くようにしたいよね。
そんな夢のような戦略を実現するために
《紅神龍ジャガルザー》をさらに増やすことにしたんだ。
え、《コッコ・ルピア》がいて《ジャガルザー》が素早くだせるのはわかるけど、それだけじゃあなんでファイアーバードの力とは言いにくいだろって?
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それを、こんなゲーム展開をみてもいえるかな?
まず、2ターン目に《ポップ・ルピン》をバトルゾーンに、続いて、3ターン目に《コッコ・ルピア》をバトルゾーンに送り出す。
そして、4ターン目に《ジャガルザー》がバトルゾーンに降臨すれば準備完了だ。
まず、《コッコ・ルピア》で対戦相手のシールドをブレイク。
すると、ターボラッシュで《ジャガルザー》がスピードアタッカーになるので、ここでW・ブレイク。
最後に、《ポップ・ルピン》で《ジャガルザー》をアンタップしてさらに攻撃すると…
なんと5枚あったハズの相手のシールドが一瞬で0枚に!
これが《ジャガルザー》の力だと思う君はまだ甘い。
というわけで、こんな感じで、ファイアーバードへの愛が高まってきたところで、
おまちかねのデッキリストだ。
文明 |
カード名 |
種類 |
コスト |
枚数 |
種族 |
レア |
パワー |
集録弾 |
光/火 |
聖霊龍騎セイント・
ボルシャック
|
クリーチャー |
9 |
2 |
エンジェル・コマンド/
アーマード・ドラゴン |
|
9000+ |
DMC43 |
光/火 |
エンドラ・パッピー
|
クリーチャー |
3 |
4 |
ファイアー・バード |
|
1000 |
DMC43 |
火 |
フレイムバーン・
ドラゴン
|
クリーチャー |
6 |
2 |
アーマード・ドラゴン |
|
4000 |
DMC43 |
光 |
光器ペトローバ
|
クリーチャー |
5 |
1 |
メカ・デル・ソル |
スーパーレア |
3500 |
DMC43 |
火 |
ボルメテウス・武者・
ドラゴン
|
クリーチャー |
6 |
2 |
アーマード・ドラゴン |
スーパーレア |
6000 |
DMC43 |
光/火 |
聖霊龍騎アサイラム
|
クリーチャー |
6 |
2 |
エンジェル・コマンド/
アーマード・ドラゴン |
スーパーレア |
6000 |
DMC43 |
火 |
紅神龍ジャガルザー
|
クリーチャー |
6 |
4
(2+2) |
ボルケーノ・ドラゴン |
ベリーレア |
6000 |
DMC43 |
光 |
スーパー・スパーク
|
呪文 |
5 |
2 |
|
レア |
|
DMC43 |
光 |
バリアント・スパーク
|
呪文 |
3 |
1 |
|
レア |
|
DMC43 |
火 |
地獄スクラッパー
|
呪文 |
7 |
2 |
|
レア |
|
DMC43 |
光/火 |
ムシャ・ルピア
|
クリーチャー |
4 |
3 |
ファイアー・バード |
レア |
2000 |
DMC43 |
火 |
アンビシャス・ドラゴン
|
クリーチャー |
5 |
3 |
アーマード・ドラゴン |
アンコモン |
4000+ |
DMC43 |
火 |
ポップ・ルビン
|
クリーチャー |
2 |
2 |
ファイアー・バード |
コモン |
1000 |
DMC43 |
光 |
神令の精霊ウルテミス
|
クリーチャー |
4 |
2 |
エンジェル・コマンド |
アンコモン |
3500 |
DMC43 |
火 |
コッコ・ルピア
|
クリーチャー |
3 |
4 |
ファイアー・バード |
アンコモン |
1000 |
DMC36 |
火 |
ムラマサのコンセント
|
クリーチャー |
3 |
4 |
ゼノパーツ |
コモン |
1000 |
DM24 |
抜いたカードは以下の6種類。
2枚 《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》
2枚 《龍聖霊ウルフェウス》
1枚 《聖霊王アルカディアス》
1枚 《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》
2枚 《光神龍セブンス》
2枚 《神令の精霊ウルテミス》
加えたのは、この3種類。
4枚 《コッコ・ルピア》
2枚 《紅神龍ジャガルザー》
4枚 《ムラマサのコンセント》
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ん?《ムラマサのコンセント》?
なんだこんなカードが入っているのかって?
全然ファイアーバードじゃないって?
これこそが、僕のファイアーバードへの愛の象徴なんだ!
そう、このデッキは、デュエルロードスーパーX用のデッキ。
つまり、対戦相手もファイアーバードを使ってくる可能性が高いってことなんだ。
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「ネバーエンディングヒーロー」を使ってくる対戦相手はもちろん、
例えば「エンドレスオールデリート」を使ってる相手だって、
前回紹介したみたいに《ダーク・ルピア》を使ってくる可能性がある。
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これは許せない!
みんな、まだ、きっとファイアーバードのありがたさに気がついていない!
そんな生半可な気持ちでファイアーバードを使っている対戦相手に、ファイアーバードの重要さ、
かっこよさを少しでも理解させるために、僕は《ムラマサのコンセント》で対戦相手のファイアーバードを
除去してやることに決めたんだ。
きっと、ファイアーバードを破壊された対戦相手は、
そこではじめて今まで自分がどんなにファイアーバードに頼っていたか気がつくはず。
大切なものは失ってはじめて気がつくんだ!
対戦が終わった頃には、対戦相手も、ファイアーバードのかっこよさを
理解してくれるようになっているはずだ!
そんなわけで、僕は影のヒーロー、ファイアーバードがかっこよく活躍するデッキをつくったんだけど、
これが正解ってわけじゃないんだ。
たとえば、メインの主役であるアーマード・ドラゴンとエンジェル・コマンドを最高に活躍させる、
文字通りの「ネバーエンディングヒーロー」デッキだってできる。
そのときにヒーロー中のヒーローとして活躍してくれるのが、きっとコイツ!
そう、《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》だ。
アーマード・ドラゴンとエンジェル・コマンドのV進化獣という、
まさにこのデッキの為のようなこのクリーチャー。
このデッキで使わなかったらどこで使うの?って言いたくなるぐらいに最高のヒーローだね。
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コレにあわせて、《インビンシブル・フォートレス》や《ラスト・バイオレンス》といった、最強レベルだけど普段はマナコストが邪魔で使いにくい必殺技を対戦相手に打ち込んでしまえば、気分はもうヒーローだね!
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文字通りの「ネバーエンディングヒーロー」を目指すなら、
こんな方法もあるから、是非覚えておいてくれ。
表のヒーローにも、影のヒーローにもそれぞれのかっこよさがあるから捨てがたい!
どっちを選んでも、それが間違いとか正解とかじゃないんだ。
この気持ちさえ忘れなければ、君が選んだデッキがヒーロー的には常に正解だ!
他にも、《超竜バジュラ》の殿堂パワーを借りてみたり、《トット・ピピッチ》でドラゴンだらけの大混戦を演出してみたりと、様々な構築が可能だと思う。 |
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たった10枚だけど、その10枚のむこうには無限の可能性があるんだ!