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Vol.10 一札入魂!!男の魂・サムライクロスギアデッキ!!
眠らない街、首都東京。
そこには、夜も眠らずにデュエルマスターズのデッキを研究し続ける謎の秘密結社がある・・・
メンバーの名前も場所もすべてが不明の謎の組織。わかっていることは、
彼らの胸の奥には熱くたぎるデュエル愛がたっぷりと詰まっているってことだけだ。
その組織の名前は・・・DMデッキ開発部!!

もうすぐ夏だね、みんな!暑くなってきたね!だんだんね!
でも、今、もっと熱いものがあるよね、わかってるよね?
そうだね、僕の魂だね!
そんな話しらねって?そうだよね、知らないよね。
僕の魂の話はおいといて、今一番熱いのは、
先日発売されたばかりのDM28弾「戦国編」
当然、みんなのデッキも超ハイパワーな「戦国編」のカードであふれているで
ござるよね?

おっと、いけない、うっかり素で喋ってしまったでござるよ…って、もういいか、
そうそう、そうなんだよ、拙者、すっかりサムライのすばらしさに魅せられてしまったでござるよ。

「戦国編」で新しく追加された、ふたつの目玉種族、
それが
ナイトサムライなのはみんなも十分にしっていると思うんだけど、その中でも、サムライ
これがとにかくもう、なんというか、
なんともいえないくらいにカッコイイ!
びっくりするくらいかっこよすぎて、拙者も口調がサムライ言葉になっちゃうでござるよ。
そう、サムライ使いは魂からサムライにならなければいけないでござる。



昔から日本では、武器に魂が宿るって考えられていたんだけど、
実は、最近DMの世界でも、武器に魂が宿っているって事が判明したんだよね。
武器ってなんだって?決まってるだろ、
クロスギアのことでござるよ。
もちろん、みんなはクロスギアの事なんて知ってるだろうけど、ここは一応再確認しておこう。
バジュラズ・ソウル
クロスギアってのは、さっきも言ったとおり、武器とか防具の事で、
クリーチャーに装備させる事で何度でも使えるとっても便利なカードなんだ。
クロスギアは、もちろん、クリーチャーと同じように、コストを支払ってバトルゾーンにだすんだ。
このバトルゾーンに出すことを
ジェネレートっていうよ。
そして、さらに同じマナを支払うことで、クリーチャーはこのクロスギアを装備することができる。
この事は、
クロスっていうんだ。

ここまでが、今までのクロスギアの使い方のおさらい。
こうやって
ジェネレートしたクロスギアをクロスすることで、
クリーチャーはクロスギアに書かれた能力をえることができる。いや、できたというべきだね。



そう、これは今までの話。
クロスギアの魂を感じられないクリーチャーたちは、表面上のクロスギアに書いてある能力を、
書いてあるとおりにジェネレートしてクロスするしか無かったんだ。

しかし、そう、しかしだよ。

このクロスギアの魂をふるわせ、魂の共振現象を起こすことができれば

クロスギアはその能力を、2倍3倍…いや、それ以上に引き出すことができるんだ、できるはずなんだ。

だけど、そんなクロスギアの魂を感じることができるようなクリーチャーなんているはずが…
いるんだよ!!
それが、サムライなんだよ!



サムライは、その魂をクロスギアと共振させることで、その潜在能力を限界まで引き出すことが可能なんだ!
それを可能としているのが、次のふたつの能力。
まずは、「侍流ジェネレート」
さっき説明したとおり、普段クロスギアをジェネレートするためには、
当然のことながらそのコストを支払わなければいけない。
だけど、
侍流ジェネレートの能力を持ったサムライは、
手札のクロスギア1枚と魂の共振現象を起こすことで、自分がバトルゾーンに出てくるときに、
まるで一心同体とばかりに
コスト無しでジェネレートする事を可能とするんだ。

そう、まさに、サムライが戦にむかうその魂の響きに呼応して、
いてもたってもいられないとばかりに、クロスギアもバトルゾーンに飛び出してきてしまうのだ。

ただ、ひとつ気をつけなければ行けないことは、
この能力はあくまでもクロスギアをジェネレートできるだけで、
クロスされた状態になるわけではないこと
サムライも、クロスギアをクロスするためにはそれなりに身支度が必要ってこと。



そして、さらにサムライとクロスギアの魂の絆を感じさせてくれる能力がある。
それがアクセルだ。
侍流ジェネレートは、侍がクロスギアに呼応させる能力だったけど、
アクセルはその逆、
クロスギアがサムライの魂を呼び覚ます能力なんだ。

アクセルの能力を持ったサムライは、クロスギアがクロスされることで、
魂の共振現象によってその潜在能力が開花するんだ。
具体的には、
アクセルの能力を持ったサムライは、クロスされることで
以下の能力をえることができるんだ。

これは説明するより、実物を見てもらった方が早いだろう。
羅神兵デュアル・又左
例えば、この
《羅神兵 デュアル・又左》の場合、普通にバトルゾーンに出すと、
3マナでパワー2000という、物足りないと言えばちょっと物足りないクリーチャーだ。
しかし、それは
《又左》の仮の姿にすぎない。

《又左》は、クロスギアをクロスすることで、
魂の奥底に封印された潜在能力が呼び起こされ、真の姿を発揮する。
そう、以下の能力を得ることで、なんと、
パワー5000のスピードアタッカーとなるのだ!
これに、さらにクロスギア自身の持つ能力が追加されることを考えると、
サムライとクロスギアが魂の共振現象で呼び起こす圧倒的なパワーがわかってもらえるだろう。

どうだい?
サムライとクロスギアがその魂を共振させることで、その実力を1+1が3にも4にもなるような、
別次元のパワーアップを実現していることがわかって貰えたかな?
そう、だから、僕の魂も熱くふるえているんだよ!



え?まだわからないかい?
いいかい?サムライとクロスギアはその魂を呼応させることで、本来の数倍の力を発揮させているんだ。
だったら、そのカードを操る僕の魂も彼らに呼応させたら、さらに数倍になるに決まってるでござろう!
だから、僕は魂を熱くふるえさせるんだ!燃え上がれ、僕のサムライソォォォゥル!



そして、そんな僕の魂をふるえさせる増幅機能をもったカードが、
28弾で新しく追加されたカード、
ヒーローズカードだ!

ヒーローズカードっていうのは、読んで字のごとくヒーローのカードだ。
ヒーローって誰かって、そりゃもちろん、
デュエル・マスターズの主人公たちに決まってるじゃないか。

今までも、当然、デュエル・マスターズの主人公たちが使用しているカードを
僕らだって使用することができたわけだけど、この28弾からはヒーローズカードとして、
彼らが使用しているカードの中でも、一部のカードには特別な印が加えられているんだ。

これは説明するよりも、実物を見てもらった方がはやいよね、そう、コレだ!
竜将ボルベルグ・信玄
一目瞭然だろ?
カードを使用している本人が、カードの一部となって、僕らのために戦ってくれるんだ!
まさに彼らの魂が詰め込まれたカードとなっているんだ!
そんな彼らと熱い魂を共有したいと思わないかい?少なくとも、僕はそう思う!

冷めた目でいま僕を見ている画面の前の君も、このカードをみて、そんなに冷静にいられるかな?
ボルバルザーク・紫電・ドラゴン
主人公中の主人公、ヒーローオブヒーローの勝舞君の魂が、シークレットレアとして、
ボルバルザーク・紫電・ドラゴンに宿されていることが、ついに判明したんだ!
これで魂が熱くならないやつは、デュエリストじゃないでござるよ!





■サムライデッキ構築
というわけで、僕は、僕と全国のデュエリストの魂のために、
サムライとクロスギアの魂が震えるデッキを構築することにした。
だから、僕の魂は熱く燃えたぎっている、ってわけだ!

さて、サムライは、
『火』『自然』『水』の3つの文明に割り当てられている種族。
その中でも、火と自然がサムライが活躍するメインの舞台となっているんだ。
そこで、今回は火と自然をメインに水を足したデッキを構築するぞ。

火と自然のデッキと言えば、代表的なのは軽いマナで高いパワーをもった
高効率なクリーチャー活用した速攻デッキだよね。
当然、サムライは神速を尊ぶってだけのことはあって、速攻デッキにもうってつけなんだ。
なんでかって?
当然、クロスギアのおかげだ。



軽いマナのクリーチャーによる速攻の弱点は、試合が少し長引いて対戦相手が
高いパワーのクリーチャーや強いブロッカーを並べはじめてしまうと、
攻撃しににくくなってしまうこと。

しかし、クロスギアはこの弱点を解消してくれるんだ。
中盤になって少しパワーに物足りなさを感じたクリーチャーも、クロスギアをクロスすることで、
再び一線級のクリーチャーとなって再び戦場に赴くことが可能になるのだ。

もちろん、速攻デッキにクロスギアを入れる場合、
クロスギアはジェネレートとクロスの両方にマナがかかってしまうので攻めが遅れてしまうっていう
弱点がでてきてしまうのが今までは大きな問題だった。

だけど、サムライデッキならば、
侍流ジェネレートでクリーチャーをだしながら、
クロスギアをジェネレートすることが可能になり、この弱点が解消されるんだ。
そして、「アクセル」による魂の共振現象が、さらにクロスギアによるメリットを引きたてるってわけ。

それじゃあ、まずは、実際のデッキを見てもらおうかな。

文明 カード名 種族 コスト 枚数 種族 レア パワー 集録弾
火/自然 無頼勇騎ゴンタ クリーチャー 2 3 ヒューマノイド/
ビーストフォーク
アンコモン 4000 CDP2
羅神兵デュアル・又左 クリーチャー 3 3 アーマロイド/
サムライ
コモン 2000+ 28弾
自然 風来の股旅ビワノシン クリーチャー 3 3 ワイルド・ベジーズ/
サムライ
コモン 3000 28弾
自然 青銅の鎧 クリーチャー 3 4 ビーストフォーク コモン 1000 CDP3
クゥリャン クリーチャー 3 2 サイバーロード コモン 2000 27弾
自然 パオルネイチャー クリーチャー 4 2 エメラルド・モンスター レア 3000+ 28弾
自然 鳴動するギガ・ホーン クリーチャー 5 1 ホーン・ビースト レア 3000 CDP3
火/自然 無頼勇騎ウインドアックス クリーチャー 5 2 ヒューマノイド/
ビーストフォーク
アンコモン 2000 SD
自然 天狗の化身 クリーチャー 6 2 ミステリー・トーテム/
サムライ
アンコモン 5000+ 28弾
ボルシャック・大和・ドラゴン クリーチャー 6 1 アーマード・ドラゴン スーパー
レア
6000+ 26弾
アクア・サーファー クリーチャー 6 4 リキッド・ピープル アンコモン 2000 5弾
ボルバルザーク・紫電・ドラゴン クリーチャー 7 1 アーマード・ドラゴン/
サムライ
スーパー
レア
7000 28弾
竜将ボルベルグ・信玄 クリーチャー 7 1 アーマード・ドラゴン/
ヒューマノイド/サムライ
レア 6000 28弾
助太刀 メモリー・アクセラー クロスギア 1 4 サムライ コモン   28弾
自然 エメラルド・クロー クロスギア 1 2   コモン   CDP3
ファイアー・ブレード クロスギア 2 1   コモン   14弾
竜装 ムシャ・レジェンド クロスギア 3 1 サムライ ベリーレア   28弾
バジュラズ・ソウル クロスギア 5 1   スーパー
レア
  SD
自然 母なる大地 呪文 3 1   レア   SD
サイバー・ブレイン 呪文 4 1   アンコモン   SD

続いて、カードの解説をするよ。





■カード解説
・アクセルを持ったサムライ三人衆
まずは、なんと言ってもこのデッキの主役となる序盤から中盤を支える
アクセル能力を持ったサムライを紹介しよう。
彼らはアクセル能力を持つことによって、序盤は圧倒的な攻撃力を発揮しつつ、
中盤以降も色あせないパワーを発揮する、本物の魂をもったサムライたちなんだ。
羅神兵デュアル・又左
サムライ三人衆のなかでも切り込み隊長的なポジションにいるのが、この
《羅神兵デュアル・又左》だ!

又左は、クロスすることでパワー+3000と、スピードアタッカーの能力を得るんだけど、
この中でも、
スピードアタッカーの能力が圧倒的に強い!
この能力によって、又左は序盤を支える切り込み隊長のポジションを獲得したんだ。
特に、
《エメラルド・クロー》《助太刀 メモリー・アクセラー》といった1マナの
軽いクロスギアと組み合わさった時にその力が余すところ無く発揮されるんだ。

え?3マナのクリーチャーがクロスしないとスピードアタッカーを獲得できないんだったら、
攻撃できるのは、どうせ4ターン目なんだから、
3ターン目にだして攻撃するのと変わらないんじゃないかって?

サムライの魂をもった僕がそんな事に気がつかないわけがないじゃないか。
君はこのカードをみてもそう思うのかい?
風来の股旅ビワノシン
この
《風来の股旅ビワノシン》が、サムライ三人衆の2番目、
戦いを後方から支援する補給部隊の役割を兼ねるテクニカルなクリーチャーだ。
そして、
《風来の股旅ビワノシン》《羅神兵デュアル・又左》が魂の共振現象を起こすことで、
このデッキの序盤の動きは非常に安定したものになるんだ。

例えば、このデッキの序盤の展開はこうだ。
まずは、1ターン目に、さっき紹介した1マナのクロスギアをバトルゾーンに置く。
そして、3ターン目に満を持して
《風来の股旅ビワノシン》がバトルゾーンに降臨。
次の4ターン目に
《ビワノシン》にクロスすれば、
そのアクセル能力でライブラリーから
《又左》を手札に入れることができるんだ。
そうすると、次のターンからは次々とスピードアタッカーをもった
《又左》
対戦相手のシールドをどんどん攻めていってくれるってわけ。

もしも、対戦相手がやっとのことで、パワー5000、
いやそれ以上になったの
《又左》を除去してきたとしても、その魂を受け継いだ《ビワノシン》が、
アクセル能力によって追加の
《又左》を捕球し続けてくれるから、
対戦相手はいつ終わるかわからない攻撃におびえ続ける毎日を過ごすことになるんだ。

もちろん、これだけサムライがたくさんいると、
どのクリーチャーにもクロスギアをクロスしてアクセル能力を活用したくなっちゃうよね?
大丈夫、
《ビワノシン》の補給能力はサムライであるクリーチャーだけに限定されたものじゃないんだ。
そして、なんとこの戦国編では、
サムライを持ったクロスギアも登場しているんだ。
つまり、
《ビワノシン》は、追加の攻撃クリーチャーだけじゃなくて、
クロスギアまで補給してくれるってわけ。
あぁ、なんてマーベラスな男の魂なんだろう。



そして、中盤以降の最後の詰めには、もちろん、決定打となるヒーローズカードたちを
手札に追加してくれるから、最後の最後までこのデッキの動きを助けてくれるすばらしいカードだぞ。

おっと、まってくれ、なんだって!?実は、
《ビワノシン》もヒーローズカードじゃないか!
風来の股旅ビワノシン
すばらしい魂を持ったカードだっていうのも納得でござるね!



天狗の化身
三人衆の紹介の最後を勤めるのは、重鎮
《天狗の化身》だ!

《天狗の化身》は、上のふたつと違って、アクセルだけじゃなくて、侍流ジェネレートも使いこなす、
まさに
サムライの化身とでもいうべきクリーチャーなんだ!
え?その分ちょっとマナコストが高いじゃないかって?
そんな疑問がでてくるのは、このデッキを理解しきっていない証拠だぞ!

このデッキは、序盤からシールドを攻撃し続ける速攻デッキな上に大量に入ったクロスギアを
クロスし続けるために、マナがほとんど残らない。
だから、たとえば、普通だったら5ターン目にバトルゾーンに出せているはずの
《バジュラズ・ソウル》なんかが、6ターン目まで手札に余ってしまうことも少なくない。

でも、
《天狗の化身》がいれば、問題ない。
6ターン目に
《天狗の化身》をバトルゾーンにだせば、侍流ジェネレートで手札にあまってしまった
《バジュラズ・ソウル》をバトルゾーンに出すことができるんだ!

そして、次のターンに、
《天狗の化身》《バジュラズ・ソウル》をクロスすれば、
今度はアクセル能力が効果を発揮し、なんと、
パワー11000のTブレイカーという
本家
《超竜バジュラ》にも負けない、並の進化獣なんて足元にも及ばない恐ろしいクリーチャーが
バトルゾーンにあらわれることになるんだ!

もちろん、5ターン目に攻撃した
《ビワノシン》で持ってきた《竜装 ムシャ・レジェンド》
侍流ジェネレートしたり、
《天狗の化身》自身を《ビワノシン》の能力で手札に持ってくることだって
可能なんだ!

このサムライ同士の相乗効果を、魂の共振現象と呼ばずして、なにを魂と呼ぶのか!

そして、このサムライ三人衆によるジェットストリームアタックを、
《無頼勇騎ゴンタ》《無頼勇騎ウインドアックス》といった火と自然の優秀クリーチャーと、
《クウリャン》《アクア・サーファー》のような水の優秀ユーティリティでバックアップするのが、
このデッキの基本的な戦い方だ。

特に、戦国編で新しく加わった
《パオルネイチャー》は、新能力シールドフォースのおかげで、
シールドを攻撃してこない光文明のようなデッキ相手には圧倒的なパワーを発揮する新戦力なので、
要チェックだぞ。
パオルネイチャー





■サムライの魂をもったクロスギアたち
クロスギアと魂の共振現象を起こすサムライの力を最大限に発揮するために、
このデッキには、
9枚という、普通のデッキでは考えられない量のクロスギアが投入されているんだ。
そして、さっきも少し説明したように、戦国編では、
なんと
サムライの魂をもったクロスギアが登場しているんだ。
竜装ムシャ・レジェンド
まずは、なんといってこの
《竜装 ムシャ・レジェンド》

あの、人気カード
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》のもつ圧倒的な除去能力を、
全てのクリーチャーが持つことができるなんて信じられるかい?
しかも、それがたったの3マナなんて!

しかも、いままでも
《バジュラズ・ソウル》みたいに人気カードの能力を分け与える
クロスギアは存在していたけど、このクロスギアは一味違う。
なんと、
名前まで《ボルメテウス・武者・ドラゴン》になってしまうんだ!
つまり、このクロスギアさえバトルゾーンに出してしまえば、君のデッキのクリーチャーは全てが
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》になったも同然なんだ。こいつはすごいぜ!
ボルメテウス・武者・ドラゴン
火や自然といったブロッカーのいない文明のデッキの場合、
相手の攻めをどうしのぐかっていうのは重要な課題だと僕は思うんだけど、
この
《竜装 ムシャ・レジェンド》なら、すべてのクリーチャーが除去能力を持つんだから、
その問題も円満解決ってわけ。



え?シールドがもったいないって?

攻撃されたらどうせシールドはなくなってしまう
んだから、問題ないだろう?
除去してしまえば、相手のクリーチャーにタップしたこちらのクリーチャーへの
アタックをされることだって防げるんだぜ!

序盤の攻撃の要になるこのカード。
僕は、
《ビワノシン》でライブラリーから探せることも考えて、1枚にしたけど、
序盤から
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》でガンガン攻撃したいっていう人は、
増やしてみるのもお勧めだね。



助太刀メモリー・アクセラー
続いて、この
《助太刀 メモリー・アクセラー》
序盤からどんどんクロスギアをクロスすることを考えて構築されたこのデッキでは、
1マナのクロスギアは非常に重要なんだ。

さらに、この能力がすごい。
たしかに、クリーチャーの攻撃力をあげることはできないんだけど、
そのぶんこのドロー能力によって
追加の攻撃クリーチャーを補充できるんだったら、
それはパワーがあがることよりもすごいことなんじゃないか?
序盤から手札をどんどん使う速攻デッキに、
アタックすることが手札の補充につなげられるこのカードが追加されるのはすごいことなんだ。

しかも、このデッキには、実はクロスギアを多く入れたことで、
クリーチャーの数が減っている=攻撃クリーチャーが足りなくなるっていう弱点があって、
その弱点を補うために
《鳴動するギガホーン》がはいっているんだけど、
《助太刀 メモリー・アクセラー》はなんとその弱点まで解消してくれるんだ。

だって、手札がいっぱいあれば、当然、十分な数の攻撃クリーチャーが手札にあるはずじゃないか!





■デッキの切り札
そして、序盤の猛攻でつかれきった対戦相手にトドメをさすのが、
この切り札となるアーマード・ドラゴンたちだ。
ボルシャック・大和・ドラゴン
序盤の攻撃が一段落したときには、きっと、墓地にも火のカードが大量にたまっているはず。
その時こそが、この
《ボルシャック・大和・ドラゴン》の出番だ!
いままで戦っていた仲間たちの魂をパワーに変える能力の前に対戦相手は
きっと太刀打ちできないことだろう。

だが、
《ボルシャック・大和・ドラゴン》がこのデッキで一番パワーを発揮するのは、
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の除去能力を2倍にする能力だ。
このデッキには
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が入っていないじゃないかって?
忘れたのかい?このデッキには
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の魂を受け継いだクロスギア
《竜装 ムシャ・レジェンド》が入ってるんだぜ!

たとえば、
《ボルシャック・大和・ドラゴン》《竜装 ムシャ・レジェンド》をクロスすれば、
その除去能力は2倍になるんだ!
まさに魂の共振現象!


上記にて紹介している、《竜装 ムシャ・レジェンド》《ボルシャック・大和・ドラゴン》
説明が間違っておりました。

訂正させていただくとともにお詫び申し上げます。

正しくは、《竜装 ムシャ・レジェンド》をクロスしたクリーチャーの除去能力は、
《ボルシャック・大和・ドラゴン》の効果によって、2倍にはなりません。

なぜならば、《ボルシャック・大和・ドラゴン》のテキストには
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって〜」と書かれており、
《竜装 ムシャ・レジェンド》の除去能力はクロスしたクリーチャーの能力ではなく、
《竜装 ムシャ・レジェンド》
というクロスギアの能力だからです。



竜将ボルベルグ・信玄
つづいて登場するのは、勝舞君のお父さん、切札勝利のヒーローズカードでもある
この
《竜将ボルベルグ・信玄》

もちろん、サムライのたしなみとして、侍流ジェネレートで、
クロスギアをジェネレートすることができるのだけど、
《竜将ボルベルグ・信玄》の能力は一味ちがう。

なんと、
《信玄》はバトルゾーンにでたときに、
サムライであるクロスギアを「クロスする」ことが可能なんだ!
もちろん、自分の侍流ジェネレートでジェネレートしたクロスギアを
すぐクロスすることだって可能だ。

さすがは、歴戦のデュエリストであり、
圧倒的なカリスマ性をもった切札勝利の魂の込められたヒーローズカード。
その魂は、
サムライ・クロスギアの魂をひきつけてしまうんだね!



ボルバルザーク・紫電・ドラゴン
最後に登場するのは、もちろん、われらが勝舞君のヒーローズカードである
《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》

侍流ジェネレートを持っているのは当然ながら、
なんとこのクリーチャーは「二回攻撃」をすることができるのだ!

序盤の攻めでつかれ切った相手は、きっとこの2回攻撃に耐えられないはず!
まさに勝負を決める
切札にふさわしいカードだね。





■君の魂を共振させろ!
以上で、このデッキの解説と使い方の説明は終わりなんだけど、
最後に大事な事をふたつおしえておくぞ。

・全てのカードには魂が宿っているということを忘れないこと!
・君の魂をカードの魂と共振させること!

サムライとクロスギアの魂が共振すると、すごいパワーを発揮することはもうわかってもらえたと思う。
そこに、君の魂を共振させれば、もう、勝利はすぐ目の前だ!

さぁ、暑い夏を、君の熱い魂で乗り切ってくれ!でござるよ!
TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids