上伊那郡箕輪町の箕輪ダム湖(もみじ湖)一帯に植わる約1万本のモミジが、見頃を迎えた。町はダム湖上部の末広広場へ続く道沿いでライトアップを実施。赤やオレンジ、黄、緑色の調和が美しい葉を80台の投光器が照らし、4日夜、行き交う人を幻想的な“モミジのトンネル”が包んだ。
もみじ湖は今年、旅行予約サイト「じゃらんnet」が勧める紅葉スポットランキングで全国1位に選ばれた。訪れた諏訪郡富士見町の心理カウンセラー小池一彦さん(60)は「コロナ禍での雑多な心を自然は救ってくれる。感動的だ」と言い、妻の明美さん(57)と見入った。
箕輪町は、新型コロナウイルス感染対策として、広場近くの2カ所の仮設トイレに消毒液を設置。他人との適切な距離を取って観賞するよう呼び掛けている。見頃は15日ごろまで。ライトアップは24日までの午後5時~9時。
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