本日の日記

笑顔って

2020年11月19日(木曜日)

「幸福は笑顔から」
サインする時にこの言葉を書かせていただいているのですが、笑顔を見た人も笑顔の自分も、間違いなくそこには幸せが漂います。

松原照子の印

本日の世見

過去の経験に学ぶ

2020年11月19日(木曜日)

  • 古代文明・歴史
  • 気象・地震・自然災害

過去の地震の経験から、私達は知識と教訓を得られないのだろうか。
日光東照宮も1683年、大猷院・霊廟・奥院で石造宝塔の九輪や笠石が揺れ落ち、石燈籠 石垣 矢来の大半が崩れたことがありました。
10月20日午前5時頃、激しく揺れ日光から20km先の北北東に聳える葛老山の山体が大音響と共に崩れ落ちたといいます。
この葛老山は、当時戸板山と呼ばれていました。1123.7mのこの山が崩れ落ちたのですから、かなり大きな地震でした。
滑り落ちた岩塊は男鹿川と湯西川の合流地点を埋め、出口を失った水は巨大に膨れ上がり、会津西街道の五十里宿を水没させたといわれています。
こうした記録というのは残されていて、新古郷案内記には「日光領の戸板山が崩落して川を塞き止めた」と書かれてありますが、私達はいったい何を学べるのでしょうか。
五十里湖というのが今もあるのだろうか。
地図を見ても見つかりませんでしたが、この五十里湖というのは人造湖。
日光地震の時に、男鹿川と湯西川の合流地点を埋めた水が作った巨大な湖と、同じ位置に造られたみたいです。
この被災地に分布する唯一の活断層が、栃木・福島県境の那須岳から矢板市北西にかけて、30数kmに渡って南北にのびる関谷断層だそうですね。
「黒磯市百村・塩原町関谷」書いた意味はわかりませんが、過去の地震の歴史に何らかの関係があるのかもしれません。
日光地震から随分と時が経ちますが、過去の経験をどのように生かせるのか、気にかかりました。
地震はいつどこで起きるかわかりません。
私達は過去の経験から多くのことを学びとらなくてはいけません。

松原照子の印