九州初「キッザニア」福岡市場跡地の大型複合商業施設 工事着手

西日本新聞 古川 剛光

 三井不動産と九州電力、西日本鉄道は13日、福岡市博多区の青果市場跡地再開発事業で、大型複合商業施設の工事に着手したと発表した。2022年春に開業し、核テナントに九州初進出となる子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」が入る予定。

 青果市場跡地は敷地面積約8万6600平方メートル。施設は店舗棟(地上5階、地下1階)と計3050台収容の立体駐車場4棟で構成。フットサルコートやテニスコート、スポーツパークなども設ける。延べ床面積は計20万6400平方メートル。新型コロナウイルス対策として換気がしやすい構造を取り入れるなどする。

 パイロットなど約100種類の職業体験ができるキッザニアは国内では東京と兵庫県にあり、名古屋市にも計画がある。運営会社「KCJ GROUP」(東京)は福岡出店を「前向きに検討中」としている。

 青果市場跡地は、市の公募で18年に三井不動産など3社のグループが再開発事業者に選ばれた。 (古川剛光)

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