カスタマーレビュー

2020年8月24日に日本でレビュー済み
無自覚なセクハラにご用心とは、この著者も含んで考えたほうがいいと思いますね。セクハラとか、性暴力が何かを本当に分かってるのか疑問ですね。この著者は漫画やポスターで女性差別とよく言ってますが、何で、いつも、この著者は、異性愛社会での女性差別ばかり言ってるんですか?ジェンダー平等は、従来型の男女平等のことではなく、トランスジェンダーも含めるし、性的指向も入るものです。ジェンダーは社会的で文化的な性差の問題で、決して、ジェンダーは女性差別に偏る問題ではありません。

漫画を言うなら、実際の同性愛男性と相当にかけ離れたBLに性的表現や性暴力表現がかなりあって、しかも、商業BLを見ても、ゾーニングは男性用漫画より殆どされてないですね。この著者は、BLの性表現のことをどう思ってるんでしょうね?そこにある描写と現実のゲイを混同して、実際にゲイに性暴力をしている女性たちの声が結構ありますがね。電子書籍を検索すれば、性表現だらけのBLはすぐに見付かります。アダルトBLもあります。

メディアの性表現って、BLの性表現こそ、ゾーニングなんかないようなもの。この著者は、大型書店でBLがゾーニングせず置いてあるのを無視して、何で、男性用漫画ばかり言うんだろう。性的マイノリティのほうが、さらに社会は理解不足ですよ。腐女子がBL本を漁る意味で「ホモ狩り」という言葉を使ってツイートをしまくってることなど、どう思うんですか?

有害な男らしさと言いますが、統計を見ると、過去の昭和の男たちが主役であった時代に遡るほど、男性の自殺率は減少し、男女の自殺率の格差も縮小してました。この統計を無視して男らしさが有害と言っても、男らしさが今より社会に濃厚にあった時代のほうが、男性は自殺で死んでませんよ。これは、統計の真実。

単純に、男らしさだけで考えると、男らしさを充足できたほうが男性は自殺しない傾向にあるという結果になりますね。もちろん、自殺の原因は色々とありますが、そちらに合わせて、有害な男らしさというなら、それの反証があるということです。

「セックスする前に男子に知っておいてほしいこと」と言っても、恋愛強者は3割というし、思春期に女子と恋愛まで行く男子が少数派。恋愛まで行く男子が少ないのに、男子が恋愛して彼女とセックスするに決まってると思ってる恋愛至上主義が間違いで、大半の男子には関係ない。

インセルについては、欧米のカップル文化が元にあります。日本には欧米のようなカップル文化はなく、そのカップル文化に基づく恋愛圧力もないので、欧米のインセルの考えをそのまま日本に当てはめるのは乱暴な考えです。

ちなみに、フェミニズムの先進国としてよくあげられるスウェーデンについて。
2019年4月11日のロイター配信の「焦点:揺らぐスウェーデンの平等社会、富裕層減税で格差拡大へ」の記事には、「世界の富裕層に関するクレディ・スイスの調査によると、スウェーデンの最富裕層1%が自国に占める富の割合は、米国のそれよりも大きい。「経済的な貴族社会が復興しているようなものだ」と、スウェーデン労働組合連合のチーフエコノミスト、オラ・ペターソン氏は言う」などと書かれています。

女性議員の数を増やして、その女性議員も政治決定をしてきたスウェーデンがしてきたことは、所得再分配の機能がある相続税の廃止や、富裕層減税などの格差拡大なのです。女性議員が増えるに従って格差が広がるスウェーデンの現実を見るべきです。結局、スウェーデンを見ても、今までの女性政策は生まれながらに恵まれた白人女性にさらに権利を与えるもので、女女格差が広がり、格差拡大に繋がってきました。

コメントの人↓が「BL含め女性向けアダルトコンテンツは「双方の合意の上、幸せな関係を目指す」内容のものがほぼほぼ全部」と言ってますが、それを決めるのは読者の女性ではなく、ゲイの当事者です。ゲイの当事者の意見を無視したBLは、電子書籍を含めて多くあります。実際に、栗本薫が『グインサーガ』で、当事者から抗議されてますね。同意も何もない性表現の件で。こういう男向けコンテンツは暴力表現だらけだけど、女向けコンテンツはそうではないと現実を無視した女性がこの本を高評価してるんでしょうね。
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