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演劇・ミュージカル
井上芳雄インタビュー☆6/8(月)朝8時「生中継!第69回トニー賞授賞式」スペシャルサポーターとして出演!
2015/05/25
アメリカ演劇界で最も権威ある「トニー賞」の授賞式が6月8日(現地時間6月7日)、WOWOWで生中継されます。今年は渡辺謙さんが、『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされ、その結果発表も注目されています。昨年に続き、中継のスペシャル・サポーターを務めるのは井上芳雄さん。番組スポットでミュージカルの名シーンの華やかに歌い踊り話題の井上さんに、注目の作品など、トニー賞の楽しみ方をうかがいました。
――昨年に続いてサポーターに就任ですね。トニー賞を演劇ファン以外にも広めたいと話していましたが手ごたえはありましたか?
今年もサポーターに就任できて、うれしいですね。海外の情報は知らないことも多いので、資料を読んだりCDを聞いたり準備をしてのぞみます。こうやって中継することで、取材をして頂いたり、スポットを作ったり、今までとは違う広がりが出てきていると感じます。今年は渡辺謙さんがミュージカル主演男優賞にノミネートされて、トニー賞を知らない人にも注目していただけると思いますので、このことのすごさも発信して、演劇の世界に多くの人が興味をもってもらえる流れをつくっていきたいですね。
――渡辺謙さんのノミネートは大注目ですね。
本当にすごいことです。アジア人がブロードウェイで演じる大変さを聞いていますし、意味のあることです。遠い違う世界で行われていることだと思っていたのが、「そうではない。希望はあるんだ」と夢が持てますね。自分も同業者の端くれなので、「自分じゃないのが悔しい」という複雑な思いも少しありますけど(笑)。
――授賞式の司会はアラン・カミングさんとクリスティン・チェノウェスさんで、日本の中継の案内役も宮本亜門さんと八嶋智人さんと濃い顔ぶれです。
アラン・カミングさんは映画でご存じの方も多いと思いますが、受賞式で司会のおふたりで何のパフォーマスされるかを期待したいです。亜門さんは、ブロードウェイミュージカルとなるとテンション高くなりますからね。演劇のオリンピックみたいな場所。ぼくも当日はミュージカル『エリザベート』の舞台稽古中なのですが、世界のレベルを知り刺激を受け、舞台に対するエネルギー、モチベーションなど、いい影響があるんじゃないかと期待しています。
――今年のノミネートの中で注目は?
まずは、とにかく『王様と私』の渡辺謙さんですよね。作品自体も再演でどうなっているのか興味があります。現地では、評価が高いのにいまだ無冠のケリー・オハラさん(『王様と私』でミュージカル主演女優賞ノミネート)が今度こそ受賞するかなども話題でしょう。ミュージカルの新作部門は、それぞれ作風が全く違うのが面白いですね。中でも『サムシング・ロッテン』が、ミュージカルファンにうけそう。奇想天外のコメディが賞をとることが多いですし、受賞式でのパフォーマンスも楽しみです。
『生中継!第69回トニー賞受賞式』
6月8日(月)午前8時、WOWOWプライムにて放送
井上芳雄さんがスペシャル・サポーター!
案内役は宮本亜門さんと八嶋智人さん
★★★WOWOW『第69回トニー賞』公式サイトへ★★★
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