コロナ無症状感染と思われるも、認定されず、日々の苦しみをつづります。
本文中のこの部分が後遺症に関するところ↓
「LONG COVIDは、このような長期的な病気を駆動しているものの面で非常に神秘的です。また、これらの患者の症状は、COVIDへの暴露後の過程で変化するように見える。私はそれを説明するために3つの仮説を持っていますが、それはまた、これらの組み合わせである可能性があります。1つ目の仮説は、ウイルスの貯水池(持続潜伏)が定期的に活性化し、再活性化して、これらのタイプの応答を引き起こすということです。私たちが現在ウイルスの検査に使用している鼻咽頭綿棒は、そのような貯水池(持続潜伏)を拾うことができません。
第二の仮説はこれに関連しています。おそらく、感染性ウイルスの貯水池ではなく、体内のどこかに保持されているウイルスRNAまたはタンパク質のビットと断片のウイルスに対する免疫応答を活性化し、これらのシフトと長期症状を引き起こしている。第三の仮説は、(再)感染が自己免疫疾患を発生させることである。おそらく、ウイルスは自己抗原またはウイルス感染を模倣し、炎症性の自己反応性TおよびB細胞を引き出している。私たちは、これらの可能性のどれが真実かを理解しようとしています。しかし、おそらくこれらのすべてが同時に起こっています。」
レギュラトリーT細胞ともいう。胸腺から分化してくる制御性T細胞はCD4、CD25、Foxp3分子を発現して他のT細胞の活性を抑制する。その他、末梢で抗原特異的に誘導されてくる制御性T細胞や、CD8陽性T細胞から分化する制御性T細胞もある。がん細胞の免疫回避に関わる。
免疫反応を抑制(suppress)し、終了に導く機能を持つT細胞として多田富雄によって理論が提唱され、研究されてきたが、現在ではその存在について否定的な見解が主流となっており、制御性T細胞に取って代わられている。