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平方元基のゲンキ★カンゲキ!!
平方元基さんインタビュー~ミュージカル「エリザベート」~
2012/02/24
今年、ウィーン初演から20周年を迎える
ミュージカル「エリザベート」。
悲劇の皇太子・ルドルフ役で出演が決定した平方元基さん。
昨年、話題のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のティボルト役で、初ミュージカルにもかかわらず大きな注目を集めた。
184センチの長身と、端正な容姿は、演出家の小池修一郎さんに会見時に〝美丈夫〟といわしめたほど。
けれど、その内面には、九州男児らしい熱い心を秘めている。
ルドルフ役は若手の登竜門といわれている。
「それだけルドルフが難しい役で、歴代の先輩たちが、挑んで、戦って、役と向き合ってきた結果なんだと思っています」
と真摯に話す平方さん。
この役を掴むため、さまざまな努力を重ねてきた。
それだけに、決まったときは、例えようもないほどの喜びを感じたそう。
「オーディションでは、どうしても僕はこの役がやりたいんです!という、自分の熱い部分だけは伝えたい、という気持ちで臨みました」。
これでダメならもう僕はダメだ、というくらい、今の自分の力をすべて出し切れたのだそう。
また「ルドルフは何色?」という 質問に対して「紫」と答えたという。
「ルドルフといえば水色の軍服の印象が強いと思いますが、パッと頭に思い浮かんだのが、暗いセットの前にルドルフが立っているところで…。水色というよりは、直感で紫だと感じました」。
これから稽古が始まるが、最初に感じた〝紫〟のイメージを大切にしながら、自分のルドルフを作り上げていきたいと、思いを込めて話してくれた。
今回は平方さんの出身地・博多での公演もある。
「やはり気合が入るし、うれしいです。胸を張って博多に行けるように、
ルドルフ役にのめりこんで、全身全霊をかけて役に向き合って稽古に励みます!」
と、爽やかな笑顔とともに、まっすぐで力強い心意気を見せてくれた。
(取材・文/編集部I、 撮影/吉原朱美)
Photo by Leslie Kee
◆プロフィール
平方元基 
1985年生まれ。福岡県出身。2011年「ロミオ&ジュリエット」の大役・ティボルトを好演しミュージカルデビュー。
※平方さん出演スケジュールは東宝ホームページでチェックを
http://www.toho.co.jp/stage/
※画像およびテキストの転載を禁止します。
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