演劇・ミュージカル

井上芳雄インタビュー☆『エリザベート』~期待が高まる“井上トート”像とは…!?~

2015/04/11


 

エリザベート 井上芳雄2

新しくなる「エリザベート」とは…

——小池先生からは何かお話はありましたか?

肌はやたら出るという話が(笑)。衣装はまだ見ていないのですが、変わるでしょうね。体は絞らなきゃと思っていて、少しずつジムに行ったりしています。どんな衣装がきても大丈夫な体にしないと(笑)。わからないんですが、布がないかもしれないし(笑)。作品については、一度新しくするというか、今までと違う形になるんでしょうね。振り付けの方も変わりますし、踊るトートにしたい、みたいなことをおっしゃっていましたが…。まだわからないですね。でも、踊れと言われたら、頑張ります(笑)。

——今回は歌舞伎界やジャニーズからも参加されるかたがいらっしゃいますよね

『エリザベート』という作品は、僕が初めて参加した初演の時からすでに大きい作品だなと思っていたのですが、その大きさが拡大していって、みなさんの期待値も僕の想像以上で。だからこそできる冒険もある。甘えるわけじゃないですけれど、応援してくださる作品のファンの方がたくさんいらっしゃるからこそ、いろんなことができるというか余裕というかゆとりがあるんだと思います。

——今までのエリザベートファンの方に、ここが新しい、ここを見てほしいというところは

まだ、どういう演出プランになるかなど、聞いていないのでわからないんですが、わかっていることは全体的に若返るということですね。若いことが良い部分と、もちろんそうでない部分がありますが。みんなが若いということがいいように作用する、そんな作品になれば…と思います。

——今回は、城田さんとカンパニーをけん引していく立場になりますが、どんなカンパニーにしたいですか?

僕は初めてトートをやるので、先輩の城田くんについていこうと(笑)思っていますけれど。どうでしょうね? まだ、小池先生がどういう『エリザベート』を作ろうと思っているのかまだ聞いていないので…。でも、みんながやりがいをもって、長い公演期間、毎日わくわくしながらできるようなカンパニーであればいいなと思います。一人一人が使命を持って舞台に立てるようになればいいなと思いますし、そのために、自分ができることならやろうと思います。

 

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