WOWOW「グリーン&ブラックス」2019

【突撃!G&B】第三回 グリブラの裏側全部見せます⁉▷ #13ミュージック・ショー編

2018/04/29


さあ、次は加藤さんに突撃! さすが、収録も慣れた様子でしたね〜。

加藤「いや〜まだ慣れない部分もありますけど、でも今回は昨日、舞台が終わったばかりでしたからね。まだ役が残っている状態の新鮮な気持ちでやれたので、そこは良かったかなと。ちえちゃん(柚希さん)もたぶん、役が残った状態だったんじゃないかな。歌うたびにマタ・ハリが戻ってきてた感じでしたよ」

 
スタジオでも、二役を見事に歌い分けていらっしゃいましたね!

加藤「今回、アルマンもラドゥーも、わりと役に寄せた衣装を着たので。ラドゥーなんて衣装着た瞬間に気持ちがシャキッとしましたよ。なかなか濃いキャラクターでしたからね。二役ともに、自分にとってはすごく大きな存在でした。舞台を観てくださった方には、グリブラを見て、少しでも『マタ・ハリ』のことを思い出してもらえたら嬉しいですね」

 

 
加藤さん、グリブラではコントコーナーでもイキイキと参加されています。

加藤「フフフ、いや、僕は周りを冷静に見て分析しながら、脱線したところをちゃんと本編に戻す、という役割ですかね(笑)。芳雄さんを初め、皆さん本当に達者で自由な方ばかりでね。そこに城田君がからんでくると、コレは仕事なのか、本当に楽屋でプライベートでくっちゃべっているだけなのか、よくわからなくなってくるんですよ(笑)。

僕はもともとコントとか大好きなので、ずっとやりたいと思っていたんです。でも実際にやってみると難しさを痛感しますね。アドリブも多いので、アドリブがバッティングしちゃった時はすごい気まずくなったりして(笑)。

ミュージカル・ファンの人にとっては、この番組は本当に革命的だと思いますよ。こんなことまでやっちゃっていいのか!?って、やってる僕らまで心配してるんですから(笑)。福田さんはとにかく面白いことが大好きで、役者のことをすごく信頼してくれる人。グリブラも楽しいけれど、いつかミュージカルとかでご一緒できたら嬉しいなと思っています」

 
では最後に視聴者の皆さん、とくに舞台『マタ・ハリ』を残念ながら未見の方に向けて、今回の歌コーナーのアピールをお願いします!

加藤「そうですね。楽曲だけでこの『マタ・ハリ』の世界観を知ることはとても難しいことだと思うんですね。マタ・ハリという女性は第一次世界大戦でスパイとして暗躍した、実在した人物です。僕としては、女優・柚希礼音が全身全霊でやりきったキャラクターだと、強く感じているんですよ。そして僕もこの作品で、役者としてひと回り成長できたのかな?と思います。今回の楽曲から、少しでも前に進もうとする希望、勇気みたいなものが伝わればいいなと思います」

 
冷徹な魅力たっぷりのラドゥー大佐風?の衣装でキメたまま、「コントでバカやるの大好きなので〜」とクールにニヤリ。加藤さん、そのギャップがツボにハマります。2年目も、歌コーナーのカッコ良さをいい意味で裏切る、思いっきり暴走した素顔を期待してます!

さあ、5月放送の#14のミュージックショーには井上芳雄さん、浦井健治さん、城田優さんが登場します! 次回もお楽しみに〜♪
 

 

取材・文/演劇ライター・上野紀子

 

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