2020年11月14日(土曜日)
どんな結果でもいいじゃありませんか。
クヨクヨしなければ必ずいいことがやって来ます。
この“いいこと”というのはね、特別なことではありません。
穏やかで、平凡で、取り立てて大きな問題もなく健康なら、それで充分なのです。
2020年11月14日(土曜日)
京都の神社仏閣巡りで楽しみなのが、門前の茶店に立ち寄ることでしょう。
しかし、なんですよ。
そこで供されるお菓子には深い意味があるのをご存知でしたか?
神社仏閣の門前には祭神ゆかりの名物があります。
参詣後、茶店で一息つき、一服することは庶民の楽しみでもあります。
境内に於いて供物をいただくことは、厄除け、健康祈願、神威に触れることに通じていました。
今宮神社のあぶり餅は、平安時代に疫病が流行り、今宮神社の参詣後神前に供えた餅を食べると疫病に罹らないと言われていたのがこのあぶり餅です。
あぶり餅は、一口ずつ食べられるように串に刺してある、みたらしのようなお餅です。
今宮神社に行かれたら、あぶり餅を召し上がってみてください。
下鴨神社の御手洗団子の“御手洗”という字を見て、直ぐにみたらし団子を思い浮かべた人がどれだけおられるのでしょうか。
御手洗(みたらし)とは下鴨神社苑より湧き出る御手洗川の水泡を形とったものなのです。
5つの団子の意味は人間の五体を表しているのです。
どうでしょう。
今度みたらし団子を召し上がる時、「五体を守ってください」と言ってから召し上がると、健康になる気がしませんか。
上御霊神社の唐板は、吉備真備が唐から持ち帰ったと伝えられている、厄除けのお煎餅なのです。863年の御霊会の際には神餅菓子でもありました。
あなたも唐板を召し上がって厄除けでもなさってみられては如何でしょうか。