ついに越前へ向けて出兵を開始した信長(染谷将太)。破竹の勢いで敦賀まで制圧をする。しかし、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩に迫った金ヶ崎で、浅井長政(金井浩人)が信長を突然裏切り、背後から迫ってくる。朝倉・浅井に挟まれ絶体絶命の信長軍。このまま前進するという信長を光秀(長谷川博己)は、織田信長はいま死んではならない、逃げるべしと強く説得。それは数万の兵を率いたしれつな退却戦の始まりだった…。
『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。
信長は、帝の勅命により「若狭の武藤を討つ」を口実に越前へ出陣。手筒山城と敦賀を攻略し、金ヶ崎城に入城。しかし、信長の妹・お市の輿入れで結んだ同盟に反して、浅井長政が朝倉側に寝返り、織田軍は朝倉・浅井に南北から挟み撃ちにされる窮地に陥りました。信長は撤退を決意し、若狭街道から浅井の領地を避けながら、2日をかけて京に戻りました。
光秀と藤吉郎らは、織田家臣の中で信頼を得ることになりました。
第三十二回反撃の二百挺(ちょう)2020年11月15日
第三十一回逃げよ信長2020年11月8日
第三十回朝倉義景を討て2020年11月1日
第二十九回摂津晴門の計略2020年10月25日
第二十八回新しき幕府2020年10月18日
第二十七回宗久の約束2020年10月11日
第二十六回三淵の奸計(かんけい)2020年10月4日
第二十五回羽運ぶ蟻(あり)2020年9月27日
第二十四回将軍の器2020年9月20日
第二十三回義輝、夏の終わりに2020年9月13日
第二十二回京よりの使者2020年8月30日
第二十一回決戦!桶狭間2020年6月7日
第二十回家康への文2020年5月31日
第十九回信長を暗殺せよ2020年5月24日
第十八回越前へ2020年5月17日