【ヘブンズ・ゲート】(デュエル・マスターズ プレイス)概要 [編集]DMPP-04で《ヘブンズ・ゲート》が登場したことにより誕生したデッキタイプ。高コストのブロッカーをコスト踏み倒しし、強力なクリーチャーで盤面を制圧する。TCG版同様、「【天門】」と呼ばれることが多い。
【5色ヘブンズ・ゲート】5色デッキにすることで、《剛撃聖霊エリクシア》が《天海の精霊シリウス》を凌駕するコストパフォーマンスを発揮することと、《悪魔聖霊バルホルス》、《血風聖霊ザーディア》を踏み倒せた際のアドバンテージが大きいこと、マナ基盤としての役割と10ターン経過のさせやすさから《無双竜機ボルバルザーク》を無駄なく扱えることから、5色でデッキを構築させたもの。 その完成度の高さから、DMPP-04期、DMPP-05のDP殿堂前までは【ヘブンズ・ゲート】がほぼ【5色ヘブンズ・ゲート】と同義と見なされていた。 「【5色デッキ】」の「【天門】」なので「【5c天門】」と呼ばれることも多い。 主要カード [編集]
候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]序盤は《エナジー・ライト》や《ブレイン・チャージャー》などのドローソースで《ヘブンズ・ゲート》やコスト踏み倒し候補のブロッカーを補充していく。準備が整ったら《ヘブンズ・ゲート》で高コストのブロッカーを出し、相手に反撃の術を失わせる。相手が速攻で、《ヘブンズ・ゲート》を手打ちするのが間に合わない場合は《ホーリー・メール》で《ヘブンズ・ゲート》をシールドに埋める動きも優秀。 盤面を制圧したら、後は臨機応変にフィニッシュの手段を変える。防御力の高さと攻めに転じた時の破壊力をうまく勝利に結び付けたい。 長所 [編集]4枚積みした《ヘブンズ・ゲート》がシールドに1枚でもある確率は約42.7%。 速攻デッキにとって、《ヘブンズ・ゲート》で出される強力なブロッカーに真っ向から挑むのはほぼ不可能である。 コントロール相手にも、多めに積んであるドローソースで手札を補充し、隙を見て《ヘブンズ・ゲート》や《ロスト・ソウル》でアドバンテージを得る動きが強力。 短所 [編集]ドローソースが多いとはいえ、大量のハンデスや《ロスト・ソウル》で手札が枯渇すると、《ヘブンズ・ゲート》が機能しなくなりジリ貧になりがちである。 守備は基本的に《ヘブンズ・ゲート》に頼っているため、速攻相手であっても、シールドに1枚も《ヘブンズ・ゲート》がなく、それでいて6マナ溜まる前に決着がつく速度で攻めてきた場合は《ヘブンズ・ゲート》の手打ちをする間もなくあっさり負けてしまう。 また、ブロッカー除去はこのデッキの大敵。ウェーブストライカーでブロッカー2体破壊の《スカイフレーム・リザード》や、《クリスタル・パラディン》などは非常に厄介な存在となる。デッキに軽量除去を入れる枠も厳しく、ウェーブストライカーの横並びを阻止しづらい点でも相性が悪い。 また、使用するカードのレアリティが軒並み高く、デュエル・マスターズ プレイス全体で見てもデッキを構築する難易度は屈指の高さ。ベリーレアの《ヘブンズ・ゲート》4枚はまだしも、スーパーレアの《悪魔聖霊バルホルス》、《血風聖霊ザーディア》、《剛撃聖霊エリクシア》の3種は、【ヘブンズ・ゲート】以外には流用しづらいカードのため、カード資産の乏しいプレイヤーにとっては構築にかなりの勇気が必要となる。 《無双竜機ボルバルザーク》しかスピードアタッカーがいないため、自身のターンに《ヘブンズ・ゲート》でブロッカーを2体出しても、返しのターンに2体同時に除去されてしまえばシールドブレイクに到達することができない。DP殿堂の施行によりこの弱点が顕著になった。 その他 [編集]4枚積みしていたとしても、裏を返せば約57.3%の確率で初期シールドの5枚に1枚も《ヘブンズ・ゲート》が入っていない。 《ヘブンズ・ゲート》しか速攻デッキ対策が入っていないのであれば、約57.3%と半分以上の割合で負けてしまう計算となる。 さらに、手札にブロッカーがいない状態で、1枚目のブレイクでシールドの《ヘブンズ・ゲート》を引いたり、無限ブロッカーの《悪魔聖霊バルホルス》が《火炎流星弾》などで除去されブロッカーの数が足りず横並びにダイレクトアタックされる、デッキの下のほうに《ヘブンズ・ゲート》が固まっていて手打ちすらできないで終わるという負け筋もある。 実際には《ヘブンズ・ゲート》以外のS・トリガーや《ホーリー・メール》で速攻デッキへの勝率を高くすることはできるが、それでも運次第では有利なはずの速攻デッキに一方的に負けることもある[1]ということは覚えておきたい。
【ペガサス天門】参考 |