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眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエル・マスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!
まだまだ絶賛発売中のスーパーデッキクロス!
みんなはもう、手にいれてデュエル三昧の夏休みを送っているかな?
僕も、
《エマージェンシー・タイフーン》
で
墓地にもりもり
《黒神龍グールジェネレイド》
を捨てまくる
毎日を送っているよ。
そう「エンドレスオールデリート」。
《エマージェンシー・タイフーン》
と
《幻槍のジルコン》
で
《黒神龍グールジェネレイド》
を墓地に待機させ、
《魔龍バベルギヌス》
や
《黒神龍ジャグラヴィーン》
の合図で一気にゴー
、
っていう独特なこのデッキの動きに僕はすっかり魅せられてしまったんだ。
水文明と闇文明という、テクニカルな文明同士が手を組んだ、
いかにもインテリジェンスなこのシステム!
思わず無駄に横文字使いたくなるくらいカッコイイ!!
そんなわけで、僕は、ここんところ毎日墓地に
《黒神龍グールジェネレイド》
を
送り込みまくってるわけだけど、みんな、この夏の予定はもう決まったかな?
え、デュエルロードスーパーXを知らないって?
しょうがないから、いつものごとく
適当気味
に説明しちゃうぞ。
全国各地で行われている、デュエルロードのことは知ってるかな?
そう、全国のお店でやっているアレだね。
そのスーパーデッキクロス版が、
「ネバーエンディングヒーロー」か「エンドレスオールデリート」のどちらかを選んで、
死力を尽くして戦うんだ!
ここで、ポイントになるのが、
10枚までカードを差し替え可能
だってこと。
もちろん、殿堂レギュレーションに従わなきゃいけないんだけど、
十二分に自分のオリジナリティを出したデッキで対戦することができる
ってわけ。
オッケー、ワクワクしないか?アツくならないか?
そんなわけで、当然僕が選択したのも「エンドレスオールデリート」!
デュエルロードでも、バシバシ
《グールジェネレイド》
を捨てまくるぞ!
さて、じゃあ、10枚を入れ替えてどんなデッキにするかを考えてみよう。
10枚ってのは、
デッキの4分の1
なわけだから、全然違うデッキになるようで、
逆に大きな部分での方針は変更できない。
たとえば、「エンドレスオールデリート」の場合、水文明と闇文明で
墓地を増やすカードと
墓地からバトルゾーンに呼びだすカードのコンボをメインにしてるデッキ
だっていう部分を
変えるのはかなり難しいよね。
じゃあ、そこを変えるんじゃなくて、
むしろ特徴を活かす方向に改良しよう
じゃないか!
もともと、最初から
《グールジェネレイド》
を捨てたくて
、このデッキを選んでるわけだしね。
まずは、切り札である
《グール
ジェネレイド》
をよく見てみよう。
7マナパワー6000のWブレイカーっていうのは、最近じゃちょっと物足りないパワーのクリーチャー。
でも、それはマナを支払って場に出した場合の話!この怪物にそんなまじめにマナ払ってやる必要なんて無いぜ!
そう、自分のドラゴンが破壊されたとき、墓地にいればバトルゾーンに戻ってくるこの能力、
なんと、自分から破壊したときも、
《グールジェネレイド》
は戻ってくるんだ。
これが、「エンドレスオールデリート」の決め手となるコンボでメインの特徴なわけだ。
じゃあ、この方向性をのばしてやるには、どうすればいいか?
もちろん、
墓地にバリバリ
《グールジェネレイド》
がたまっていくか、
墓地からバシバシ
《グールジェネレイド》
が戻ってくるか
、のどちらか、もしくは両方だよね。
で、そう考えながら、デッキを見ていて僕が一個気がついたんだ。
このデッキで
《グールジェネレイド》
が戻ってくるためのスイッチとなるカードは、
《黒神龍ジャグラヴィーン》
と
《魔龍バベルギウス》
というふたつの
自分から破壊される能力を持っているドラゴンなんだけど、コレが遅い!
例えば、2ターン目に
《エマージェンシー・タイフーン》
で
《グールジェネレイド》
捨てて、
3ターン目も、ちょうど引いてきた
《エマージェンシー・タイフーン》
で
《グールジェネレイド》
捨てて、
4ターン目は
《幻槍のジルゴン》
で、もちろん
《グールジェネレイド》
を墓地に捨てると。
こんな理想中の理想的な動きをして、
何故
《グールジェネレイド》
が5ターン目に並ばないの?
墓地の3枚の
《グールジェネレイド》
が泣いてるぜ!
そんな1ターンなんて我慢できない!
僕の
《グールジェネレイド》
への愛は爆発寸前だぜ!!!
そこで開発部では、急遽5マナで自爆できる能力を持ったドラゴンの捜索に乗り出した。
これも、愛ゆえに。
そして、ついに、開発部は
5マナで自爆できるドラゴン
を発見した。
しかも、コイツはドラゴンなだけじゃない!
そう、
《龍神ヘヴィ》
の自分のクリーチャーを1体破壊してもよいって能力は、
なんと
《龍神ヘヴィ》
自身を破壊してもいい
んだよね。
つまり、さっきの流れでいえば、5ターン目に
《龍神ヘヴィ》
をバトルゾーンに出して、即破壊したら、
一挙にバトルゾーンには3体の
《グールジェネレイド》
が並んでしまうってわけ。
しかも、相手のクリーチャーを1体破壊しながら、カードまで引けてしまうというおまけつき!
さっき、
《エマージェンシー・タイフーン》
を連打して墓地に
《グールジェネレイド》
を送り込みまくる流れが
理想的っていったんだけど、一個だけ弱点があるんだ。
それは、
こちらは全然クリーチャーをバトルゾーンに出していない
ってこと。
だから、相手は殴り返しを気にしないでバシバシこちらのシールドをブレイクしに来てるだろうね。
つまり、守りが手薄だってこと。
でも、ここで、
《龍神ヘヴィ》
が出てくるとしたらどうだい?
相手のやっかいなクリーチャーまで除去してくれるってんだから、
こりゃもう、
死角無しの最強デッキ
なんじゃない?
うーん。
あ、そうだ、3ターン目に
《エマージェンシー・タイフーン》
じゃなくて、
コイツをバトルゾーンに出していたらどうだ?
すると、どうだ!
5ターン目に
《龍神ヘヴィ》
を破壊すると、なんと、
2体のクリーチャーを破壊できる
じゃないか!
そして、場には2体の
《グールジェネレイド》
!!
うん、これを逆転と言わずして、切り札といわずして、なんというんだ!
というわけで、作り上げたのが、こんな感じのデッキだ。
文明
カード名
種類
コスト
枚数
種族
レア
パワー
集録弾
闇
インフェルノ・サイン
呪文
5
2
DMC44
水/闇
幻槍のジルコン
クリーチャー
4
4
スピリット・クオーツ
4000
DMC44
闇
黒神龍グールジェネレイド
クリーチャー
7
4
ドラゴン・ゾンビ
スーパーレア
6000
DMC44
闇
魔龍バベルギヌス
クリーチャー
7
2
ドラゴン・ゾンビ/
グランド・デビル
ベリーレア
1000
DMC44
闇
黒神龍ジャグラヴィーン
クリーチャー
6
2
ドラゴン・ゾンビ
ベリーレア
6000
DMC44
水
転生プログラム
呪文
3
2
レア
DMC44
水
ストリーミング・シェイパー
呪文
3
1
レア
DMC44
闇
デーモン・ハンド
呪文
6
3
レア
DMC44
闇
インフェルノ・ゲート
呪文
5
1
レア
DMC44
水
アクア・サーファー
クリーチャー
6
3(2+1)
リキッド・ピープル
レア
2000
DMC44
水
マリブ・ダンサー
クリーチャー
3
1
スプラッシュ・クイーン
アンコモン
3000
DMC44
水
エマージェンシー・タイフーン
呪文
2
4
コモン
DMC44
闇
デス・スモーク
呪文
4
2
DMC44
闇
龍神ヘヴィ
クリーチャー
5
3
ゴッド/
ドラゴン・ゾンビ
5000+
DMC40
闇
ダーク・ルピア
クリーチャー
3
4
ファイアー・バード
コモン
1000
DM27
水
埋め立てロボ・コンクリオン
クリーチャー
2
2
グレートメカオー
コモン
1000
DM23
投入したのは、この4種類
1枚
《アクア・サーファー》
3枚
《龍神ヘヴィ》
4枚
《ダーク・ルピア》
2枚
《埋め立てロボ・コンクリオン》
そして、泣く泣く抜いたカードが、こいつら。
1枚
《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》
1枚
《戦攻龍騎ドルボラン》
1枚
《竜極神ゲキ》
1枚
《竜極神メツ》
2枚
《神滅海王グラン・ベルゼ》
2枚
《マリブ・ダンサー》
2枚
《黒神龍ジャグラヴィーン》
今回は、水文明と闇文明のテクニックを余すところなく味わい尽くすために、
残念ながら火文明のカードを減らすことにした
けど、もちろん、火文明の力を存分に味わうために
《コッコ・ルピア》
を投入して、早い段階でドラゴンをバトルゾーンに出す戦略もありだね。
投入したカードの中でも、
異彩を放っているのが
《埋め立てロボ・コンクリオン》
。
なんで、こんな弱そうなカードを?
って思うかもしれないけど
じつは、コイツこそがこのデッキの
もうひとつの秘密兵器なんだ!
そう、このデッキは、デュエルロードスーパーX用のデッキ。
ってことは、対戦する相手のデッキも、間違いなく「エンドレスオールデリート」か
「ネバーエンディングヒーロー」ってことだよね?
つまり、おおざっぱに考えても、対戦する相手の半分は「エンドレスオールデリート」なんだ。
相手も
《グールジェネレイド》
捨てまくってるって?
僕が一番の
《グールジェネレイド》
愛を持っているってことをしめすためにも、
対戦相手の墓地の
《グールジェネレイド》
には、
《コンクリオン》
の能力で
山札に戻ってもらっちゃおうってわけ。
もちろん、僕も
《コンクリオン》
出されたら困っちゃうので、
これは
超秘密のテクニック
ってことで、内緒にしておいてくれよ!
逆に、「ネバーエンディングヒーロー」相手の時に、無駄になっちゃうじゃん?って思う?
そう思うなら、序盤の猛攻に弱いって弱点をフォローするために、
代わりにシールド・トリガーを増やすって方法もあるね。
《アクア・サーファー》
や
《デーモン・ハンド》
みたいな定番もいいけど、
最近の僕のお薦めはコイツかな。
意気揚々と、ファイアーバードたちでシールドブレイクしてくる
相手をびっくり
させるのがこの、
《ヤミノサザン》
!
こいつが場にでれば、対戦相手のサポート用のクリーチャーが全滅して、相手はまた作戦の練り直しってわけ。
その間に
《グールジェネレイド》
がドーン!
僕は、どうしても
《グールジェネレイド》
愛最強を名乗りたかったから、
今回
《コンクリオン》
を入れたけど、
コレが絶対の正解ってわけじゃない
んだ。
むしろ、
たったの10枚でどうやって、自分のオリジナルのデッキ
にするか、
っていうのに挑戦することこそが、デュエリストの楽しみだぜ。
I
今紹介したみたいに、
シールド・トリガーをふやすのもいいし、
《グールジェネレイド》
が手札に来なくても墓地に送り込めるように、
《邪眼皇ロマノフI世》
を投入するって
方法もあるね。
なんせ、
《ロマノフI世》
は
《グールジェネレイド》
に負けないくらいにかっこいいしね!
あと
《グールジェネレイド》
をバシバシ出すんじゃなくて
《グールジェネレイド》
をバンバン墓地に送るって方向でパワーアップさせるなら、自然文明を足して、
《カラフル・ダンス》
を使う方法もあるね。
《エマージェンシー・タイフーン》
を使ってチマチマカードを捨ててたのが嘘みたいにダイナミックに墓地に
《グールジェネレイド》
がたまっていくぞ!
こんな風に、たった10枚でも、改造できるデッキの可能性は無限大なんだ!
むしろ、この10枚でいかに自分の
《グールジェネレイド》
愛を表現できるか、
そういう勝負だといっても過言じゃない!
TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids