超異分野学会 福島ロボットテストフィールド 開所記念フォーラム2020

大会テーマ
福島から実証を、そして世界へ
日 時
[前日行事]2020年11月13日(金)14:00〜18:00 [フォーラム]11月14日(土)11:00〜16:30
場 所
福島県南相馬市 福島ロボットテストフィールドアクセス

超異分野学会では、研究の価値を広報し、研究費を集める機会を提供します

ー フォーラム概要 ー

福島ロボットテストフィールド(以下、RTF)は、物流、インフラ点検、大規模災害などに活用が期待される無人航空機、災害対応ロボット、自動運転ロボット、水中探査ロボットといった陸・海・空のフィールドロボットを主な対象にした、実際の使用環境を拠点内で再現しながら研究開発、実証試験、性能評価、操縦訓練を行うことができる、屋外の大型実証試験場で、福島イノベーションコースト構想の下で整備している、世界に類を見ない一大研究開発拠点です。

現在RTF内の研究棟には、ドローン、ロボット、モビリティ、非破壊検査などに関連する21の大学・研究機関や企業が入居し、本格的な実証試験が始まっています。この入居者と県内外の事業会社、ベンチャー、研究者を交えて、ドローン、ロボティクス、インフラ検査、農業IoT、災害対応などのテーマで、パネルディスカッションやポスター・ブース展示を行います。フィールドを活用した実証研究を現場で考えられる貴重な機会です。RTFを活用して研究開発を加速したい、新たな取り組みを考えたい方の参加をお待ちしています。

●プログラム
[前日行事]11月13日(金)14:00〜18:00(定員:40名限定)
※お申し込み多数のため、前日行事の募集定員は満席となりました。
福島ロボットテストフィールドの見学ツアーや、入居企業によるデモンストレーション、参加者と入居企業の交流会などを開催いたします。
※現地開催のみとなります。フィールドを活用した実証研究を現場で考えたい方は、ぜひご参加ください。

[フォーラム]11月14日(土)11:00〜16:30
RTF入居者や県内外の事業会社、ベンチャー、研究者を交えて、パネルディスカッションやポスター・ブース展示を行います。
※フォーラム当日のみ、サテライト会場(東京都内)への同時配信、およびオンライン配信を行います。
※サテライト会場:株式会社リバネス 東京本社 知識創業研究センター セミナー室(〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル4階)

●参加対象者
研究者、大企業、ベンチャー、地元企業、 自治体、中高生、市民等

●企画キーワード
屋外実証試験、ロボット、ドローン、空飛ぶクルマ、自動運転、インフラ非破壊検査、リモートセンシング etc.

●主催:公益財団法人福島イノベーションコースト構想推進機構

●運営:株式会社リバネス

会場アクセス

●会場までのアクセス

11月13日(金) 会場へはJR原ノ町駅から定期バスまたはタクシー(10分程度)をご利用ください。14時のプログラム開始には、13:15原ノ町駅前発→13:29福島ロボットテストフィールド前着の定期バスがございます。

11月14日(土) JR原ノ町駅から無料シャトルバスを次の時間で運行予定です。定期バスも含めてご利用ください。※発車時刻が一部変更となりました

        • 9:45発→10:00着(シャトルバス)
        • 10:30発→10:45着(シャトルバス)
        • *10:45発→10:59着(定期バス)
        • 11:15発→11:30着(シャトルバス)

JR原ノ町駅までのアクセス:

  • 仙台駅よりJR常磐線・原ノ町方面に乗車、原ノ町駅で降車(乗車時間約1時間20分)
  • 上野駅よりJR常磐線特急・仙台方面に乗車、原ノ町駅で降車(乗車時間約3時間30分)
  • そのほかのアクセス方法に関してはこちらをご参照ください。

福島ロボットテストフィールドから原ノ町駅への移動について:

11月13日(金) 18時のイベント終了後、フィールド視察で使用したバス(定員40名)にて、原ノ町駅前までお送りいたします。他、18:16福島ロボットテストフィールド前発の定期バスがご利用いただけます。

11月14日(土) 福島ロボットテストフィールド前からJR原ノ町駅までの無料シャトルバスを次の時間で運行予定です。また定期バス(JR原ノ町駅前行、福島駅西口行)も含めてご利用ください。※発車時刻が一部変更となりました

        • 16:30発→16:45着(シャトルバス)
        • *16:16発→16:35着(原ノ町駅前)(定期バス)
        • 17:10発→17:25着(シャトルバス)
        • *17:16発→17:35(原ノ町駅前)→19:20(福島駅西口)(定期バス)

●宿泊について

前日プログラムからご参加の方は、宿泊先を各自でご手配ください。
[参考]南相馬市観光情報サイト
JR原ノ町駅付近のホテルでは、原町区 旭町、錦町、本町などのホテルがお薦めです。

  • 〈フォーラム〉11月14日
  • 〈前日行事〉11月13日

〈フォーラム〉11月14日(土)11:00 – 16:30

セッション会場A セッション会場B ポスター・ブース会場
10:30 開場
11:00 開催挨拶
基調講演
(同時配信)
11:30 セッションA-1
世界に活躍する空のテクノロジーを日本から
セッションB-1
過酷な環境下で求められるロボット作業とは?
アワー
12:30 テクノロジースプラッシュ(ショートピッチ) (同時配信) ポスターセッション
14:00 セッションA-2
いつまで人が大型建造物の建造、保守・点検を担い続けるのか?
セッションB-2
新たな技術の導入で、農業を取り戻せるか?
15:00 セッションA-3
人とロボットが連携した未来の災害対応とは?
セッションB-3
疎な空間から考える自動運転、自律運転の可能性
16:00 閉会式
16:30 終了

 

11:15〜11:30
  • セッション会場A・B・サテライト
基調講演「空飛ぶクルマの開発とRTF活用」
株式会社SkyDrive 代表取締役 福澤知浩氏
株式会社SkyDriveは福島ロボットテストフィールド研究棟の第2期の入居者として、2019年から施設を活用して機体の研究開発を進めている。2020年8月25日には拠点の一つである豊田テストフィールドで世界初公開した有人試作機「SD-03」の公開有人飛行試験を実現し、同社が目指す2023年の空飛ぶクルマの実用化に向けて大きな一歩を踏み出している。基調講演では同社代表取締役の福澤氏に、空飛ぶクルマの開発と有人飛行の話を交えながら、屋外で実証ができる場の意義についてお話しいただく。

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11:30〜12:20
  • セッション会場A・サテライト
<セッションA-1>
世界に活躍する空のテクノロジーを日本から
世界各地で空飛ぶクルマ、業務用ドローンの開発が進んでいる。日進月歩で技術が進歩していく一方で、社会実装につなげていく上では、課題を的確に捉えて技術を使いこなせるようにするという視点も重要になる。本セッションでは、国内で独自の技術開発を進める空飛ぶクルマ、業務用ドローンのベンチャー3社に集まっていただき、技術を社会実装するために必要な開発を国内でいかに加速させていくかについて議論したい。

“詳細情報”

14:00〜14:50
  • セッション会場A・サテライト
<セッションA-2>
いつまで人が大型建造物の建造、保守・点検を担い続けるのか?
大型建造物の特徴および現状の建造、保守・点検に不可欠なポイントとは何か。公定検査などの規制があるなかで、大型建造物に対するロボットの実装を円滑に進めるために必要な開発環境、ロードマップについて考える。

“詳細情報”

12:30〜13:00
  • セッション会場A・サテライト
テクノロジースプラッシュ
(ショートピッチ)
本フォーラムの「テクノロジースプラッシュ」では、RTF入居者ならびに南相馬市内事業者によるショートピッチを行います。自身の研究や事業の最も熱いところを、分野や所属の垣根を超えて参加者へ発信します。プレゼンターが持つ熱と、参加者が持つ熱とがぶつかり合い、飛沫(スプラッシュ)を上げるように新しい研究アイデアや仲間が生まれる場。それがテクノロジースプラッシュです。

“詳細情報”

15:00〜15:50
  • セッション会場A・サテライト
<セッションA-3>
人とロボットが連携した未来の災害対応とは?
迅速な人命救助など人の現場判断が強く求められるにも関わらず、活動に危険を伴う災害現場。人とロボットの連携が重要な現場で、人もロボットもその連携を想定した訓練や開発が求められる。それぞれの強みを生かした連携の形について議論する。

“詳細情報”

11:30〜12:20
  • セッション会場B
<セッションB-1>
過酷な環境下で求められるロボット作業とは?
今でも人が苦役を虐げられながら作業をせざるをえない過酷な環境が存在する。廃炉のように人が立ち入りが制限された環境もその一つ。人を代替し、特色ある作業ロボットの開発環境とRTFの果たす役割について議論する。さらに、そのような技術は、廃炉、極限環境、宇宙開発への発展が期待され、RTFから様々な世界へと広がる産業について未来を語る。

“詳細情報”

14:00〜14:50
  • セッション会場B
<セッションB-2>
新たな技術の導入で、農業を取り戻せるか?
福島県は、自然環境に恵まれ、多様で豊かな農作物の生産量をほこる。地理的にも消費地である都市圏に近い。昨今、先端技術の導入による作業の代替が期待されるものの、本格的な農業への活用はまだ道半ばである。また、新規就労者を増やすのは簡単ではない。「福島県の農業」はどのようにして取り戻し、未来を描いていくのか。自治体や民間がそれぞれ果たす役割とは何かについて議論する。

“詳細情報”

15:00〜15:50
  • セッション会場B
<セッションB-3>
疎な空間から考える自動運転、自律運転の可能性
地域社会における自動運転や自律走行を活用した新しい交通網、自律制御を活かした災害現場での物資輸送や情報収集など、人が少ない空間でこれらの新しい技術がどう生きてくるのか。本セッションでは、現在まさに技術開発に取り組むプレイヤーを招いて議論する。

“詳細情報”

12:30〜13:50
  • ポスター会場
ポスター・ブース 掲示・展示
特定の分野に限らない、多種多様な発表を同時に行なうことで、異分野どうしで互いのパッションを交換しあい、イノベーションのきっかけを作り出すポスター・ブース発表の場です。

“詳細情報”

  • KOBASHI HOLDINGS 株式会社

  • 住友重機械工業株式会社

  • 日本ユニシス株式会社