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演劇・ミュージカル
ミュージカル『王家の紋章』製作発表会見レポート
2016/05/22
ミュージカルナンバー2曲、世界初披露!
連載40年、累計発行部数4000万部という少女漫画の金字塔『王家の紋章』がついにミュージカル化され、今年の8月に帝国劇場で世界初演を迎えます。
先日行われた製作発表会見には、原作者の細川智栄子さんと芙~みんさん、脚本・作詞・演出の荻田浩一さん、主演の浦井健治さん、宮澤佐江さん、新妻聖子さん、宮野真守さん、平方元基さん、伊礼彼方さん、濱田めぐみさん、山口祐一郎さんが登場。
まずは、7000人以上の応募者から選ばれた一般オーディエンス約230人も見守る中、シルヴェスター・リーヴァイさん作曲、荻田浩一さん作詞のミュージカルナンバー2曲が初披露されました。
1曲目は浦井さんと新妻さんによる「Where I Belong」。反発しあっていたキャロルとメンフィスがひかれ合うようになり、自分自身の気持ちに気づくというナンバーです。
2曲目は浦井さん、宮澤さん、宮野さん、平方さん、濱田さんによる「Unrequited Love」。
それぞれの思いが交差するナンバーで、美しいハーモニーにオーディエンスもうっとり。
リーヴァイさんらしいメロディアスでドラマチックな楽曲で、大きな拍手が会場を包み、オーディエンスの期待が高まる中、会見がスタートしました。
原作者の細川智栄子さんと芙~みんさんのご挨拶からでしたが、マイクが不調でとまどっているところにすかさず山口さんと伊礼さんがフォロー! 無事にご挨拶となりました。
「愛と思いやり、優しい心そして勇気を作品に込めて皆様に届けたいと思って生涯をかけて描いてきた『王家の紋章』も連載40年になりました。この度、たくさんの方のお力添えで東宝ミュージカルとなり帝国劇場で上演されることがとてもうれしく思っています。私たちもこれからみなさんが作られるミュージカルの世界を楽しみにしております」
これまで、アニメ化などさまざまなオファーがあったけれども一度も首を縦に振らず、誠心誠意、大切に連載を続けてきたという『王家の紋章』。「4巻までならどうかと言われまして、妹とも相談してそれなら…とお受けいたしました」と細川智栄子さん。「キャストの方もこうしてみると本当にステキでドキドキします」と芙~みんさん。お二人にとってもミュージカル化は大きな挑戦だったようです。
脚本・作詞・演出の荻田浩一さん
「細川先生、芙~みん先生が大切に生み、育ててきた『王家の紋章』を初めて舞台化する、奇跡のような瞬間に携わらせていただけたこと、本当にうれしく思っております。8月の帝劇を少女漫画のような甘い夢でいっぱいにしたいと思っております。先生方のような純真無垢な乙女心を会場の皆さまにも抱いていただけると思っております」。
ミュージカル『王家の紋章』
原作:細川智栄子 あんど芙~みん『王家の紋章』(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
脚本・作詞・演出:荻田浩一
作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
出演:浦井健治、新妻聖子、宮野真守、伊礼彼方、濱田めぐみ、山口祐一郎 ほか
◆公演日程:2016年8月5日(金)~8月27日(土)
会場:帝国劇場
料金:S席 13,500円、A席 9,000円、B席 4,000円
※未就学児入場不可
※公演の詳細は『王家の紋章』公式HPへ
※画像およびテキストの転載を禁止します。
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