- サンケイリビング新聞社のエンタメサイト「舞台袖より愛をこめて」 >
- 演劇・ミュージカル >
- 「エリザベート」稽古場見学会レポート
演劇・ミュージカル
「エリザベート」稽古場見学会レポート
2012/04/26
4月24日、ミュージカル「エリザベート」稽古場見学会が開催されました!!
この日は、なんとエリザベートとフランツ・ヨーゼフの結婚記念日と発覚★
うーーーん、図らずもこの日に開催されたとはいえ、、、
なんだかちょっと不思議な“縁”を感じたのは私だけでしょうか?
約2週間後の5月9日に初日を控え、お稽古も大詰めの中、
「エリザベート」の魅力的なナンバーから5曲が披露されるということで、、、
こちらも、気が引き締まる感覚を抱きつつ稽古場に潜入させていただきました。
【披露楽曲】
①「ミルク」/髙嶋政宏&アンサンブルキャスト
②「ママ何処なの?」/マテ・カマラス&加藤清史郎
③「夜のボート」/瀬奈じゅん&岡田浩暉
④「闇が広がる」/マテ・カマラス&平方元基
⑤「私が踊る時」/春野寿美礼&石丸幹二
稽古場に入ると、
すでにアンサンブルの皆さんがウォーミングアップ中。
あ!フランツ役の岡田浩暉さん発見◎
うつむきかげんに、ゆっくりゆっくり広い稽古場を歩きながら
歌詞を頭の中でリフレインされている様子。
まさに皇帝フランツが悩み、葛藤し宮廷内を歩いているかのうように見えました。
あ!ルドルフ役の平方元基さんも黄色のTシャツで登場!!
今日は夏日。ビタミンカラーが鮮やかです。
が、平方さんの表情は「ルドルフ色」??
プレッシャーやら、緊張やらいろいろなものを背負われ、
まさにルドルフ殿下の気持ちと重なる状況かと。
ブタコメの映画コラムニスト・岡田さん、演劇コラムニストの平方さんが
2012年度版「エリザベート」に新キャストとしてご出演されることを、
ブタコメスタッフ一同も大変嬉しく、開幕を楽しみにしております☆
さてさて、いよいよ稽古場見学会がスタート!!
幸運なオーディエンス40名の皆さんも
ワクワク&ちょっと緊張されている様子がこちらにも伝わってきます。
♪最初は、「ミルク」♪
髙嶋さんルキーニもアンサンブルの皆さんもすごい迫力!
激しく、熱く燃えていました。
髙嶋さんからご挨拶
「今日は稽古場での歌披露ということで、本番よりお客様をちょっと意識しすぎて
演ってしまいました(会場爆笑)。本番はもうちょっと厳しい顔つきになりますが、
お客様がこんなに近いとね、ついね(笑)
この稽古場で『エリザベート』や東宝の様々な名舞台が作り上げられているんですよ。
でも稽古場は二酸化炭素が充満していますから、
皆さん外に出られたら、大きく深呼吸してくださいね(会場爆笑)」
-今回の公演で、シングルキャストのルキーニ役で1000回を迎えられますね
「何回演じても“慣れ”は通じない作品ですね。
2000年に小池先生にルキーニを演ってほしいと言っていただき、一度お断りしたのですが。
六本木のワインバーで改めて小池先生にお会いして、なぜか舞台の話ではなく
“天使と悪魔”の話で延々盛り上がり酔っ払い5時間も経過してから、
帰り際に“それで君はルキーニどうする?”と先生に聞かれて,
“はい、演ります!!”みたいな軽いノリで引き受けてから、もう900回を超えている。
僕自身もビックリしています(笑)
今回1000回を迎えますが、新しいキャストが増えたことで、同じシーン、同じ台詞、同じ振り付けですが
化学反応が起きています。皆さん楽しみにしていてください!!」
♪「ママ何処なの?」♪
サッカーのユニフォームを着た清史郎くんは、太陽の下で元気に走り回るようなイメージ。
セットが登場して、定位置にスタンバイする清史郎くん。
ハニカンだ笑顔の後、「ふーーっ」と大きく息を吐いて
瞬時にして、少年ルドルフに入り込んでいきます。
清史郎くん少年ルドルフの真っ直ぐな澄んだ歌声に聴き入っていました。
この場面、ちょっと演出が変わった印象。
本番が楽しみです。
いま、自分の中で少年ルドルフに点数をつけるとしたら何点ですか?という質問に
清史郎くん、すっごく考えています。
その後ろでマテさんが(両手で10を出して)100点、100点と言っている様子がすごく微笑ましい。
そして清史郎くんが自分につけた点数は「83点」
その後、マテさんは「僕の日本語は47点ですね」とお茶目なマテさんに、会場が沸きます☆
マテさんからご挨拶
「ここでオーディエンスの皆さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒の場にいられることを心から幸せに思います。
大きな夢が叶えられて本当に嬉しいです。皆さん僕を支えてくださってありがとうございます。
素晴らしい公演になると思います」
♪夜のボート♪
セットチェンジがあり、瀬奈さん、岡田さんがスタンバイされます。
岡田さんの台詞からそのシーンがはじまり、曲が流れ出すと空気が一変したように感じました。
瀬奈さんエリザベートに、こちらの感情もぐぐっと引き込まれていきます。
岡田さんが「本当は二人(エリザベートとフランツ)は愛し合っていたんですよ」と
先日インタビューで語られたお言葉を思い出し、せつなさが増していきます。。
歌い終わると、「良かった~」という感じで
お二人が笑顔で軽く背中をたたき合われている様子を拝見して、こちらも一緒に笑顔になります☆
「夜のボート」の歌の時と一変して
笑顔がとってもチャーミングな瀬奈さん☆
岡田さんからご挨拶
「本日は皆さまお越しいただき有難うございました。緊張しました(笑)
(「エリザベート」は)初演からもう12年経っていますので、稽古場も出来あがっています。
その稽古場と大作『エリザベート』に胸を借りるような気持ちで過ごさせていただいています。
フランツの歌はすごく難しいと思いますが、その難しいメロディーラインが
(フランツの)気持ちを表現していると思います」
-瀬奈さんは前回から引き続いてのご出演ですが、今回はどんなエリザベートになりそうですか?
「前回は初めてのことばかりで、自分がいっぱいいっぱいで
表現しきれなかったことや苦しい思いがたくさんあったので
今回はそれを克服したいということと、
孤高さやストイックさをもう少し強めに出していこうかなと思っています」
♪「闇が広がる」♪
続いては「闇が広がる」です!
とアナウンスがあった後、段取り確認が少しあって
平方さん後向きで所定の位置にスタンバイ。
ルドルフが例のものをひきずりおろすところからスタート!
今日は私達もルドルフと同じ目線、ステージ上にいる感じで
ゆっくりジワジワと一緒に“闇の世界”に侵入していくよう。
平方さんの歌声は透明感があり繊細、そしてルドルフの感情が湧き出てきて、
だんだんと力強さも加わっていきます。
そしてマテさんトートと激しく絡み合う場面に・・・
皇帝ルドルフは立ち上がる!
決まった☆
-平方さんは小池先生の演出作品に二度目のご出演ですがいかがですか?
「相変わらず毎度毎度怒られていて日々頑張っています。
本番までに小池先生のご指導のもと、自分なりのルドルフを創り上げて
皆さんの前に現れることが出来たらなと思っています」
最後のルドルフとのキスシーンはどうなりそうでしょうか?とマテさんに質問が・・・
マテさん日本語で「キスは・・・得意です!」
会場がどっと沸きます!!
平方さんも思わず笑みがこぼれてましたw
♪「私が踊る時」♪
春野さんがトート閣下を演じられた時に創られたナンバー「私が踊る時」。
この曲を春野さんがエリザベートとして歌われる、これまた運命???
感慨深いです。
石丸さんトート閣下と春野さんエリザベートが登場されます!!
この曲のボレロなところが大好きです!!
エリザベートの強い意志と重なり、気持ちが高ぶります。
春野さんエリザベートが、トート閣下の手をはらいのける手さばきがカッコイイ!!
と思ってしまった。。
歌い終わると、お二人もホッとされ手を取り合って満面の笑顔に◎
-春野さんは今回、東宝版「エリザベート」に初出演されますが、
宝塚在団中に演じられたトート役とエリザベート役との違いはどんなところでしょうか?
「エリザベートとして、今、一生懸命一歩ずつ前に進もうと歩いている最中なのですが、
宝塚で演じたトートは男役でしたので形ばかり気にして
“俺はトートだ!!”という感じだったのですが
今はエリザベートとして生きていまして、新たな発見がたくさんあります。
そして、今回は山口さん、石丸さんとマテさんと3人のトートの皆さんとご一緒させて頂きますが、
いつも振り向くと自分の想像以上に素敵なトートがいらっしゃるので
いっそ身をまかせてしまおうかなという気になります(笑)
(石丸さんに向かって)宜しくお願いします(笑)」
-今回の石丸さんトートの見せ場はどんなところになりますか?
石丸「小池先生から今回は“クール&ビューティー”というご注文がございまして(笑)
今回は少し大人なトートを創っていきたいと思っています。
前回は自分の爪を伸ばしてネイルをしていたのですが・・・
女性の皆さんにとって爪を伸ばすというのは結構、ご苦労なことなんですね!実生活で大変なことになるので、今回は付け爪にするかもしれません。
どのくらいの長さにするかまだわかりません。
(春野さんに)刺さったらゴメンネ!」
場内大爆笑!!
-最後に、春野さんからご挨拶をお願いします。
「今回またたくさんの組み合わせの公演があります。
東京と博多、名古屋、大阪でも公演させていただきます。
初日まであと2週間ですが、さらに稽古を重ねて皆様に愛される『エリザベート』を
お見せできるようにしていきたいと思っております。
是非皆さま観にいらしてください!!本日はありがとうございました」
写真/吉原朱美
文/特派員W
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「エリザベート2012観劇&トークショー」好評発売中です!!
Photo by Leslie Kee
【実施概要】
観劇①か②をお選びいただき、トークショーにご参加いただきます。
◆観劇
日 時:
①6月16日(土)17:30開演
エリザベート/春野寿美礼、トート/石丸幹ニ、フランツ/岡田浩暉、ルドルフ/古川雄大
②6月17日(日)13:30開演
エリザベート/瀬奈じゅん、トート/マテ・カマラス、フランツ/石川禅、ルドルフ/平方元基
劇 場:帝国劇場
◆トークショー
日 時: 6月17日(日)18:30開演(予定)
会 場: ホテルグランパシフィック LE DAIBA(東京都港区台場)
出 演: 春野寿美礼、瀬奈じゅん
参加費: 全席指定1万2000円 ※観劇A席チケット+トークショー
※会場はシアタースタイル
※未就学児童入場不可
お求めはチケットファン、イープラスにて!!
※事前に会員登録しておくと購入がスムーズです。入会金、登録料、会費無料。
◆チケットファンへはコチラから
◆イープラスへはコチラから
※ミュージカル『エリザベート』公式HPはコチラから
※画像およびテキストの転載を禁止します。
連載☆エンタメコラム
-
2020/02/06
-
2020/02/29
-
2019/06/07