演劇・ミュージカル

井上芳雄インタビュー☆6/13(月)朝8時「生中継!第70回トニー賞授賞式」スペシャル・サポーターとして出演!

2016/05/19


 

井上芳雄0517

 
アメリカ演劇界で最高の栄誉とされるのが「トニー賞」。今年もWOWOWでは「生中継!第70回トニー賞授賞式」を放送します。案内役は宮本亜門さん八嶋智人さん。授賞式そのものがまるで豪華キャストによるブロードウェイショーという「トニー賞授賞式」。今年3回目のスペシャル・サポーターを務める井上芳雄さんに、今年のトニー賞授賞式の見どころなどのお話を伺いました。

 
去年のトニー賞授賞式を振り返って、一番のトピックスは?という質問に「やはり渡辺謙さんのノミネート」と井上さん。「リバイバル作品賞、主演女優賞ときて、生中継を見ながら、これはいくんじゃないかな!と盛り上がったことが忘れられないですね。受賞されなかったのは残念でしたが、僕らに夢を見せてくれました。また、中継を通して謙さんとお話できたのも印象深かったですね。僕のような後輩に対してもフランクに接してくださって。どんな人に対しても分け隔てのない方なんだ、というのが印象に残っています。こういう方だからこそ、世界で活躍できるんだと思いました。パフォーマンスも大人の色気を感じさせるかっこいいもので、素敵でした。実際に拝見したかったです(笑)」。

 
スペシャル・サポーターになって3年目を迎え、トニー賞授賞式の生中継を楽しむミュージカルファンが増えてきた手ごたえを感じている井上さん。自身もトニー賞授賞式から、毎年、自分を戒める、律する、そして刺激をもらっていると言います。「ブロードウェイはすごいな、こんな新作が出て、こんなパフォーマンスをしている人がいて、こんな新人が登場して…と。自分ももっともっと頑張らなきゃと思います。そして自分たちがやっている日本の演劇界やミュージカル界も、いつかブロードウェイに追いつき、追い越したいと思います。また、毎年言っているんですけれど、” いつか日本のトニー賞を作る”のが目標ではあります。そうなったらいいなあと。そうしていきたいなと。具体的な案はぜんぜんないんですけれど(笑)、言い続けるという(笑)」

 
そんな井上さんが教えてくれた、トニー賞授賞式を初めてみる人でも楽しめるポイントは「オープニングのパフォーマンスです。また、司会者も旬な人がやっています。そして、どんな賞もそうですけれど、賞のゆくえを予想する楽しさは、リアルタイムで見るからこそだと思います。詳しく知らなくても、番組の中で紹介もしますから大丈夫です」。アカデミー賞をなかなか取れなかったディカプリオのような、俳優やスタッフのストーリーやバックボーンが分かれば楽しさも倍増すると井上さん。

 

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井上さんがノミネート作品の中で注目しているのは…

 

BUTAKOME☆INFORMATION

『生中継!第70回トニー賞授賞式』
6月13日(月)午前8時、WOWOWプライムにて放送

井上芳雄さんがスペシャル・サポーター!
案内役は宮本亜門さんと八嶋智人さん

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★★★WOWOW『第70回トニー賞』公式サイトへ★★★

 
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