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白石隼也の映画コラム
白石隼也の映画コラム【最終回】☆11月22日公開『滝を見にいく』
2014/11/22
(C)2014 「滝を見にいく」製作委員会
もし生まれ変わるとして、アオイソメだけにはなりたくないなぁと思いながら最近釣りにはまっている。案外東京湾でも釣れるもので、湾岸の都会らしい景観には目もくれず魚を待つ。釣った魚はインターネットで捌き方を学び見様見真似でそれを刺身や天ぷらにして食べてみたりする。東京でレジャーを楽しむとなると大体はお金を支払う代わりに必要なものは全て取り揃えられて提供される。時間はきっちり計算できるしアクシデントもなく楽ちんなのだが、どこか心擽られない自分がいる。冒険心なのか何なのか。
とにかく、自然で遊ぶということは大変なのだ。準備も一から自分でやる他ないし、アクシデントだって多分に起こる。でもそこには、自分の想像を超える何かが待っている気がして。僕は釣りをする。笑
今回、紹介する映画は沖田修一監督作品『滝を見にいく』。
幻の滝をみにいく温泉付き紅葉ツアーに参加した7人のおばちゃんたち。現地に到着した彼女たちは、頼りないガイドと一緒に、滝を目指して山登りを始める。木の実を摘んだり、写真を撮ったり、おしゃべりしたり、それぞれの楽しみ方で山道を進む7人。ところが、先を見に行ったガイドがいつまでたっても戻らない。「ねえ、遅くない?」「迷ってたりして」。気が付けばおばちゃんたちは山の中に取り残されていた!携帯は圏外。食糧もなければ寝床もない。突然のサバイバル生活に放り出されたおばちゃんたちは、果たして人生最大のピンチを乗り切れるのか
(公式HPより抜粋)
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