講師プロフィール 第92回労働政策フォーラム(2017年6月29日)
今後の企業の転勤のあり方について─仕事と家庭生活の両立の観点から─
講演者(登壇順)
佐藤 博樹(さとう・ひろき) 中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)教授
1953年東京生まれ。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1981年雇用職業総合研究所(現、労働政策研究・研修機構)研究員、1983年法政大学大原社会問題研究所助教授、1987年法政大学経営学部助教授、1991年法政大学経営学部教授、1996年東京大学社会科学研究所教授、2014年10月より現職、2015年東京大学名誉教授。著書として、『人材活用進化論』(日本経済新聞出版社)、『職場のワーク・ライフ・バランス』(共著、日経文庫)、『パート・契約・派遣・請負の人材活用(第2版)』(編著、日経文庫)、『ワーク・ライフ・バランス支援の課題』(共編著、東京大学出版会)、『介護離職から社員を守る』(共著、労働調査会)、『ダイバーシティ経営と人材活用』(共編著、東京大学出版会)など。兼職として、内閣府・男女共同参画会議議員、内閣府・ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議委員、経産省・ダイバーシティ企業100選運営委員会委員長、民間企業との共同研究であるワーク・ライフ・バランス&多様性推進・研究プロジェクト代表など。
荻野 登(おぎの・のぼる) 労働政策研究・研修機構副所長
1982年日本労働協会(現、労働政策研究・研修機構)採用。出版放送課、新聞課、研究交流課(第1、2回日EUシンポジウム担当)等に配属、1994~1997年在米デトロイト日本国総領事館専門調査員(出向)、2000年日本労働研究機構広報部新聞課長(「週刊労働ニュース」編集長)、2003年独立行政法人労働政策研究・研修機構調査部主任調査員(「ビジネス・レーバー・トレンド」編集担当)、2008年調査・解析部次長、2011年調査・解析部長(政策課題担当)、2016年主席統括調査員、2017年4月現職。
志水 静香(しみず・しずか) ギャップジャパン株式会社Gap人事部シニアディレクター
福岡出身。大学卒業後、日系ソフトウェア・サービス会社に入社。入社とともに米国勤務。その後、外資系IT企業を経て、1995年に米系自動車メーカーに転職。1999年ギャップジャパンに転じ、採用、研修、報酬管理などをはじめとする人事全般の管理業務を牽引するとともに人事制度基盤を確立。2013年より現職。2013年3月法政大学大学院政策創造研究科雇用政策専攻。修士課程終了時に優秀論文賞を受賞。一児の母。
匂坂 仁(さぎさか・ひとし) 株式会社すかいらーく人財本部人財企画グループ・ディレクター
1988年6月株式会社すかいらーくに入社。店舗、工場、バイヤー、中国マッシュルーム農場、宅配事業、新事業開発を経て、2000年4月介護事業子会社に移籍。2009年4月に株式会社すかいらーくに帰任。現在、人財本部人財企画グループディレクターとして、人事政策制度と教育研修を管掌。
竹舛 啓介(たけます・けいすけ) サントリーホールディングス株式会社人事部課長
2002年4月、サントリー株式会社入社、中・四国支社配属。2005年3月、人事部へ異動。技術系採用・労使交渉・人事制度改定・各種人事部門プロジェクト等を担当。2016年4月、人事部企画・労務グループ課長、人事部門戦略立案・プロジェクト推進、人件費マネジメント・労使交渉・人事制度改定・働き方改革等を担当、現在に至る。
武石 恵美子(たけいし・えみこ) 法政大学キャリアデザイン学部教授
博士(社会科学)。専門は人的資源管理・女性労働論。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。労働省(現、厚生労働省)、ニッセイ基礎研究所、東京大学社会科学研究所助教授等を経て、2006年4月より法政大学。著書に、『雇用システムと女性のキャリア』(勁草書房、2006年)、『女性の働きかた』(編著、ミネルヴァ書房、2009年)、『国際比較の視点から日本のワーク・ライフ・バランスを考える』(編著、ミネルヴァ書房、2012年)、『キャリア開発論』(中央経済社、2016年))、『ダイバーシティ経営と人材活用』(共編著、東京大学出版会、2017年)など。厚生労働省「中央最低賃金審議会」、「労働政策審議会 障害者雇用分科会」、「労働政策審議会 雇用均等分科会」等の公職を務める。