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Vol.6 DM・バトルアリーナ2007 「サムライ・リーグ」大阪大会特報!
今回はスペシャルな内容でお届けだ!
ななななんと、8/12に大阪マーチャンダイズ・マートで開催された公式大会、
DM・バトルアリーナ2007「サムライ・リーグ」大阪大会で上位入賞した
強豪デュエリスト達のデッキ内容を、
そっくりそのままとれたてほやほやびっくりどっきりメカ発進的に大紹介!

練りに練られた最強デッキリストの数々は、間違いなく東京大会でも数多く使用されるはず。
えーそんなデッキがあるなんて知らなかったよ〜、なんて本番になって焦らないように、しっかりと内容をチェックしておいて欲しい。
そして、ばっちり準備を整えたら、思いっきり東京大会を楽しんじゃおうじゃないか!





○ジュニアクラス

優勝 :水単速攻
準優勝:グランド・デビル
第3位:火自然・大地バジュラズ
第4位:闇単ビートダウン


元気一杯、攻撃意欲満々なジュニアクラスで人気のデッキタイプは、やっぱり積極的に攻撃可能なビートダウン型。
ビートダウンとは、序盤からびしばしとクリーチャーを並べてガンガンと攻撃を仕掛けるタイプのこと。相手が多少防御を固めようとも、更にそれ以上の力で殴っちゃおうというデッキだ。ビートダウンにも形は色々とあるけれど、現在の一番人気は、優勝デッキのような《パシフィック・チャンピオン》を中心に組んだ水単速攻だ。

○優勝デッキ

文明 カード名 種類 コスト 枚数 種族 レアリティ パワー 収録弾
アクア・ガード クリーチャー 1 4 リキッド・ピープル C 2000 1弾
フィスト・ブレーダー クリーチャー 1 4 マーフォーク C 2000 双龍誕生、CDP2
パシフィック・チャンピオン 進化クリーチャー 2 4 マーフォーク R 5000 13弾
クリスタル・ブレイダー 進化クリーチャー 2 4 リキッド・ピープル R 5000 10弾、CDP2
パシフィック・ドミネイター クリーチャー 2 4 マーフォーク C 1000 16弾
スパイラル・ゲート 呪文 2 4   C   1弾、6弾,10弾
弾丸透魂スケルハンター クリーチャー 3 3 グレートメカオー R 1000 20弾
アクア・ハルカス クリーチャー 3 3 リキッド・ピープル C 2000 1弾
ブルータル・リベンジャー クリーチャー 3 1 マーフォーク U 3000+ 14弾
ディープ・ジャグラー クリーチャー 3 1 マーフォーク U 2000+ 14弾
ストリーミング・シェイパー 呪文 3 1   R   3弾
クリスタル・パラディン 進化クリーチャー 4 1 リキッド・ピープル S 5000 2弾、18弾
サイバー・ブレイン 呪文 4 1   U   1弾、バイオレンス・エンジェル
ディープ・オペレーション 呪文 4 1   U   2弾
アクア・サーファー クリーチャー 6 4 リキッド・ピープル R 2000 5弾、18弾、バイオレンス・エンジェル


水単速攻の鍵を握るのが、二種類の2マナ進化クリーチャー。



水文明には、《無頼勇騎ゴンタ》《放浪兵エルジージョ》のような2マナのパワー自慢が存在しないし、火文明と違って速攻を後押ししてくれるスピードアタッカーもいない。その代わりとなるのが、コストが軽くパワーが高いこの2種類の進化獣。勿論、進化獣なので召喚酔いなんてしないので、出たら、直ぐさまドカンと殴ってくれる。  
しかも、単なるパワー自慢と違って、二つにはそれぞれ能力がついている。チャンピオンは進化獣以外には攻撃もブロックもされないし、ブレイダーにはブロッカー能力がついている。

で、進化獣が入っていないデッキだとこれ一体でぼっこにされるなんてこともある。

なにしろ、ブロッカーを何体並べようとそれが進化獣でなければチャンピオンには一切関係ない。一人優雅にライラライラライと攻撃する様は圧巻。使うと、病みつきになること間違いなしの強さ。

そして、脇からチャンピオン達の猛攻を支えてくれるのが、豊富に投入された「クリーチャーを手札に戻す」カード達。
《スパイラル・ゲート》《アクア・サーファー》、そしてずらり並んだブロッカー陣を一網打尽にしてしまう必殺の《クリスタル・パラディン》。目の前に立ち塞がる邪魔者を排除し、その隙にドカーンと。


○準優勝デッキ

文明 カード名 種類 コスト 枚数 種族 レアリティ パワー 収録弾
封魔ウェバリス クリーチャー 1 4 グランド・デビル C 3000 19弾
水/闇 腐敗電脳メルニア クリーチャー 2 1 リキッド・ピープル/ゴースト U 1000 10弾、ビートスラッシュ
メディカル・アルナイル クリーチャー 2 1 ディープ・マリーン U 1000 19弾
封魔フォルカロル クリーチャー 2 4 グランド・デビル C 1000 19弾
封魔エリゴウル クリーチャー 2 4 グランド・デビル C 1000+ 19弾、ビートスラッシュ
封魔メールワスプ クリーチャー 3 1 グランド・デビル C 1000 21弾、ビートスラッシュ
スナイプ・アルフェラス クリーチャー 3 4 ディープ・マリーン U 2000 19弾
封魔ヴィネス クリーチャー 3 2 グランド・デビル C 1000 22弾、ビートスラッシュ
封魔ゴーゴンシャック クリーチャー 3 2 グランド・デビル U 2000 22弾
超神星プルート・
デスブリンガー
進化クリーチャー 4 2 フェニックス S 13000 19弾
ノーブル・エンフォーサー クロスギア 4 1   R   16弾
封魔バルゾー クリーチャー 4 3 グランド・デビル U 1000 19弾、ビートスラッシュ
デモメイト・エリダヌス クリーチャー 4 2 ディープ・マリーン U 2000 19弾
魔皇バルパス 進化クリーチャー 5 3 グランド・デビル R 7000 19弾、ビートスラッシュ
超神星マーキュリー・
ギガブリザード
進化クリーチャー 5 1 フェニックス S 15000 19弾
アクア・サーファー クリーチャー 6 3 リキッド・ピープル R 2000 5弾、18弾、
バイオレンス・エンジェル
超神星ネプチューン・
シュトローム
進化クリーチャー 7 1 フェニックス S 13000 21弾
悪魔提督アルゴ・バルディオル クリーチャー 7 1 グランド・デビル/
ディープ・マリーン
R 5000 21弾

準優勝したのは、不死鳥編で最も成功を収めた種族グランド・デビルを中心に構築したデッキ。
こっちも大量の進化獣を採用したデッキなのだけれど、内容は優勝デッキと大きく異なっているのが面白い。

このデッキの内容は大きく二つに分けられる。一つはグランド・デビルを大量生産するための「増産部隊」。
そしてもう一つが、出揃ったグランド・デビルを利用して一気にゲームを終わらせる「進化部隊」だ。





ちなみに、「象さん部隊」ではない。注意。

スナイプ・アルフェラス
自分のグランド・デビルが出たら、1ドロー
ただし、自分のグランド・デビルが破壊されたら1枚捨てる

メディカル・アルナイル
自分のグランド・デビルが破壊される時、代わりに手札に戻す。

軽量グランド・デビル軍団
軽いことはいいことだ!

やり方は簡単。

1.スナイプをバトルゾーンに準備する。メディカルもいた方がいいけど、いなくてもOK
2.グランド・デビルを召喚
3.グランド・デビルが出たので、スナイプの能力でドロー
4.2と3を繰り返し、グランド・デビルをいっぱい並べる
5.きゃっほーい

ほら簡単! さて、スナイプには負の能力も与えられている。
グランド・デビルが破壊されると手札を1枚捨てなきゃいけない、って部分だ。
ただしこの能力、使い方によっては必ずしも損するってわけじゃない。このデッキはそこの部分も上手くできている。

その仕掛け人ならぬ仕掛けデビルがこれ。

悪魔提督アルゴ・バルディオル
ポイントは、一番下の能力の黄色い字の部分だ。
バルディオルは、相手のターン中に捨てられると、何故かバトルゾーンにひょっこり登場する。これ、元々は相手の手札破壊へ対抗する為に与えられた能力なんだけれど、どんな理由で手札が捨てられたかはノーチェック。なので、相手のターン中であれば、スナイプの能力によって捨てたとしても、立派にバトルゾーンに降臨してくれちゃうってわけだ!

しかも、バトルゾーンに出たら3枚めくって〜するっておまけ付き。
やりよる。





ずらりとグランド・デビルが揃ったわけだが、彼らには重大な弱点がある。

それは、ってこと。そりゃそうだ。

なにしろ、彼らが採用された条件は軽いグランド・デビルであること。それなのに強かったら罰があたる。

というわけで、揃ったグランド・デビルを材料に美味しい料理を作っちゃおうってのがこの進化部隊だ。
この準優勝者は、多彩な進化獣を使いこなしているぞ!

魔皇バルパス
進化グランド・デビル。メテオバーン能力は、コスト3以下のカードを一つ手札に戻す。

超神星プルート・デスブリンガー
闇の超神星。何でも好きなクリーチャー1体を破壊するメテオバーン能力を持つ。

超神星マーキュリー・ギガブリザード
水の超神星一号。グランド・デビルの他に、こっそりリキッド・ピープルも進化元にできるので、なんとなく出ていたメルニアサーファーから飛び出ることも。メテオバーンは呪文禁止。

超神星ネプチューン・シュトローム
ありとあらゆる相手のクリーチャーを山札に戻す凶悪なメテオバーンが素敵すぎ。決まった時の爽快感は最高だ!



○レギュラークラス

優勝 :水単速攻
準優勝:光闇ガーディアン
第3位:火自然水・大地バジュラズ
第4位:闇単・超神星パペット


○優勝デッキ
なんと、オープンの優勝デッキも、ジュニアと同じく水単速攻だ。チャンピオン強し!
ただし、同じ水単速攻でも、ジュニアとオープンのデッキでは細部に色々な違いがあるようだ。

文明 カード名 種類 コスト 枚数 種族 レアリティ パワー 収録弾
アクア・ガード クリーチャー 1 4 リキッド・ピープル C 2000 1弾
フィスト・ブレーダー クリーチャー 1 4 マーフォーク C 2000 双龍誕生
マリン・フラワー クリーチャー 1 3 サイバー・ウイルス C 2000 4弾、CDP
パシフィック・チャンピオン 進化クリーチャー 2 4 マーフォーク R 5000 13弾
クリスタル・ブレイダー 進化クリーチャー 2 4 リキッド・ピープル R 5000 10弾
アストラル・リーフ 進化クリーチャー 2 1 サイバー・ウイルス V 4000 4弾
パシフィック・ドミネイター クリーチャー 2 2 マーフォーク C 1000 16弾
エメラル クリーチャー 2 1 サイバーロード C 1000 3弾、バイオレンス・エンジェル
スパイラル・ゲート 呪文 2 3   C   1弾、6弾,10弾
アクア・ハルカス クリーチャー 3 4 リキッド・ピープル C 2000 1弾
ブルータル・リベンジャー クリーチャー 3 1 マーフォーク U 3000+ 14弾
ディープ・ジャグラー クリーチャー 3 1 マーフォーク U 2000+ 14弾
エナジー・ライト 呪文 3 1   C   6弾、CDP、バイオレンス・エンジェル
ストリーミング・シェイパー 呪文 3 1   R   3弾
封魔バルゾー クリーチャー 4 1 グランド・デビル U 1000 19弾、ビートスラッシュ
サイバー・ブレイン 呪文 4 1   U   1弾、バイオレンス・エンジェル
アクア・サーファー クリーチャー 6 4 リキッド・ピープル R 2000 5弾、18弾、バイオレンス・エンジェル


最も大きな違いは、《アストラル・リーフ》というチョイス。

リーフは、デュエルマスターズの世界で最も早く殿堂に認定されたカードの一つ。そりゃそうだ。たった2マナで3枚のカードが引けて、尚かつパワー4000の速攻獣が手に入るのだから弱いわきゃない。
ただし、まず《パシフィック・チャンピオン》《クリスタル・ブレイダー》ありきなデッキであることや、リーフが一枚しか入れられないという諸事情もあり、デッキにおけるサイバー・ウイルスの割合は非常に低い。
アストラル・リーフ

それを強引に成立させているのが、大量に投入されているドローサポートの数々。
ジュニアでも採用されていた《アクア・ハルカス》《サイバー・ブレイン》《ストリーミング・シェイパー》に加えて、
《エナジー・ライト》《フォーチューン・ボール》までもが採用されている。

引いて引いて引きまくれば、



な設計思想。うーん、ありありありですよぉ!!



○準優勝デッキ

レギュラー準優勝は、守りのスペシャリストであるガーディアンを軸に、
それを闇の力でサポートした光闇2文明のガーディアンデッキ。

文明 カード名 種類 コスト 枚数 種族 レアリティ パワー 収録弾
蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ クリーチャー 1 3 ガーディアン C 2000 1弾
渓谷の守護者クレスタ クリーチャー 2 3 ガーディアン U 1000+ 19弾
光波の守護者テルス・ルース クリーチャー 2 3 ガーディアン U 2500 23弾
曙の守護者パラ・オーレシス クリーチャー 3 4 ガーディアン R 2500 10弾、CDP2
クローン・バイス 呪文 3 4   U   12弾
守護聖天ラルバ・ギア 進化クリーチャー 3 2 ガーディアン U 5000 2弾、18弾
グロリアス・ヘブンズアーム クロスギア 3 2   S   14弾
予言者マリエル クリーチャー 4 3 ライトブリンガー R 1000 8弾
スケルトン・バイス 呪文 4 1   R   8弾
雷鳴の守護者ミスト・リエス クリーチャー 5 3 ガーディアン U 2000 4弾、CDP
光器ペトローバ クリーチャー 5 4 メカ・デル・ソル S 3500 9弾、CDP2
ダイヤモンド・カッター 呪文 5 1   U   2弾、18弾
デーモン・ハンド 呪文 6 4   R   1弾、18弾、ヘブン・オブ・ドラゴン
ビートスラッシュ
凶星王ダーク・ヒドラ クリーチャー 6 3 ダークロード   6000 CNP

光と闇の誇る、ドローエンジンの二大巨頭をこれでもかと活躍しまくるデッキがこれ。
クリーチャーが出る度に一枚カードを引ける《雷鳴の守護者ミスト・リエス》と、クリーチャーを出す度に墓地にある同族を回収できる《凶星王ダーク・ヒドラ》。二つのエンジンが動き続けるかぎり、手札はいつだって大にぎわいだ。

そして、増えるのはクリーチャーの数だけじゃない。パワーだってがんがんと急上昇する。相手のターンに味方のパワーを+2000する《曙の守護者パラ・オーレシス》に、指定した種族のパワーを+4000もする怪物《光器ペトローバ》。並んだブロッカー軍団のパワーが10000を越えることだって珍しくないはず。

ただし、ブロッカーだけで相手を防ぐのはなかなか難しい。世の中には「ブロッカーを破壊する」と書かれたカードが色々と存在するからだ。そこで、影から相手を鋭く牽制しまくってくれるのが裏の番長《予言者マリエル》だ。

予言者マリエル
パワー3000以上獣を攻撃不可能に。マリエルの守備範囲は非常に広い。
バジュラボルメテウス二つ牙シリウス、おけらにアメンボ、みんなみんな生きているんだ殴りたいんだ〜なパワー自慢の攻撃をまとめてシャットアウト!

ブロッカー&マリエル
このデッキの防御は並大抵じゃ突破できないぞ!



○オープンクラス

優勝 :光闇水・除去ガーディアン
準優勝:光闇水・除去ガーディアン
第3位:自然五色・ナスオゲート
第4位:自然四色・ランデス大地  

ガーディアンと《母なる大地》。オープンクラス上位四名のデッキは、綺麗にこの二つに分かれた。
で、実は優勝と準優勝のデッキは非常によく似ている。そこで、違いがわかりやすいように二つのデッキをまとめて紹介しちゃおう。


○優勝・準優勝デッキ

文明 カード名 種類 コスト 優勝デッキ
枚数
準優勝デッキ
枚数
種族 レアリティ パワー 収録弾
光波の守護者
テルス・ルース
クリーチャー 2 2 2 ガーディアン U 2500 23弾
曙の守護者
パラ・オーレシス
クリーチャー 3 4 4 ガーディアン R 2500 10弾、CDP2
☆神託の守護者
ミント・シュバール
クリーチャー 3 1 2 ガーディアン C 2500 CDP2
☆パルピィ・ゴービー クリーチャー 3 1 0 ゲル・フィッシュ C 3000 13弾、CDP2
クローン・バイス 呪文 3 4 4   U   12弾
光/水 魂と記憶の盾 呪文 3 3 3   V   11弾
ペトリアル・フレーム クロスギア 3 1 1   R   15弾
☆予言者マリエル クリーチャー 4 3 2 ライトブリンガー R 1000 8弾
アクアン クリーチャー 4 1 1 サイバーロード R 2000 4弾、
バイオレンス・
エンジェル
ストーム・クロウラー クリーチャー 4 1 1 アースイーター U 5000 6弾、18弾
☆リバース・
チャージャー
呪文 4 0 1   C   8弾、CDP
解体人形ジェニー クリーチャー 4 1 1 デスパペット C 1000 16弾
スケルトン・バイス 呪文 4 1 1   R   8弾
ノーブル・エンフォーサー クロスギア 4 1 1   R   16弾
サイバー・ブレイン 呪文 4 1 1   U   1弾、
バイオレンス・
エンジェル
☆雷鳴の守護者
ミスト・リエス
クリーチャー 5 2 3 ガーディアン U 2000 4弾、CDP
光器ペトローバ クリーチャー 5 2 2 メカ・デル・ソル S 3500 9弾、CDP2
アクア・サーファー クリーチャー 6 2 2 リキッド・ピープル R 2000 5弾、18弾、
バイオレンス・
エンジェル
☆デーモン・ハンド 呪文 6 4 3   R   1弾、18弾、
ヘブン・オブ・
ドラゴン
ビートスラッシュ
魔龍バベルギヌス クリーチャー 7 1 1 ドラゴン・ゾンビ/
グランド・デビル
V 1000 22弾
水/闇 英知と追撃の宝剣 呪文 7 1 1   S   11弾
光神龍
ダイヤモンド・グロリアス
クリーチャー 8 1 1 アポロニア・
ドラゴン
  7000 プロモ
光神龍
スペル・デル・フィン
クリーチャー 9 2 2 アポロニア・
ドラゴン
V 6000+ 22弾

太字で星がついている部分が枚数に差のあるカードで、それ以外は全く同じ構成。片方のデッキにしか入っていないカードは、
《パルピィ・ゴービー》《リバース・チャージャー》の2種類だけで、基本的にはほぼ同じデッキと考えてよさそうだ。

「とにかくがっちり!」

このデッキには何種類もの「守る術」が組み込まれている

(1)ブロッカーでがっちり!

どちらのデッキにも2〜3マナ域のブロッカーが8体投入されている。そして、それぞれのブロッカーにそれぞれ異なる役目が割り振られている。ただ守るだけじゃなくて、何かしてくれよ!っていう欲張りな構成だ。

光波の守護者テルス・ルース
マナゾーンにあるカードの墓地行きを防ぐブロッカー。《神魂の守護者シュノーク・ラー》に比べて1マナ軽いのが嬉しい。

曙の守護者パラ・オーレシス
相手のターン中、自分の他のクリーチャーのパワーを+2000する

神託の守護者ミント・シュバール
呪文を回収するスリリング・スリーでお得を狙え!

パルピィ・ゴービー
出たときに、山札の上5枚を見て並べ替えれる。ゲームプランの作成を手助けしてくれる。

(2)攻撃を防いでがっちり!

クリーチャーの中には、攻撃する時に何かするって書かれたカードがある。例えば《超竜バジュラ》《衝撃のロウバンレイ》なんかがそうだ。だったら、攻撃させなければいいんじゃない?そんなコンセプトで選ばれているカードが次の2枚。


もし二つが揃ってしまうと、攻撃できるクリーチャーはパワー2500だけになってしまうという非常に恐ろしいコンビ。
この2枚を前に、夢を見失っちゃったプレイヤーも多いんじゃないかな?

ここでもう一度注目したいのが、他のカードのチョイス。マリエルは非常に強力な能力を持つクリーチャーなのだけれど、そのパワーは僅か1000しかないので実に色々な手段で死んじゃう。そこで、《曙の守護者パラ・オーレシス》《光器ペトローバ》でパワーを上げてやったり、《ペトリアル・フレーム》をくっつけて対象にならないようにしている。
逆に言えば、それだけマリエルが重要だってこと。

(3)除去呪文でがっちり!

ただ亀のように頭を引っ込めて守っているだけで、あらゆるトラブルが解決するわけじゃない。
やっぱり時には実力で嫌なカードを排除しなきゃいけない時もある。そこでこんなカードの出番。

デーモン・ハンド
ご存じ、ST除去呪文の決定版。

魂と記憶の盾
進化獣以外なら何でもOK!「急がない」デッキで威力を発揮する除去呪文だ。

(4)手札破壊でがっちり!

相手のしたいことをさせない。これも立派な防御の方法だ。

クローン・バイス
スケルトン・バイス殿堂入り後の手札破壊の定番。

スケルトン・バイス
見ないで2枚は強すぎ!

解体人形ジェニー
相手の手札を見て、一番邪魔なカードをポイッ。捨てる枚数は少ないけれど、侮るべからず。

光神龍スペル・デル・フィン
純粋な手札破壊とはちょっと違うけれど、相手のあらゆる呪文を「使えない」カードとする強力なフィニッシャー。

とまぁ、これだけ説明が長引いちゃうぐらい、とにかくがっちりなデッキだ。
枚数の殆どを防御に割いてるだけあって、その防御力は相当高い。大阪大会の結果を踏まえると、オープンで出場するなら一度は対戦がありそうな予感。何かしら対策を考えておいた方がいいかもしれない。



○最後に

というわけで、以上で大阪大会特報は終了!
大阪大会も熱かったけど、東京大会も絶対に負けないぐらい熱いバトルの数々が待ち構えているはず。それに、東京大会では公式大会以外にも新しいサイドイベントが行われちゃうらしいし、色々と大変なことになりそうな予感。それに、遊びに行くだけでもコロコロ伝説付録パックが貰えちゃうんだから、こりゃ夏休みを締めくくるイベントとして行くしかないでしょ!

東京大会に関する詳しい情報はコチラ

それでは、また次回!
TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids