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 神奈川県三浦市の湾で昨年7月、女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄罪に問われた米国籍の無職、グレゴリー・ジョセフ・グモ被告(41)=横浜市保土ケ谷区=に対し、横浜地裁は25日、懲役1年6カ月(求刑懲役2年6カ月)を言い渡した。深沢茂之裁判長は「自宅に道具を取りに帰るなど、犯行は計画的だ」と述べた。

 判決によると、被告は昨年7月28日ごろ、東京都目黒区の契約社員、秋田谷(あきたや)まり子さん(当時42)が死亡したと思い込み、袋で包むなどして遺棄した。被告は公判で、「秋田谷さんが車内で袋をかぶって意識を失っていた」と説明していた。

 被告は秋田谷さんを溺死(できし)させた殺人の疑いでも逮捕されたが、横浜地検は今年4月、不起訴処分(嫌疑不十分)としている。