何かを成し遂げたいと思うなら、その職業特有の職業病(変なクセ、習慣)をわざと身につけてしまうのが早道です。
職業病が身に付けば、素晴らしいアイデアマンになれます。
職業病の見つけ方
たとえば、カメラ(を用いた写真撮影)にハマると、「世の中のすべてが被写体に見える」現象が発生します。
どこをどう切り取って画にしてやろうか、って常に考えてしまうんですね。
たとえば、YouTuberは、人生の全てが動画ネタになります。
撮影の合間にご飯を作っているときも、「このシーンを動画にするならこういうナレーションにするかな?」と思いながら、頭の中でブツブツ呟きながら食材を切ってます。
オフロードのバイク乗りは、ただの山が道に見えます。
ボルダリングをする人は、窓枠や冷蔵庫がホールド(指を引っかけて体重を支えるところ)に見えます。
転売をする人は、ディスカウントストアが自分の銀行に見えます。
作詞家はすべての恋愛が元ネタとして詞を書きます。
ガソリンスタンドの店員は、道行く車のタンク容量が気になります。
営業マンは、休みの日に見る「会社名が書いてあるもの(看板など)」も自分の成績に見えて、電話したくなります。
サーファーは寝ている間に布団の中で波に襲われます(体が揺られる感覚がある、錯覚)
借金が多い人は消費者金融のCMを見ると「お金返さなきゃ」って思います。
エンジニアは、新しいサービスを目にすると「どこにデータがあるのかな?」などと分析したりします。経営者やコンサルだと「どこで誰にお金が流れるのかな?」という分析になります。デザイナーだと「なんでここにこの配色?」という分析になります。
縫物をする人は、あらゆる布製品を手の中でひっくり返します。頭の中で型紙レベルにまで分解して、どうやったらこんな縫い方ができるのか?の手順を予想します。
こんな感じで、その職業や趣味、特定のジャンルに熱中しているとき特有の「あるある」、職業病を一刻も早くたくさん見つけ出し、その意識で24時間のできるだけ多くを埋めてしまうと、誰よりも多くの思考を繰り返すことができるようになります。
他人に勝つ必要があるジャンルであれば、より大きな成果も見込めるでしょう。
逆に言うと、24時間の意識を他のことに用いたり、サボったりしていると、あなたは主に「過去の遺産(これまでに成し遂げてきたもの)」だけを利用して勝負をし続けていくことになります。多少のヒラメキはあっても、長期的にそのジャンルでは他の人に追い越されてしまいます。
上記、簡単に言うと「職業病を身につけてナンボ」です。
良かったら試してみてください。という提案でした。