人の信用を集めたかったり、誰か特定の人に信頼してもらいたい場合、まずは、信用や信頼って言葉を使わないようにしちゃうのがお勧めです。
理由はズバリ!消耗しやすくなるから!
「信用・信頼」は、その言葉自体に「裏切るなよ」というニュアンスを含みやすいです。
「信用」も「信頼」も、相手に何かしらの要求を行う言葉です。
自分の期待通りに相手の未来を決めようとすると、結局うまくいかないタイミングもあります。そうすると、「信用・信頼」という言葉が、将来的にメンタルを消耗するトリガーになっちゃいます。
「信用・信頼」という言葉は、将来の消耗を予約するものである、という感じです。
【楽に生きるコツ】信用・信頼という言葉を口にしない
実践方法は簡単です。
実践①言葉の置き換え
人間関係で使う「信用」「信頼」この2つの単語を、別の表現に置き換えます。
「俺はお前を信頼している」➡「お前は○○ができるだろうと俺は予想している」「実績もあるし○○については大丈夫と思ってる」など
「その話は信用できない」➡「○○の結果になると思う」「再現性が低いと思う」「事実でない情報を含んでいる」など
※置き換え用キーワードはいっぱいあります。「納得」「説得力」「予想、推察」「思ってる」「考える」などなど
※専門用語としての「信用・信頼」は普通に使えます。(与信、信用調査など契約上の「信用」、サーバーなど機械の物理的、データベースの論理的な「信頼性」など)
実践②相手が「信用・信頼」という言葉を使ったら、言い換えオウム返しをする
相手「お前を信用してる」
俺「遅れずに来ると思ってくれてるってことかな」
こうすると、信用・信頼のあいまいな定義をハッキリさせることができます。
※言葉を変化させちゃうとオウム返しとは言わないですが、説明のわかりやすさのためにオウム返しと述べてます
実践③信用・信頼って言葉を使いすぎる人を(できれば)避ける
相手のメンタルを消耗させる系の人が多いです。大体ロクなもんじゃありません。
とは言っても
「信用・信頼」この言葉の威力は結構強いものがあります。
信用しているとハッキリ伝えることで相手が安心し、心を開いてくれた、という経験はあります。
信頼していると言われて、嬉しく思ったこともあります。
でも、これは麻薬です!!
言ってる(か言われた)ときは気持ちがいいものですが、いつかその言葉を使ったことに後悔する時が来ます。
「信用・信頼」は時間の経過とともに変化します。薄くなったり濃くなったりの波が必ずあります。薄くなっている波のとき、「信用・信頼」の言葉が発せられたときの思い出を意識してしまい、「あのときは信じてたのにな」「あの時は信じてるって言ってくれてたのにな」などと、いつか結局むなしくなります。
なので、信用・信頼を相手に伝えたい場合でも、あえて、実践①「言葉の言い換え」を積極的に行っておくのが後々よいです。
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以上です。
「信用・信頼」この言葉を多用すると、相手のメンタル負担が大きくなって、しんどい思いをさせます。
「信用・信頼」この言葉を多用する人と付き合いを続けていると、こっちが消耗するので結局長続きしません。
俺は人から信頼されたいというより、「人から不信をわざわざ買いたくない」って思ってる派ですが、本投稿で述べた考え方は同じように使えます。
「信用・信頼」これをNGワードに指定して、もっと楽に生きてみませんか?という提案でした。
※「信用」と「信頼」の使い分け、意味の違いについては触れません。知ったところでその使い分けをわかってる人なんてほとんどいないし、意味ないです。詳しく見てみたい方はぐぐってください。ここをクリックすると新しいタブでGoogle検索を開きます。