敗北回避能力敗北回避能力は、自分がゲームに敗北することや相手がゲームに勝利することを無効にする効果を生成する能力の総称。
ダイレクトアタック等のゲームにおける決まり手をピンポイントで回避できるため、防御系の能力としては最上位の性能にあたる。 変わったところでは、味方のデメリットとして設けられている特殊敗北効果などを帳消しにする目的で使われることもある。 敗北回避能力の種類 [編集]デュエル・マスターズにおける敗北のパターンは何種類かあるが、敗北回避能力を持つクリーチャーも何種類か存在し、条件によって回避できる敗北のパターンは変わってくる。 置換効果によって敗北を置換するものか、継続的効果で自分の敗北そのものを封じるカードが多い。 『攻撃による敗北を置換』タイプ [編集]相手による自分へのダイレクトアタックが通った場合、敗北自体を置換して回避できる。 加えて、このタイプでは《究極銀河ユニバース》などの「アタックトリガーによるエクストラウィン」も回避できる。これらはルール上、攻撃による勝利ではないが、裁定上は敗北回避できることになっている。ただし攻撃中に解決される、攻撃しているクリーチャー以外の相手のカードによる特殊勝利や、自分のカードの特殊敗北は回避できない。 このタイプに属するカードは以下。 『攻撃以外による敗北を置換』タイプ [編集]相手の勝利を置換する事で回避できる。特殊勝利、特殊敗北、ライブラリアウトが該当する。 《完全防御革命》のテキストでは『(相手がゲームに)勝つ時』しか反応しないため、自分が負ける特殊敗北とライブラリアウトを回避する事ができない。《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》の『負けさせる』エクストラウィンを回避できるのかについては不明。 このタイプに属するカードは以下。 『無条件で置換』タイプ [編集]攻撃かどうかによらず自分が敗北する場合にその敗北を置換して回避できる。上記の2タイプで回避できる状況すべてと単発的効果としての特殊敗北は回避する事ができる。 自分のライブラリアウトによる敗北や、継続的に発生する相手の特殊勝利効果は、一度回避しても敗北条件を満たし続けるため結果的に回避できない。ただし、置換先が山札回復である《始虹帝 ミノガミ》と《大魔王 ウラギリダムス》だけはライブラリアウトによる敗北を回避できる。 このタイプに属するカードは以下。 『自分の敗北・相手の勝利を禁じる』タイプ [編集]自分がゲームに負ける、もしくは相手がゲームに勝つ事が封じられた状況を作り出す。この能力が有効である間に達成したいかなる自分側の敗北・相手側の勝利も完全に無効化される。 このタイプはさらに常在型能力型とトリガー能力型に分かれる。 このタイプに属するカードは以下。
その他特殊なもの [編集]ルール変更の可能性 [編集]
その他 [編集]《不敗のダイハード・リュウセイ》は二種類の敗北回避能力を持つが、ライブラリアウトや継続的効果のあるエクストラウィンに対しては、置換効果で《不敗のダイハード・リュウセイ》を破壊しても、3番目の能力がトリガーする前にライブラリアウトや継続的効果のあるエクストラウィンが先に処理されてしまうため、結果的に敗北してしまう。しかし、前述した通り敗北回避能力による発生効果が状況起因処理へとルール変更される可能性があるため、そのうちこれらのエクストラウィンも防げる日は来るのかもしれない。詳細は《不敗のダイハード・リュウセイ》のページを参照。 これらはあくまでゲーム内の処理で発生した敗北を回避する事ができる能力であり、反則・非紳士的行為・投了による負けを回避することはできない。 関連項目 [編集] |