WOWOW「グリーン&ブラックス」2019

【突撃!G&B】第二十五回☆グリブラの裏側全部見せます!? 思い出の詰まった名曲! 新鮮デュエット&プリンスが魅せる!

2019/02/17


 

井上芳雄さん

 
さて、続いては『二都物語』から、『この星空』です。2013年の東宝ミュージカル版の初演が思い出されますね〜。芳雄さんが演じた主人公シドニー・カートンが、断頭台へと向かう感動のラストシーンで歌い上げるドラマチックなソロナンバーでした。

収録スタジオには、シルバーのスーツに身を包んだ芳雄さんが登場。セリフから歌へと流れるように入っていって……。瞬時に世界観を生み出す、その確かな実力に引き込まれずにはいられません。またもや一編のお芝居を味わった…、そんな幸福な時間でした。いざ、プリンスに突撃ですっ。初演の舞台で見た見事な“星空”を思い起こすひと時でした!
 

井上 この曲、久しぶりでしたね〜。僕も『二都物語』という作品が大好きで、これはテーマ曲みたいなものですよね。今回、歌うにあたってどうしようかな…と考えて、まずはセリフから入りました。やっぱり状況がわかってからのほうが歌いやすい歌なので。でも『グレート・コメット』(正式タイトルは『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』)の舞台が終わったばかりで、あれも星空…というか彗星の話なので、似ているところがあって。ちょっとカートンとピエールが混ざったような感じになっちゃったかなと(笑)。ま、それも今ならではの味わいですね。

 

井上芳雄さん

 
この楽曲ならではの難しさなど、あるのでしょうか。
 
井上 静かなトーンから始まって、どんどん気持ちが盛り上がってくる、いかにもミュージカルらしい楽曲ですよね。歌い始めと歌い終わりでは心境が全然変わっている。まあ、物事はその前に起こっているんですが、歌いながら自分の心がどんどん動いていくんです。これも本当は演技をしながら沸き起こってくる感情なので、それを思い出すためには、やっぱり何回かは歌わなきゃいけない。そういうところが他の歌とはちょっと違いますね。

 
歌として聴いても胸を打たれますが、またお芝居の中でも聴いてみたくなりますね。視聴者の皆さんへ一言、お願いします〜。
 
井上 東宝ミュージカル版ではまだ一回しかやっていない作品なんですけど、とても素晴らしいメッセージを持った名作です。僕もいまだに「またやってほしい」と周りから言われますし、先日、浦井健治君(チャールズ・ダーニー役で共演)と会った時も『二都物語』の話になって、「またやりたいよね」と話しました。この曲のほかにもいいナンバーがたくさんあります。まだ舞台を観たことがない方もぜひ、このグリブラで知っていただいて、もしもう一度やれる時が来たら、楽しみに観に来ていただきたいなと思います。

 

ありがとうございました! 今回の放送で、再演希望の声がさらに高まる予感がいたします!

 
次回の突撃連載は3月30日放送の#24、またまた感涙ナンバーを揃えたミュージックショーの裏側をご紹介。あの三人組!?が再び集結! そして懐かしの珠玉の名曲再び! さらに夢咲ねねさんがデュエットで初登場! …とサザエさん調の予告三連発〜。オンエアを見る前に、この【突撃!G&B】のチェックをお忘れなく! お楽しみに〜♪

 

取材・文/演劇ライター・上野紀子

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